成人式の思い出

2025年01月17日 | ブログ

 皆様こんにちは。1月も半ばを過ぎ、気持ちも落ち着いてきた次第です。

 1月といえば、お正月の後は「成人式」がありましたね。私の仕事と切っても切れないイベントです。

 

 お客様の記念になる日の仕事はとてもやりがいがあります。毎回張り切ってやらせていただく反面、ほろ苦い思い出もあるものでして。

 今回はそんなことのひとつを書いてみます。

 毎年成人式の仕事は緊張を伴うものです。特に新人の頃は先輩の手伝いがメインとなり、それはそれで気が抜けません。私が新人の頃にお世話になったお店は、成人式の日は朝4時半ごろからお客様が来店し、まだ暗い中お店だけ煌々と明かりがついて、時ならぬ活気にあふれていました。

当時の私の役割はお客様の受付、会計、セットのご用意(ブローで髪をまっすぐにし、カーラーで巻き髪にする)・・・などでした。

前夜に打ち合わせをし、先輩や先生から「明日は頼むぞ、寝坊するなよ」と、何度も念を押され、自分でも「ハイ!頑張ります!」

 

なんて。

 

答えて帰った朝に限って、寝坊するんですよね~。

 

しかも、最初のお客様がご来店する時間に、ハッと目が覚める(^_^;)

しまった~!!と思ってももう遅い。電話するしかありません。

「すいません、これから行きます」

 

「何やってんだおまえは~!!!」

 

そりゃ怒りますよね。

 

一見、アシスタントはあまり関係なく思われそうでいて、実は一番重要なポジションなんです。いかに担当者たちの仕事を円滑に回すかだけを考えて動くアシスタントは、さしずめバレーボールのセッター、野球のキャッチャーのようなものかもしれません。

店内を忙しく動いて何でもこなす、縁の下の力持ちなんですよ実は。

 

それが来ないんじゃねえ・・・(^_^;)

店内は殺気立ってますからね。やっと到着しても誰にも声をかけてもらえず。今にして思うと先輩方は怒ってただけでなく、途中から来た人間を入れられるタイミングじゃなかったんだと今はわかります。

 

ほんと、申し訳ないことでした。

 

翌年以降は前夜から泊まり込みです(笑)。

 

そういったことがあって、それから数年は成人式には苦手意識のようなものが貼りつき精神的に苦労したわたしです。

 

そのお店を離れた後も、たまに遊びに行くとそれを言われ、気まずい思いをしたことも今は懐かしく思い出します。

 

およそ38年前のお話。

 

いやホント、すいませんでした。

 

次回はまた別のエピソードをば。

 

 

 

 

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