2月19日(金曜日)、朝8時すぎの出来事です。
「クラスの生徒が登校しなくなって、少し時間があるので、私もやります!!」
と、3年担任の女性教員が学校前の道路路側帯の雪すかしを始めました。
除雪車が積み上げた固い雪の塊は20cm以上あります。同僚に「無理すんなよ!!」
と声を掛けられながら、実高生の登校を手助けされる保護者の車が少しでも停車
しやすいようにと、せっせと頑張ります。すると、「あれ!?」
なんと、雪の中から、かわいい白のケース付きのケータイが出て
きました。「きっと、もう使えないでしょうね!?」と言いながら、女性教員は、
生徒指導係に手渡しました。
朝礼の後です。「先生、ありがとうございました!!」と1年女生徒の大きな声。
そうです。彼女は雪の中から救出されたケータイの持ち主だったのです。
17日(水曜日)、ドカ雪で学校前の道路が大混乱した朝、彼女は車から
慌てて降りようとして、うっかりケータイを雪の中に落としたようです。
「ちゃんと通信できます!!本当にありがとうございました!!」と
3日ぶりにケータイを手にしてうれしそう。
3年担任の女性教員の雪すかしが、すごいお手柄を立てました!!