大槌を出て、次の目的地に向かう前に、毎年訪れていた「旧・大槌町役場」に行きました。
被災から二年後くらいはこういった感じでした。
少しずつ、復興整備がなされ
そして今年の春、解体されて公園になりました。
ここが・・・
今はこうなっています。
旧役場ごしに見えていた建物が写っているので、変化が分かると思います。
当時のままの、鎮魂のお堂がポツンと残っていました。
時の流れを感じます。
私としても、毎年ここに来るのを目的の一つとしていただけに、複雑な思いです。
個人的には「見て、さわることのできる遺構」というのも大切では・・・と思うものの、住人の方々が多数決で決めたこと。結果をとやかく言うことはできません。
残念とか寂しいとかいうことでなく、ただただ、時の流れを感じざるを得ません。
さいごに、建造中の、本当に大きな防潮堤の向こうに「ひょうたん島」を眺めつつ。
また、毎年立ち寄っていた「復興商店街」も、もうほとんどお店は無く、詳しくはわかりませんが、それぞれ新しい暮らしが始まっているのでしょう。
2013年から毎年訪れている大槌町です。
震災から10年のときまで通うつもりでいますが、それとは別に、もうここはただ「被災地」というのにとどまらない、新しい街として再生しつつあることを、強く感じます。
その意味では、私の中でも充分「見届けた」という思いがあります。
来年は、旅の行程も含めて、考えを改めつつの、訪問になると思います。
また来ます。大槌。。
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