Echidna's Diary♪ エキドナの日記

エキドナの幸せ♪結婚生活

昨夜から面会まで

2008-09-30 | おとうと
昨日、ホントに突然、弟の容体が思わしくなくなり、
朝から病院へ行き、夜12時に自宅に帰って来た。

そこからダンナ君に説明。そしてシャワー。
となると、お布団に入ったのは、1時過ぎ。
髪も乾いていない状態で横になった。
ダンナ君と他愛ない話をしながら。
2人とも寝れず、結局寝たのは2時前だったんじゃないかなぁ。

そして、夜中に目が覚めて時計を見ると、3時半。

あれっ?さっき寝たばっかりやん。

全然寝れなくなり、テレビをつけた。
真っ暗で少し怖いっていうのもあったけど…。

それでもテレビは最初からそっちのけやけど、
全然寝られへん。

結局、お布団から出て、起きた。
パソコンで色々調べてた。
脳幹のことや、ほか色々。

そして、5時半ごろになって、少し眠たくなったので、
もう一度横になった。
目覚ましは6時20分になる。
寝起きがしんどいかなぁと思ったら、しんどくなくって、
逆にスッキリして目覚めた。

今日は、ダンナ君はどうしても外せない仕事で、
決まってる面会時間外でもコールをしてもらえば、
会っていただけます、との事なので、
夕方、ダンナ君と病院で待ち合わせする事に。

でも、それは夕方からの話。

早朝、ダンナ君を送り出してから、
家で独りぼっちになった。
考えてしまうのは弟の事ばっかり。
いろんな事を思い出して、涙がすぐに溢れてくる。

だから、他の事で気を紛らわして、せっせと動いたりしてた。
でも、やっぱりそんなのはすぐにネタが切れてしまい、
結局、実家へ行くことにした。

実家へ行けば、父母も祖母もおばもいてるし、
気分も落ち着くし、色々話しもできるし。

そして、3時からの面会に間に合うように、父母おばと4人で
お昼過ぎ、病院へ向かった。

いとこのお姉ちゃん親子も四国から病院へ直接向かってるとの事で、
病院で合流。
そして、いとこのお兄ちゃんも。
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私の弟

2008-09-30 | おとうと

昨日、9月29日、朝6時の看護師さんの巡回時、
人工心臓のポンプの中を見る際、
弟の応答が鈍かったらしい。

おかしいという事で、すぐに脳外科の先生を呼び、
CTを撮った。

脳外科の先生の判断で、緊急手術が始まった。
先生から親に連絡が入ったのは、朝7時半ごろ。

病院に来てから手術の了承は遅いから、
電話で了承をして下さい、と。

その電話の後、すぐに母から私のところへTELがあった。

手術は8時半から準備で、後から聞いたのは手術が始まったのは、
たぶん9時半から。

私も急いで病院へ向かい、着いたのは10時過ぎ。
父母は10分ぐらい前に着いてた。

弟は朝、CTを撮った結果、
小脳に多めの出血が見られる。
このままでは脳幹への圧迫、水がたまってしまう恐れがある。
今すぐに手術をすれば、出血を取り除き、
これ以上の圧迫とかを防げる可能性があるという事で、
緊急手術が行われたみたい。

脳幹は、多数の生命維持機能を含む場所。
小さいけれど、人間にとってものすごく大事なところ。
そこが圧迫されるとか、異常があった場合、
様々な障害が出てくる。

家族控室で3人で待つ。
10時半ごろだったかなぁ、循環器の先生の
弟の今の主治医と弟の最初の時期からお世話になっている、
循環器の先生で、とっても偉い人。
移植の時、テレビに映ってる先生。
そのお2人から、今の状況説明があった。

朝のCTを見て、上に書いた通りの可能性があるので、
脳外科の先生に手術をお願いしたと。
どうしても脳の事やから、慎重になるので、時間はかかると思う、と。

40分ぐらいの説明の後、また3人で待つ。
2時ぐらいだったんかなぁ。
看護師さんが来て、まだ少し時間がかかるみたいで、
食事出来そうでしたら、しておいて下さいね、とのこと。

