12坪の猫のくに

12坪で暮らす3匹の激動なる日常を(?)それとなく完全密着型で(できるか?!)書いていきます。たまに飼い主日常アリです 

わさび君をお空に届けて

2024年05月22日 20時26分58秒 | みかんとわさびの生活


わさびは、性格がまっすぐな子で飼い主が言うのもなんですが、
ホント、可愛い子でした。
表情も豊かで、歳の割には写真うつりが良かったです。

毎日一緒にいていると終わりがくるのを忘れてしまいます。
その日その日、その子にとって大事な日なのに、
ただただニンゲンは普通の日常で流されていってしまって、
本当に愛情たっぷりで接することができていたのか?と考えてしまったりします。

長い闘病ではなかったのは、きっとわさび君の飼い主への思いやりでしょうか?
もっと苦労かけても良かったのにね。
症状が出てからが早すぎた。
飼い主は覚悟もなにもできてないです。

こういうことがあると、
ニンゲンの日常に流されずに猫さんとの生活を大事にしないといけないと、
再度確認することができます。
それは、わさび君にお礼を言わないと。



あとになってからあれこれと、
わさびの体調不良が徐々に進行していったのだろうと、
推察できることがあります。

まず、食事の量が減った。
それをもうひとりの飼い主に話したら、
「寝てばかりいるからおなかが空かないんだろ。」と言われ、
そうなのかな?と思ってしまったこと。

また、食事の量が減ったのが一番わかりやすかったのは、
出すものの量も減ったこと。
それも、寝ているほうがよくてあまり食べに行ってないからな、
と思ってしまったこと。
今まで食べることが好きな子なのに、
それをお歳で寝ていたいだけと思ってしまったこと。

あとは、いつも顔を近づけると大音量で、
ゴロゴロと言ってくれる音が小さくなっていたこと。
それも、眠くて面倒なのかな?
ごめんね、起こして~と飼い主が勘違いしていたことだと思います。

思い起こせばいろいろと後悔が出てくるのは、
猫さんが亡くなった時に感じること。
それは、毎回同じなのになんて学習能力のない飼い主なんだろ?

どうしても、お歳の子だと寝ること優先で安心してしまっていたのが、
もっと初期のころに発見できた病気なのかもしれないと思うと悔いが残ります。

それと、わさびは動物病院が大っ嫌いな子で、
病院へ行くと豹変して、台の上で「シャーシャー。」と言って、
ニンゲンのことを噛みつこうとするくらい、温厚なわさびとは、
まったく違った面を見せていたので、動物病院の先生も、
極力わさび君は病院へ来ないで済む方向で指導してくれていました。

それが今回は仇になりました。
少し食が細くなった?と思ったときに病院へ連れて行けば、
見つかった病気なのかもしれない。

いや、ごめん。
たぶん、近所の動物病院の先生の対応じゃ見つからないね。
そこの先生は、わさび君がかなり怖い子だと知っているので、
あまり触診をしてくれない先生たちだったわ。

だから、多少わさび君が体調が悪くても、
飼い主からの話で病気を判断するんだった。
だとしたら、今回の病気は見つからなかったね。
採血だけはしてくれたかもしれないけれど、
レントゲンやきちんとした聴診はしてくれなかったと思います。
だとしたら、今回の肺の病気だとしたら見つけられなかったね。

そういういろいろな要因が重なって、
わさび君は最悪のパターンへ進んでいってしまったのだと思います。
反省する点がたくさんあります。

初回で血液検査をしたところ、
肝臓腎臓ともに完璧によろしく、
ただ炎症数値だけが高くて、先生もなぜだかわからない状態でした。
その時、聴診をしてもらうとかレントゲンを撮ってもらっていたら~と
後悔してます。

みかんちゃんも、わさび同様、病院が大嫌いです。
先月だったか、シッコの調子が悪くて病院へ連れて行ったけれど、
持って行った尿検査と採血で、お薬を出してもらったけれど、
その日からみかんちゃんは、シッコがもれてしまう状態になり、
ケージ暮らしを2日間してました。
原因はわかりませんが、先生いわく、
「病院へ来たストレスが大きいかもしれないです。」と言われました。

今通っている動物病院の先生たちは(お二人とも女性)で、
猫さんのことをとってもかわいがっています。
病院には、ケガなど傷が大きな行き場のない猫さんを飼っていたりします。

親身ではあることは間違いないし、
自宅から近いので私の車の運転でも連れていける範囲なので、
ここに引っ越してからずっとお世話になっています。
設備がレントゲンと尿検査と簡易的な血液検査、
それとレーザーというくらいのものだけなので、
ちょっと検査的には物足りないところはあります。

