2泊3日で検査入院してきました。
その前に、室内の多肉棚の紹介です。
育成ライトとつけて、扇風機で風を送っています。
今は、暖かい日になったので閑古鳥が鳴いている棚ですが、
調子を崩した多肉などを、いわゆる緊急手術した多肉などを置いています。
では、検査入院の話をしましょう。
大学病院での検査入院の話です。
恒例の大腸内視鏡になりますが、
わたしは、とにかく下剤が効かない。
普通なら外来で朝に行って下剤を飲みだし、
遅くても午後には帰れるのが通常らしいのですが、
わたしは、今までの経験上、夕方5時~6時になっても、
大腸がきれいになることはなく、
最終的に恥ずかしいですが、浣腸されることがありました。
なので、ここしばらくは、検査入院という形で大腸内視鏡をやります。
そして、その際は緊張がひどいので鎮静剤を軽く投与される感じでした。
今回もそんな感じだろうな~と思って入院したのですが、
今まで担当してくれていたドクターが辞めてしまっていて、
ちょいと若い感じのドクターが、入院での担当になりました。
しかも、気が短い
いわゆる、せっかちさん。
話もあまりにも端的なうえ、
自分が話すだけ話したら速攻で病室からいなくなるタイプ。
それでも、その短い時間でわたしは何度も、
「下剤が効かないタイプなので、だいたい夕方5時とか6時までかかります。」
と念押しをしておきました。
前日の夜から液体の下剤と粒の下剤3錠を処方されましたが、
おなかはぐるぐるするけれど、まったく催す気配はなし。
消灯9時を過ぎても、暗い部屋の中、もくもくと下剤を飲むわたし。
消灯の20分前あたりに、薬剤を持ってこられても飲みきれないさ
なんだかわびしいよね。
しかし、液体の下剤は、途中でギブアップ。
もう、寝ましたよ。
朝になっても、おなかがぐるぐると鳴るばかり。
それで、また朝から再び下剤を飲みましたよ。
おなかがガブガブで胃のあたりから、ぷっくり膨れてしまったですよ。
胃からげっぷも出てきて、それがその下剤特有の酸っぱい感じのもので、
まあ、気分の悪いこと。
それでも、頑張って頑張って下剤を飲み切っても、出るもの出ません
そしたら、ちょうどお昼ごろ、看護師さんが、
「先生から内視鏡室に、何度も呼び出しがあったけれど、
まだ、状態が良くないのでと言っておきましたよ。」と言われました。
何度もってどういうことさ。
そう簡単にわたしの腸はきれいにならないって言っていたのに、
午前中から何度も呼び出しってなにさ。
で、看護師さんからもう一発
「先生が、下剤飲み切ってもまだなら、水でもなんでもいいから、
飲んで飲んで、歩き回って。」という指示があったそうで、
もうね、水ぶくれ状態になりつつ、病棟の廊下をぺたぺた歩く悲惨なわたし、
想像してください。
んでもって、
それでも、ちっとも下剤の効果がなくて、歩き疲れていたら、
看護師さんが、
「あの~~~~。そろそろ点滴を入れてもいいですかぁ。」と言ってきました。
なんか、こちらの準備が整っていないのに、
次から次と尻を叩かれている感じ。
点滴かぁああ。
入れてみなさい
と腕を出すと、案の定、右腕・左腕と見まわして、
ぐるっと腕の裏側やら手の甲まで叩かれて、
「ううう~ん、細い。」
「曲がってる。」
といろいろと看護師さんに言われて、
左腕の手首とひじの間の手の甲寄り3/4のあたりに針を刺されました。
が、失敗
そして、次にターゲットになったのがなんと手首!
