久慈を後にし、次の目的地に行く前に、ちょっと寄り道というか、別の目的地に行きます。
このシリーズの序章にも書きましたが、今回の旅は、「被災地訪問」としては最後になるかもしれません。ということで、来年以降、いつこの地に来るかも、今の時点では白紙の状況です。そのため、見おさめておきたい場所、景色が結構あったのです。
東北訪問シリーズで、以前にもこの辺に来たときご紹介したことがあるのですが、柳田国男が全国的に有名にした「清光館跡地」や、周辺の浜辺、見晴らしの大変いい駅、そのほか、旅先で見つけた、素朴な自然の景色など。。。
一度行ったら、間違いなく気にいるような場所がたくさんあります。清光館跡地のある、洋野町に入りました。
シンボルの「ダイちゃん」
正面の、森の間にもう海です。
町なかの、大変雲がきれいに見える丘から。
電線が少なくて、高い建物もそう多くないので、空が広くて本当に素敵です。
跡地に行く前に、海にも立ち寄りました。
ここは、「種市」という駅です。
わかります?「汽車」なんですよ。電車じゃないんです。いいなあ(∩´∀`)∩ワーイ
そして、「清光館跡地」。
次に私がここへ来るのは、いつになるだろう。
震災があってよかったなんて絶対思えないし、今でも思いだせば心が痛むけれど。
でも、あの時からの活動の延長として、それまでだったら絶対行かなかったような地域にも足を運び、知らなかった土地を知り、出会わずにいたであろう人と出会い。
あの地震は、私の中でいま、違う意味を持ち始めていることを、感じています。