良心的なお値段であることも間違いないので、
それだけの設備投資は難しいのだと思います。
そこで手に負えない病気に対しては、今回わさび君やもんち君のように
小動物医療センターを紹介されるわけです。

小動物医療センターは完全に医師の紹介がないとかかれない病院なので、
診察台に乗るだけで、はい1万円というところです。
その分、検査設備はめちゃめちゃいいです。

もんち君がまた6月にそちらでの再々検査があります。
ペット保険に入っていると少々お支払いは楽になります。



わさび君がお空へ行った場所はこちらです。
東京の府中市にある慈恵院です。

最後に行ったのがくーにんの火葬の時でしたが、
火葬場が新しく建て替えられていてとてもきれいでした。

家族葬というものを選んでいます。
家族立ち合いができて、ほぼニンゲンの火葬と同じ手順です。

ここは仕事も丁寧なので、我が家からは遠いのですが、
リピーターとなっています。

火男さんが、わさび君の骨を見てほめてました。
「骨が丈夫だったんでしょうね、とてもきれいです。
顔の骨の鼻の部分はこわれやすいのですが、
まったく壊れずにこんなにきれいですよ。」
と、
わさび君の頭蓋骨を手で持って見せてくれました。

あ、飼い主たち、骨は見慣れているので、
直視できるタイプの人です。

そうしたら、わさび君の前の2本の牙がしっかりとついてました。
キリっとした歯がです。
それを見て、感動してしまったですよ。

他の骨もきれいに整列されていて、
もちろん、のどぼとけも、めちゃめちゃきれいでした。
しっぽの一番先の骨まで、きれいにならんでいて、
これを見たとき、
「わさび君は、まだ死ぬべき猫さんじゃなかったんだろうな~。」と
思いました。
ふがいない飼い主で、ごめんよーと後悔ばかりです。

お坊さんでの読経が火葬する前と、
火葬して骨上げをした後と2回ありました。

骨上げをした後のお坊さんが言ってました。
「17年生きたのは、大往生ですね。
とても幸せでしたね。」と。

そして、「泣くのは今日1日にして、
明日からは前に向かって過ごしてください。
それが、わさび君が望むことですよ。」と言われました。
そうなんだろうけど、無理だなぁと心の中でつぶやいたのです。

小さい骨壺に入って、わさび君と自宅へついてから、
我が家の他のお空の猫さまたちがいる棚の上に、
わさび君も置いてあげました。
まあ、我が家はホントすごい猫数のお猫さまたちがいることと、
再度、見たりしてました。

今回のことで、とにかく多少のこととはいえ、
体調が悪い兆しが見えたら、しっかりと検査をするのが大事と
実感しました。
お猫さまが病院嫌いであってもできることをしてあげたほうが、
そのあと何かあった時の後悔よりはマシだと思います。

酸素室をレンタルするのも、
もうひとりの飼い主は、
「そこまで必要じゃないんじゃないか?。」という態度だったのですが、
動物病院の先生と私で、
「苦しそうですよね~。」と言って背中を押しました。

もし、酸素室をレンタルしないでもっと早く呼吸が苦しくなり、
わさび君が亡くなっていたら、
もう一人の飼い主を恨んでいたかもしれません。
恨まなくて済んだのは良かったことかしらね?

男性は、どうも病気に対して軽視するところがあるかな?って思うのは、
わたしだけでしょうか?

では、長々と失礼しました。
気持ちの整理がつかないと、こうやって文章を書くしかないかなと思います。
おつきあいありがとうございました。

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わさびが亡くなりました

2024年05月21日 20時07分10秒 | みかんとわさびの生活


頑張ってくれていたのですが、本日5/21の午後6時頃、息を引き取りました。
この写真は亡くなる2時間くらい前の写真です。
ほぼ、本にゃん、意識がなくニンゲンで言えば、
危篤な状態だったと思います。

明日、大きな病院の予約が取れていたのですが、
間に合いませんでした。

実際、肺の病気だとはわかっているものの病名はわかりません。
呼吸が苦しく、動けなくなったのがほんの何日か前で、
早い進行だったと思います。

近所の動物病院の先生も診断をつけられず、
レントゲンを見ても、
「肺炎のような違うような、水が溜まっているわけでもなさそうな、
わからなくて~。」と悩んでいました。

大きな病院で検査をすれば治療方針が決まって、
その後内科的治療で良くなって、
また元気な姿になると思ってました。

看病らしいものも1週間程度だったので、
あまり苦労らしいものはなく、
ご飯が強制給餌だったことくらいでしょうか?

