いちにち
晴れから曇りになるように
気分はいつもおちつかぬ
お部屋のなかでテレビみて
テレビをけしてお部屋をでて
キッチンにいってコップをもち
ミルクをいれてのみほして
のどがひんやりなっちゃった
コップを洗って棚に置き
それからそれからとお部屋にもどり
またテレビをつけてなにかをみて
そのまま白紙に絵をかいて
なにかわからぬ絵になって
もういちまいの白紙には
なにを描こうかまよってる
そのうちほんとに曇ってきて
雨がふってきそうになり
絵の事忘れて窓のそと
ちらちらとみてふるのかな
ふったら買いものめんどうだ
今のうちに買いものを
とおもうだけですわりこみ
パソコンで字をかいて
あたまをつかっているうちに
ああお昼ご飯はまだだった
いそいでレンジで冷凍の
ピラフをとかして
インスタントのポタージュを
あいてに昼ごはん
そうこうしているうちに
日がくれはじめてうす暗い
街並ながめて
日が暮れて
今日も残りが少なくて
殆ど今日は終了で
お部屋にごろんとよこになる
天井みあげてみたけれど
そこにはなにもあらわれぬ
それからどうしたかわからぬが
すっかり闇夜がいばってる
「ウン、あるあるそういう日がある」と、共感します。
私はそいう日の自分を動物園のシロクマみたいだと思ってます。最後の4行にきて、クスリッと笑ってしまいました。