5月31日(日)
花開く百合へしとどに雨の降る
日曜日だからといってとくになにもすることはない。気がついたら朝からずっと雨が降っていた。突如そうだあれ、こっちへ移植しようと合羽とシャベルを手に庭に下りる。折角だから咲いてきたオニユリを我が家の庭に移植しようじゃありませんか。死んだ隣りのバアサンの忘れ形見だ。降り続いていた雨で造作なくズボッとシャベルは掘り起こし移植する。隣はバアサンが死んでまだ空き家だし夏草が育ち始めている。
移植作業はあっという間に終える。
目出度し目出度し。
東風吹かば匂い起こせよ梅の花主なきとて春な忘れそ
夏、でんな。
バアサン死ぬ間際には耳は遠くなりだんだんと宇宙人みたいに変貌していた。カドバヤシさんだったけれど名前はなんだったんだろう。よく花の苗を頂いた。
バアサン死んだら終わりだよ生きてるうちが花なのさ。
折角買ったのだから慣れない事にはと集音器を一日耳に付けていた。今日ののど自慢はどうなるのかと点けてみればなんやらアニメのキャラクターが歌うのだそうな。バカバカしくて切る。電気代の無駄。大島まで飛んで島の娘達にうたってもらったらどうなんだ。もうちょっと創意と工夫をこらして貰いたい。
アサヒカメラの応募画像を封に入れる。明日出さねばまだ間に合うべえ。買っても当たらないけれど出さなきゃ入らない。出来ている画像を見繕って250グラム以内にする。
厨房メモ。
110円というお値段は随分お安いお値段だと煮付けた蕗は繊維ばかりで喰えたものじゃなかった。
参ったね。
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