糖質制限に熱心に取り組んでいる医師のブログを読んでいる。なるべく、インスリン注射をせずに、食事療法で治療するという。
偉い。なぜ偉いかと言うと、そんなことをしたら、医師の儲けが減るからだ。在宅自己注射指導管理料750点ですよ。「朝昼夕3単位打っとけ」そう適当に言ってるだけで7500円儲かる。
あの金目当てに、糖尿病の知識が全然ないくせに、「俺は糖尿病専門医だ」などと言う奴が出てくる。だから、糖質制限派の医師は、がつがつ金儲けばかり考えてないんだろう。
血圧が高い患者が来たという。24時間記録する機器を装着させたら、180に達するのは一時的だということで、降圧治療はやらなかったという。え?一時的にしろ、180にまでなるのは、血圧がかなり高い人だ。だったら、薬を使って下げるのは、いつも180以上の人のみか?
私は、もっと低くから使っていいものと思う。130や140で薬を使えというのは、金もうけ主義だが、160くらいになれば、薬を使ってでも下げる方がいいと思う。
まあ、その医師が金儲けばかり考えてる医師でないことは確かだ。だが、次の質問をして、げっそりした。
「人工透析になる患者もいますか?」と聞いたら、なんと「年平均2人程度」だという。多い!多すぎる。そこは確かに糖尿病患者が多いようだ。だが、それにしても悪化してる患者が多い。
なるべく、インスリンを使わないのはいいが、HbA1c7%未満が出来てるか? 血圧にしても、糖尿病患者は130や140で薬を使わなければならない。薬漬けを批判するのはいいが、必要であれば、薬を使えよ。
「うちに来てもらったら、インスリンやめられます」などと言って患者を集めているが、患者の病状が悪化しても知らん顔、ではいかんだろう!。