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TCR2改造計画(1)TCR2のフレーム重量

2011-03-17 09:56:46 | ロードバイク

 これまでTCR2改造試案をいくつか提示していますが、問題はTCR2をどのレベルにまで引き上げるのかということとその対費用効果だと思っています。資金を厭わなければフレーム以外の全てのパーツを交換することも可能です。流石にフレームまで交換してしまうとTCR2とは言えなくなってしまいますから、TCRのALLUX SLフレームをベースに案を練ることになります。Tcr_sl2_b2
 この春発売されるTCR SLモデルに採用されたALLUX SLのSUPER LIGHT WEIGHT ALUMINIUM FRAMEの重量は1100gとカーボンフレームにも遜色のない軽さを実現しています。TCR SL2なら、CANNONDALEのCAAD10シリーズのようにあくまでもアルミに拘って、ホイールとコンポーネントをDURA ACEにまでグレードアップするというのもひとつの方法だと思います。
 そこで、まずはTCR2のフレーム重量から考えてみることにしましょう。例えばTCR COMPOSITEとTCR1との比較ではコンポとホイールが全く同じで700g程度の差、一方TCR COMPOSITE SEとの比較ではフレームが同じで600gの差、TCR COMPOSITE SEとTCR SL2との比較ではホイールが同じで300gの差となります。SRAMのAPEXとSIMANOの105と重量差は127gですから、残りは173g。これがが全てフレーム重量差ということはありませんので、大半はハンドルやシートポスト等のパーツの重量差で、フレームの重量差はおそらく50g前後だと思います。TCR COMPOSIEのフレームは重量的にADVANCEDのフレームと同等かむしろ化粧カーボンの省略でやや軽くなっているのではと見ています。おそらくTCR SLはハンドルやシートポストにカーボンを使用していると思われるので、フレーム以外のパーツで200g程度の軽量化を計っているはずです。以上のことからTCRのALLUX SLのフレーム重量はおおよそ1300g程度と推測しています。つまりSUPER LIGHT WEIGHT ALUMINIUM FRAMEとは200g程度の重量差があることになります。COMPOSITEやADVANCEDのカーボンフレームと比較すれば250g程度の重量というハンデを初めから背負っていることになる訳です。
Tcr_advanced2_2011  ホイールやコンポーネントをFULL DURA ACEにし、ハンドルやシートポストなどのパーツをカーボンにすれば、重量的にはおそらくTCR ADVANCED2(7.4kg)程度にはなると思います。実際にDURA ACEを搭載したCAAD10 1は7.2kgですから、フレームの重量差が最後迄残ることになります。
 重量面で考えればTCR2をCADD10 1程度にまでグレードアップすることは可能ですが、問題は費用です。コンポーネントをFULL DURA ACEにするだけで約20万円、ホイールをWH-7900-C24-CLに換えるのにさらに約10万円、ハンドルやシートポストを軽量カーボンパーツに交換するのにさらに約5万円と考えると、これだけでCADD10 1が換えてしまいます。勿論、CADD10 1はFULL DURA ACEではありません。クランクはFSA SL-K Light Carbon、ホイールはWH-RS80-24-CLを使用しています。それでもTCR2の購入価格を含めると5万円以上割高になってしまいます。これはTCR ADVANCED2どころかADVANCED SL2が買えてしまう金額なのです。Caad10_1duraace_bla
 確かに究極はDURA ACE化なのかもしれませんが、レース志向のないホビーライダーということを考えれば、せいぜいULTEGRA化が妥当な選択だと思います。FULL ULTEGRA化ならば先にも書いたようにサドルを含めても15万円程度の費用で済むのですから。できればCOMPOSITE SEも購入し、2台体勢でコンポやホイールの入れ替えなどができれば楽しいだろうなぁなどと考えているところです。
 COMPOSITEのフレームにULTEGRAのコンポとホイールを組み合わせたり、TCRのALLUX SLのフレームにSRAMのAPEXとA-CLASSのホイールを履かせたりできれば、楽しみは倍どころか3倍にも4倍にも膨らむことでしょう。特にTCRのALLUX SLのフレームにSRAMのAPEXという組み合わせはとても魅力的に思えます。また、TCR COMPOSITEのULTEGRAモデルというのも是非試してみたい組み合わせです。これならいくら自転車バカの私でも、おそらく5年は退屈しないはずです。TCR2のFULL ULTEGRA化とTCR COMPOSITE SEの購入で総額45万円程度の費用になりますが、これは初めからTCR ADVANCED SL2を購入したと思えばある程度納得ができるのではないでしょうか?その5年間で60万円程度(年に12万円程度)の自転車預金をし、究極のDURA ACEかSRAM RED搭載のバイクを手に入れたいと考えています。自転車に100万円とは法外だと思われるかもしれませんが、そこそこの車を新車で買う半分程度の費用ですし、車と違って税金や燃料費がかかるわけではありません。何よりも自然に優しい乗り物だということが一番でしょう。巨大地震の影響で電力や燃料不足が深刻になっている今こそ、自転車の良さを再認識する時ではないでしょうか?

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