皆さん、「電磁誘導」ってご存知ですか?「独学の天才」と呼ばれ、
困難を乗り越え、科学を一般庶民へと誘ったマイケル・ファラデー
(英・1791-1867年)が、長年の実験により発見した「コイルに
棒磁石を出入りさせることで電流が生じる」という原理のことです。
2月17日(水曜日)4限目、電子機械科21Hの生徒たちは、「物理基礎」の
時間に実験装置を使って、「電磁誘導」の謎について学習しました。
授業担当は、大ベテランのN先生。実験を行いながら、「右ねじの法則を学び、
電流による磁界について理解を進める」授業が行われました。
生徒は実験しながら、「何で?」と気付いたことを、N先生に次々と質問します。
「電磁誘導のしくみを、磁石を取り付けた振り子と、銅・アルミ・ステンレスなどの
金属板の関係からも確かめることができます」
「IH調理器は、電磁誘導の原理を利用して電流を流し、発熱させる代表例です」
など、とってもわかりやすい説明に、生徒の理解は深まります。あっという間の1時間。
生徒たちの心には、科学する楽しさが一杯蓄積されたことでしょう!!