しかも手の甲側なので、手のひら・甲ともに曲げられない。
「痛いですー。トイレに行ってもパジャマが、
針が痛くて上げられないです。」
と看護師さんに言ったのですが、
「もうここしか刺せません。勘弁してください。」
と言われました。
そこまで言われたら、数時間だから我慢するしかないですよね。
そして、点滴を刺し終えてちょっとの時間だけ経ったら、
また、看護師さんがやってきて、
「また、先生に呼ばれました。
もう、そのままでいいから来てだって。」と言われました。
看護師さんもこっそと、「ほんとせっかちだよね。」って言ってました。
わたしもそんな先生は初めてで、
夕方にデートでもあるのかって思ったりしました。
だって、まだ午後2時半ですよ。
でもですよ、腸がキレイになっていないのに、
ちゃんと腸の中、見えるの?って思いました。
洗浄しながらやってくれるのかな?
どうかな?
なんてドキドキしながら内視鏡室へ。
内視鏡室の3番の部屋に案内されたけれど、
その若いドクターは、PCを眺めたままで、
こちらを見もしないし、挨拶ひとつもしないのさ
なのでこちらから、
「よろしくお願いしまーす。まだきれいになっていないのですけど。」
と言ったら、
「大丈夫です。」とひとことちょっと振り返りながら答えただけだよ。
ほんと感じ悪い。
この先生は二度とヤダとこの時点で思ったよ。
で、かたいベッドに左向きで横になってと、
内視鏡室の看護師さんに言われてそうしたら、
そのまま点滴の手元から、鎮静剤を注入されたわけ。
それが、その量がまあびっくり。
量というよりも、そこに2本シリンジから入れたら、
そのまま、わたしの意識はなくなりました。
おいおい、鎮静じゃなくて、麻酔じゃん
と、目が覚めてから思いましたよ。
過去の先生は、軽い鎮静だったので、
一緒に画面を見ながら、今、腸のこの辺を通っていて、
「ちょっとおなか、押しますよ~。」とか、
「ここにポリープありますね~。」とか、
解説つきでやってくれたのに、
わたしの意識自体がないので、それもなし!
でもねーーーー。
たった一度だけはっきりと記憶があるのです
途中で、めっちゃ痛くてね、
声を出して
「痛い、痛い、いたーーーーい。」って叫んだのですよ。
そうしたらさー、先生の声も聞こえてきて、
「じゃあ、もう、いいや。」って言ったの。
信じられねーー
次にわたしの意識が戻ったのは、病室のベッドだったんだけど、
すっかり夜になっていたわけ。
わたしは、そこまで完全に眠らされていたのよね。
なんか、本当にちゃんと検査したの?
画像、ちゃんと見えてるの?
途中で、痛がるから検査できなくてやめたんじゃないの?
それをごまかすために、わたしのこと完全に寝かせたの?
検査結果、違う人の画像でごまかしたりしない?
とか、もう、めっちゃ疑っちゃって・・・
ベッドに戻ってきたとき、検査用パンツも脱がされて、
自分が持っていった下着に変えられていたし、
エレベーターにも乗せられたはずだけど、そこの記憶はまったくなし。
なんかね、こわいなあって思ったのよね。
そこまで完全に鎮静するなら、家族付き添いじゃないの?
以前のガンの手術の時とかと似てるんだよね。
ストンと麻酔で落ちる感じとか、
何も覚えていなくて病室に戻っている感じとか。
検査が終わって目が覚めてから、トイレに何度か行きましたよ。
もちろん、下剤出てきました。
おいおい
やっぱり腸の中、キレイになってないじゃん!
これでよく内視鏡できたよな~って思って、ますます疑心暗鬼になりました。
鎮静を使ったから入院でも仕方ないんだけど、
そんな午後2時半に呼ばれるのなら、外来でもできるじゃんって思ったわ。
とにかく、もう、その先生は嫌だと思った。
退院当日、朝にその先生が顔を見せました。
たぶん、たったの2分弱程度。
「大腸の一番奥まで見れました。
小腸はみれませんでした。
生検もやってあるので、それは次の外来の先生の時に聞いてください。」
と、
たったそれだけ言って病室から消えていったわ。
ああ、今回は特にひどい目にあった。
外来の先生にチクっておこうと思いました。
お猫様は、2日間、いい子でお留守番していてくれたようです。
家に帰ってきて、やっぱり我が家が一番と思った次第です。
お付き合いありがとうございます。
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