今日と昨日くらいは、寝たままでシッコをすることがあり、
ちょっと心配になっていましたが、
亡くなるという想定はありませんでした。

なので、飼い主かなりショックです。

明日、お寺に火葬に行ってきます。
くーにんやおれっちと同じ場所での火葬です。
火葬は調布にある慈恵院というところで行います。

姉弟のみかんちゃんは、わさびが亡くなったことに、
あまり関心を持たない感じというか、
わざと知らん顔をしているような気がします。

17歳と約2か月間の命でしたが、
まだまだ本当は生きられていたのじゃないかと思うと悲しいです。

わさびの分もみかんちゃんには、
くーにんのように長生きをしてほしいと思っています。

わさびが亡くなって一番淋しがっている猫は、
もんちのようです。
いつもいつも、わさびにくっついて寝ていて、
「兄貴~、兄貴~。」と慕っていましたから。

だんだんと冷たくなっていくわさびの体をなでながら、
「まだ生き返る?どう?どう?。」って思いながら、
ずっとさすったりしてました。
わたしも、めちゃめちゃ悲しいです。


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わさびのレンタル酸素室

2024年05月19日 20時32分22秒 | みかんとわさびの生活


わさび君の肺の症状が、点滴と利尿剤と炎症抗生剤でも改善しません。
呼吸も苦しそうだし、食事も強制給餌で少々食べてくれる程度です。

動物病院の先生も、かなり心配してくれて、

「酸素室、レンタルしたほうがいいかもしれないね。」という話でしたので、
その日のうちに、レンタル申し込みをして、
その会社に引き取りに行きました。

ケージの大きさは、小さいほうから2番目の「中」のサイズを選択。
小さいサイズだとトイレを入れることが無理なので、
中のサイズを選んだ次第です。

最初は、かなり戸惑っていたわさびですが、
2時間くらい経つと入れた猫ベッドの上で、
うつらうつらしていました。

酸素室から出たくて、力がないくせに透明のケージに頭突きしてました。
でも、体力が続かなくてあきらめたようです。

他の猫たちは、「なんだ、なんだ!。」と興味深々ですが、
一番、好奇心が多いもんち君は、酸素室の上に乗っかっていたりします。
度胸があるよね~。

わさびが大きな病院の予約が取れましたが、
それは、22日(水曜日)午前11時半です。
先生は、「それまで大丈夫かしら?。」というくらいわさび君は重症です。

みんなで応援しているから、わさび、頑張れ!
もうちょっとご飯食べてくれると安心なんだけどね。

ちなみに、レンタル料はかなりお高いです(^^;)
まあ、お高いといえどもわさびが楽になってくれて、
体調が戻ってくれたら、それでよし!ということで、
納得して、飼い主は酸素室をレンタルした次第です。

でもね、飼い主はお仕事はお休みできないのよ。
とくに、月曜日は絶対に無理なんだよね。
土日がお休みだから、本の出荷がたまっているから、
絶対にお休みできない。

水曜日のわさびの通院は、しっかり有休を使ってお休みもらう予定です。
わさびは、親孝行なはずだから、
きっと、飼い主の気持ちをくんで元気になってくれると思ってます


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2024年初のブログ記事  になります(^^;)

2024年05月18日 21時10分16秒 | 猫たちの生活

みかんとわさびが、ひなたぼっこしています。



この場所は、お猫さまたちのお気に入りの場所になっていて、
場所取りが激しいところです。

ただ、若い“まる”やみけこさんは、もっと高いキャットタワーの上や、
出窓のほうの日向に行きます。
まあ、もんちも、出窓を好む子ですね。

お歳を召したみかんとわさびは、
この場所のほうが、低めで乗り降りしやすいようです。

みかんとわさびも、17歳になりまして、
ある意味、すっかりシニア猫さんの生活を送っています。

足腰に不安がある年頃ですね。

とくに、わさびは、足と腰に痛みがでていたこともあり、
アンチノール+のサプリと血液サラサラサプリと肝臓のお薬を、
毎朝、きちんと飲んでます。

みかんは、先月あたりに体調を崩したので、
検査に行ったら、腎臓の値が少々悪くなりだしていたので、
プロネフラという液体サプリを朝晩飲んでいます。

お歳になりますと、いろいろと飼い主のサポートも必要になりますね。
それは覚悟の上なので、飼い主も頑張ってます。

飼い主は、現在もお仕事続けております。
自分でいうのもなんですが、同じ職場で珍しく長く勤務が続いてます。

周りの人たちが辞めていってしまって、
その分負担が増えたりと大変な面はあるのですが、
本の仕事とパソコン作業が自分の性に合っているのでしょうかね?

