過去にはロードバイクの軽量化に大金を投じてきました。例えばTCR2 105をCADD10のフレームにULTEGRAを組み込んで、無い知恵を振り絞っておよそ2kgの軽量化に要した費用が25万円強。ここからさらに1kg軽くする為には、おそらくホイールやハンドル等のパーツ交換で数十万の出費は覚悟しなければならないことが分かりました。ロードバイクの軽量化にはかくも莫大な費用が必要なのです。
確かに車重が13kgのAL-700Xから10kgを切るTCR2へ乗り換えた時に、ロードバイクの軽さは走りに大きく影響することは十分に理解できました。特に苦手な坂もある程度登れるようになったことは大きな収穫だと思っています。CAAD10はTCR2より2kg程度の軽量化が見込めたで、坂は確かに少し楽にはなりました。
ただ、今にして思えばクロスバイクからロードバイクへ乗り換えれば、そもそも空気抵抗が重量以上にものをいうので、走りが軽くなったのは重量のせいではなくハンドルがフラットからドロップに変わったことが大きかったのだと分かっています。登りに関しては軽いロードバイクのおかげです。
いくらバイクを軽くしても、それに乗るライダーの体重が重たければ、せっかくの軽量化の意味が薄れてしまうことも徐々に分かり始めます。ロードバイクに乗り始めた当時の私の体重はMAXの76kgを記録したこともありました。週2回のジム通いをしていても、年々基礎代謝量が減少している影響か、週2回2時間程度のトレーニングでは、なかなか体重を絞ることが難しくなっていたのです。
そこで、ダイエット用のサプリメントを購入し、飲み始めました。基礎代謝量を保持する為に「α-リポ酸」を、燃焼パワーを補う為に「L-カルニチン」を、そして脂肪を増やさない対策として「フォースコリー」を朝晩、指定量の半分から2/3程度を目安に飲み続けました。
飲み始めは体重の増加には歯止めがかかりましたが、なかなか体重減には至らない状況が続いていました。1ヶ月後辺りから徐々に体重が減り始め、3ヶ月ほどでジムの運動前の計量で72.2kgまで体重を絞ることができました。ジムでは毎回体重測定の記録を取っているのですが、この体重は前年の8月末の結果と同じでした。2012年ですから57歳の時のことです。
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