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「中合清水屋店」撤退に思う☆

2011年01月09日 09時02分41秒 | 地域の話題
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

1月8日の午前中は、束の間の晴れ間がのぞきましたが、夕方頃からは再び雪がパラついて来ました。


漬物の梨屋亀ヶ崎工場前の様子



今回の雪では、積雪が少なかったこともあり除雪車が出動しなかったため、雪で轍が出来た道路は非常に走りづらく、荷物をつけての運転は大変でした。

気温も、最高気温で3.9℃と思ったほど上がってくれませんでした。

山形県酒田市では、1月6日に発表になった「中合清水屋店」撤退で、激震が走っています。


撤退が決まった「中合清水屋店」



「中合清水屋店」は、1950年に「清水屋デパート」としてオープン以来、山形県酒田市の中心街「中町」の顔として営業を続けて来ました。

「清水屋デパート」が現在の場所に移ったのは1978年で、1976年の酒田大火の復興で完成した「マリーン5」のキーテナントとして入店しました。

それまでは、現在雑居ビルとなっているパイレーツビルが「清水屋デパート」でした。

「中合清水屋店」となったのは、1994年に福島に本社のある「中合」との合併によるもので、今回の撤退は、「中合」が「清水屋」から手を引くという形です。

「マリーン5」は、テナントビルで、「中合清水屋店」の他にも多くのテナントが入居しています。

大型店撤退後の再生では、県内でも、山形市七日町の旧山形松坂屋の後を引き継いだ「ナナビーンズ」や、鶴岡市駅前の旧ダイエー鶴岡店の後を引き継いだ「エスモール」などの例があります。

大型店に頼りっきりの運営をあらためて、より市民に親しまれるテナントビルに生まれ変わるチャンスでもあると思います。

ピンチをチャンスに変えて、より良い酒田の中心街「中町」を構築していくことを望みます。



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