昔々のコミックですが、知っている人は知っているでしょうか。
鴨川つばめの、マカロニほうれん荘というタイトルです。
70年代後半、少年チャンピオン連載で、作者は当時まだ20代前半。
好みはあるでしょうが、見てください、この絵。 私は、かなり上手いと思います。
当時この人、アシスタントも使わず、作品を一人で仕上げていたのだとか。内容も、改めていま見ても、面白い。
面白さの後ろに滲み出てくる、作者の紙一重の狂気。 天才としかいえない独特の世界です。笑いながら読んでいるうちに、ちょっと背筋が寒くなるような、こういう作者は、もう出ないでしょうね。とにかく、強烈なインパクトでした。
しかし、いま読むと、描画がかなりヤバい(笑)
少年誌の連載で、この表現…いいの? と思う部分満載です。ある意味、いい時代だったのでしょう。
時折、古本屋に行っては、見つけて買いあさるのが趣味になってしまいました。でも、見つかるのは一年に一回~二回くらいですね。
ネットで買えば買えるのかもしれないけど、これはコツコツ自分の足で探したいモノですね。
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