それでも、父母はきちんとした食事はせず、
飲み物を買ってきたり、チョコレートは食べてた。

で、夕方4時頃、主治医が来て、まだ時間がかかると来てくれた。

そのあと、父母が席を外してる間、控室で電話が鳴り、
私たちだった。
まだ今は手術をしていますが、執刀中の先生より話が
ありますので、来て下さいと。。。

急いで父母を呼び、3人でカンファレン室へ。

それは5時半ごろだった。

執刀中の脳外科の先生、主治医、ボス先生、ほかの循環器の先生たち。

今の状況の説明があった。

小脳からの出血、脳幹、水頭の説明。
今は、小脳の出血を取り除いてるが、他の場所から出血があるため、
そっちをおさえると、今度は小脳から…
といったようなイタチごっこになっている。
非常に危ない状態。

どうにか助けてあげて下さい
一人息子なんです

とお願いし、再び手術室へ戻って行きはった。

そして、夜8時、手術が終わった。
脳外科の先生達3~4人、循環器のボス先生、主治医、
昨日までいたフロアの看護師長、
看護師兼移植コーディネーターの人など、
さっきの小さい部屋に入り、脳外科の先生から説明。

手術している別の場所、反対側から出血。
橋(きょう)という所で、とても脳の深いところらしく、
脳外科の先生でも手がつけられないところで、
これ以上は何も出来ない。

血液をサラサラにする薬は止めてるのに、出血。
手術前と手術後のCTを見ると、
もう全く別のもの。
同一人物のCTを見てるのじゃないみたいだった。
出血がひどかった。
小脳とは別の反対側からの出血も。。

循環器の方は、人工呼吸器、人工心臓を着けてる状態だから、
生きている状態(←こういう言い方ではなかったけど)。

どうしても先生に聞きたい事があった。
脳の事は、大変だということは重々承知してる。
でもでも、これだけは確認したかった。

『弟の意識はどこか行っちゃったんですか?
弟は戻ってこないんですか?』

ボス先生が
うん、と うなずく。

『弟は、手術するって分かってましたか?』

別の脳外科の先生
『移動する時に、頑張って目を開けようとしてるんだけど、
だんだん意識がなくなっている状態だった。
手術する前は、うんとかすかにうなずくぐらいだった。』

母は横でずっとうつむいたまま、椅子にもたれかかり、
泣いてる。

私も涙は出てきてたけど、弟の事を手術してくださった先生達、
全力を尽くしてくれたと思うので、
まだ少しの意識があるうちの弟と話をした先生達の話を
きちんと聞いておこうと思って、目を背けないようにした。

とても重い術後の説明は終わり、面会になった。

看護師さんが
『耳は最後まで聞こえるみたいだから、話しかけてあげて下さい』と。

弟がベッドにいた。
いつもみたいに眠ってるみたいだった。
麻酔が切れたら起きてきそうだった。
手ももちろん温かったし。

面会も終え、控室へ戻ると、祖母、おばが来ていた。
みんなも弟と面会した。

面会の時、母が子供の話をした時、弟の目にうっすら涙が出てたって。
このあと、祖母が面会に行った時、涙が流れて行ったって。

いとこ達も来てくれて。。。

弟と今までみたいに話しがでけへん。
おもしろいこと言い合ってたのに。
この間も五穀のロールケーキを買って行った時、
次、どのロールケーキにするか決めといてやって言ったばっかりやったのに、
今日なんて、また新しいCD持ってきたのに、
ホントのホントのホントの奇跡が起きて、
子供たちと話をしてほしい。

奇跡が起こる、絶対起こる、起こるに決まってる。
だって、これまでも奇跡を起こしてきたもん。
だから、これからも奇跡を起こすよ

コメント (2)
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