秋鮭が不漁の予想です☆

おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋　齋藤真です。

８月２８日（木）の山形県酒田市は、明け方まで雨が降っておりましたが、現在は曇りです。

気温も２０度前後で肌寒く感じます。

これからの天気は曇りのち雨、それでも日中は２７度くらいまで気温が上がる予報です。

東日本大震災より３年半が経過しようとしております。

そんな中、岩手県水産技術センターがまとめた鮭の回帰予想によると、昨年度を大きく下回る可能性があるとのことです。

回帰する鮭の９割以上が３～５歳の鮭で、その６割前後を占めるのが４歳の鮭になります。

東日本大震災が起こった年に放流された稚魚が、今年４歳魚となるのです。

すでに、昨年からその兆候がみられ、昨年回帰した３歳魚は、過去５年平均の１／３だったそうです。

岩手県では、東日本大震災によりふ化場の多くが罹災、鮭の放流前にふ化場ごと流されてしまったため、予測が付かないというのが本当のことのようです。

昨年、今年と鮭の稚魚の放流量は順調に伸びてきてはいるのですが、今年回帰する鮭が極端に少ないと、漁獲量はもちろんですが、来春に放流する鮭の稚魚が少なくなるという懸念も出ているのです。

つまり、今年単年度ではなく、先々にまで影響が出る可能性があるということなのです。

しかし、これはあくまで現時点の予想です。

昨年度も当初は不漁が予想されていたのですが、結果は前年度を上回る漁獲量でした。

この予想を払拭するような漁獲量になってもらいたいと思っております。



漬物王国 山形 漬物の梨屋ホームページ