たとえそのときが美しいといっても
ヒューマンな
ドキュメントが
なぜかわからぬまま
メンタルなしじまを犯し
浮遊する時は
想像的夢見(ゆめみ)としか
言いあらわせない
シーンである
脳内の神経と神経が
極度にからみ合い
なおそのうえに
更にくっつきあい
こんがらがるのだが
そのままにして
かすみのように
なびかせると
こころをつく美しいものが
現実のことのように
遡上する
そして そして 衝撃的に
水のようにとけるのだ
たとえそのときが美しいといっても
ヒューマンな
ドキュメントが
なぜかわからぬまま
メンタルなしじまを犯し
浮遊する時は
想像的夢見(ゆめみ)としか
言いあらわせない
シーンである
脳内の神経と神経が
極度にからみ合い
なおそのうえに
更にくっつきあい
こんがらがるのだが
そのままにして
かすみのように
なびかせると
こころをつく美しいものが
現実のことのように
遡上する
そして そして 衝撃的に
水のようにとけるのだ
その日
その日は
青い空が
海のような色をして
波のような色をして
雲がいったりして
さまざまなかたちを
絵にかいてくれる
絵はしばらくすると
みたこともないかたちを
つくりはじめる
ひつじだというと
うまだろうといい
うしだよといい
だちょうのむれだともいう
それぞれの眼には
それぞれの思惑がある
大きな意見が
風にのってきたら
みんなあざやかに
けしていった
それぞれの思惑は
けされずに
脳裏にすみついて
はばたくのだが
もう眼にはみえないものになってしまった
なにか
羽音がするのは
そういうときにちがいない