この夏休みに3日間に分けて、市内各所で行った本校メカトロ部
の「ロボット教室」は大好評でした。
ロボットの世界大会が加賀市スポーツセンターで2015年11月に
開催されます。これは、日本初のことです。これに向けて加賀市
教育委員会と加賀市商工振興課がコンピュータとロボットを準備しました。
この機材を使って、本校メカトロ部の生徒が小学生専用のテキストを作って、
ロボットの楽しさを伝えるこの「ロボット教室」を開いたのです。
小学生が挑戦できる世界大会in加賀の競技は、「ラインフォロイング」
「ジャスティング」と「アメイジング」です。この中で、
「ラインフォロイング」と「ジャスティング」は、自動でラインに沿って
走ること(ライントレース)が求められています。ライントレースロボット
(マイコンカー)では、大聖寺実業高校は、石川県トップの技術力を
持っていて、得意分野のひとつです。そこでこの出前授業では、ラインに
沿って走るロボットのプログラム作りに挑戦しました。
ロボット教室に集まってくれた児童は延べ50人。2時間半の挑戦でしたが
全員がライントレースのプログラムを完成することができました。
中には飛び入りの幼稚園児や低学年の児童もいましたが、完成することが
できました。驚きです。電子系の工業高校や大学に行って初めて学習する
内容を子供たちはやってのけたのです。
未来の科学者誕生の予感を感じました。優秀な参加者・献身的なサポートを
してくださった関係者に感謝いたします。今度は、世界大会で会いましょう。