本は、運んだりするのが重たくてそれはかなりつらいのですが、
その作業だけは、顔を真っ赤にしながら
汗水たらしてまぢで仕事してます。

お猫さまたちのおやつを買うためのお金だったり、
一応、外でお仕事してますので、
自分のスキンケアや会社で働くための服を購入したりと、
そういうことにお給料は使ってますよ。
5にゃんいますと、その金額も馬鹿にはならないですわ。

しかも、”まる”とみけこさんは、よーーーく食べるからね。



みけこさんは、昨年体調を崩したことがありましたが、
そのあとは、健康そのもので、
ご飯もがっつり、元気もバリバリで、「シャーシャー!。」も相変わらずです
家庭内野良を突っ走ってます。
たまにお昼寝しているみけこさんのおでこを触れたりすると、
おみくじの大吉を引いたような気分になります

その分、”まる”が、めちゃめちゃ甘えん坊男子になりまして、
体をぐにゃぐにゃにしてすり寄ってきます。
おやつのおねだりは率先して先発隊として、
キッチンにやってきてわたしの足にすりすりとまとわりついてます。

もんち君は、春ころからまた血尿というか、
尿に血球が混入していて、大きな病院へ通って、
精密検査を受けました。

ただ、結果的には異常らしい異常が見られずに、
経過観察を2か月後の2回目が今度の6月にあります。
それで、採尿結果と超音波に異常がなければ、
あとは近所の動物病院で、たまに貧血の検査をするだけで済みそうです。

もんち君は、その大きな病院で超音波の検査をやるたびに、
おなかの毛をそるので、スースーになってます。
特に、黒猫さんなので、おなかをそるとめっちゃ目立ちます。
本にゃんもスースーするのかしらね?(笑)

さて、わさび君が5月になってから、めちゃめちゃ体調を崩しました。
最初は、関節が痛くてしかめっ面をしているのかな?って
思いましたが、食欲がまったくない。
(たぶん、猫飼いさんならわかる猫の体調が悪い時のしかめっ面状態)

近所の動物病院で、まず血液検査をしましたら、
腎臓肝臓ともに良好、しかーーーし、
炎症数値がめちゃめちゃ高い!!

ということで関節かな?って先生は考えたのですが、
飼い主はたぶん違うかな~って感じました。

ご飯はまったくといっていいほど食べずに、
シッコだけは1日2回行ってます。
動き回ることはいっさいなく、ずっと猫ベッドからでません。
寝返りをする程度の動きのみ…

1日目の治療は、
補液とステロイドの注射と抗生剤の注射と、
レーザーを足腰に5分あててくれました。

次の日も来てくださいと先生から言われて、
わさびの観察をいつもよりも念入りにしてみたその日。

気づいたことは、呼吸が苦しそうな感じがすること。
他の子と比べても、胸の膨らむ感じが変なことと、
呼吸が早い気がしたのね。

それと、わさびは、ニンゲンが顔をくっつけると、
大音量で「ゴロゴロ。」と言う子なのですが、
それも一切なく、音がしない。

それを2日目の診察の時に先生に話すと、
くわしく聴診をしてその後、レントゲンを撮ってくれました。

そこで異常を発見。
肺のあたりのレントゲンが白い。
肺炎のように真っ白ではないけれど、白い。
そして、見えるはずの心臓のシルエットがしっかりと見えない。
あるはずのない場所に白い影が見える。

ということで、わさび君も、大きな病院送りになりました。
そちらの病院からの診察予約の指示待ちの状態です。

で、また、明日も近所の病院でできるだけの治療をします。
食事は、強制給餌で、A/Dを水でシリンジで吸えるくらいに溶かして、
それをお口にちゅ~~と入れてティッシュで汚れを取ります。

そのA/Dもたくさんは食べられないので、だいたい4~5時間置きで、
大匙1杯くらいを水で薄めてあげてますから、
本来の必要なカロリーはとれていません。

でもね。
このところ食べられていなかったから、それでも、
本にゃん、ちょっと食べられてホッとするのか、
少し落ち着くようなそぶりを見せてくれます。
なので、これも飼い主がんばってやりますよーーー!ファイト!

大きな病院の予約が取れるまでは、
キチンとした病名もわからないので、
できることを手探りでやっていくしかないのです。

あまり悲観しないでわさびが元気になることを考えて、
生活していきまーーす

最後にわたしの多肉愛




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