7月2日(木曜日)の放課後、教職員校内研修の一環として、
生徒が食物アレルギー及びアナフィラキシーを発症した場合
に備えて、「エピペン講習会」を実施しました。
講師は、学校医の林武彦先生に務めていただきました。
「エピペン」とは、血圧の低下や意識障害などアナフィラキシー
があらわれたときに使用し、医師の治療を受けるまでの間、
症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助
治療剤(アドレナリン自己注射薬)のことです。
本来本人もしくは保護者が使用する目的で作られたものですが、
アナフィラキシーの進行は一般的に急速であり、本人が
使用できない場合、アナフィラキシーの救命の現場に居合わせた
教職員が、本人に代わって注射することが求められるのです。
講習会では、DVD教材を視聴しながら、「エピペン」の使い方を
中心に講習を行いました。もしものときに、落ち着いて素早い
対処ができるよう、正しい知識を持とうと、本校教職員は真剣な
表情で講習に臨んでいました。