小沢氏続投「納得せず」66%、内閣支持率は微増…読売調査(読売新聞) - goo ニュース
内閣支持率が回復傾向にあるって話を受けて、週末カミさんと話して、少しだけ認識が改まった。 今さら何を言っとると言われそうな単純な図式ではあるが、どんなに「青臭い!」と言ったところで、小泉に郵政民営化是か非かの選挙を実施させて、それを受け入れた国民感情としては、民主党=クリーンでなければ、受け入れられない現実がある点に関して...である。
正直な話、議会制民主主義を掲げた国家にあって、為政者の我儘とも映る行為は、糾弾されて然るべきと感じていたのだが、少なくとも世論調査とやらに応じる人々にとっては、現実的な政治は自民任せで、理想論を掲げて闘う立場にあってこそ、民主党という野党の存在が肯定的に受け入れられるのだろう。
現時点では、ほとんどの民主党の国会議員にとって、こんな無責任なブログで論評風吹かしている立場なんぞ、問題でないほどに切迫した話であって、次の選挙の当落ラインは、そんな非現実的な話の延長線上にしか存在していないのだろう。
今までそんなことにも気付かなかったのか!?と言われそうだが、こちらが小沢に同情的な論調で語ろうものなら、離婚でも言い出しかねない強い嫌悪感を示すカミさんを見るまで、「何を馬鹿な...」と取り合っていなかったのだから、仕方がない。 前にも書いた通り、自身は、日和見的な判断力しか有していないとの自覚もあり、決して、小沢民主党支持を表明したものでもないのだが、安倍内閣が倒れてから先の自民のやり方に関しては、一貫して否定的だったことで、今回は小沢擁護とも受け取れる立場に回っていたのが実情ではある...。
とは言え、内閣支持率にしたところで、30%を切っている状況には変化ないのだから、論調としては、小沢を降ろせば民主党!とのご意見が、日本国民のボーダーラインと言ったところか...。 何とも釈然としない話だ...。
寝物語に少し「議会制民主主義とは?」なんぞという話について、実効性の面から考えてみた...。 当然、政治に関して、無頓着に生活していた者が、いきなり何らかの結論を得られるような話ではない。 思い出したことと言えば、遠い昔、今より更に無責任な学生なんぞをやっていた頃に、仕組みに関して教わった記憶はあるものの、当時の社会党やら共産党やらの存在意義など、紙の上の理屈にしても、何ら実効力を伴わない存在としか判断しようがなかったのだが、直接民主制でない以上、政権与党に何らかの妥協を強いる存在が、野党の野党たる所以であることを教わったことだろうか。 当時の実効性を紐解けば、何でも反対するのが野党の仕事だった訳だが...。 それからほぼ四半世紀を経て、政権交替が可能な枠組み!が、紆余曲折あったものの、ようやく実現しようとしている...。
確かに、政権交替できれば、何でもイイのか!?と言えば、それは否なのだろう。 だが、野党の存在意義を思い出したことで、現時点の自民党を、責任ある政権政党として支持するには、自身論拠が希薄だと、改めて強く感じるに至った。 何しろ、政権与党の動きとして不自然極まりない話だが、100年に一度の危機だから、与党の決めた通りに動くべき!として、野党の提案やらには、一向耳を貸さない姿勢が、顕著と見えるからだ。
日本に二院制が、確実に必要な政治体制なのかどうかは、正直よく分からない。 しかし、時期を違えて国政選挙を実施した点において考えれば、衆院参院の別なく、直近の選挙にこそ、民意が反映されていると見るべきと思う。(この点、郵政民営化反対だった自身の経緯もあったし、時間が経ったことで、郵政選挙を振り返れば、誰もが「熱から冷めた」状態だったと考えられる。) 結果、政権与党は、衆参の「ねじれ」を抱え込むに至ったのだから、制度上、衆院の優先が認められているとは言っても、参院決議に四半世紀前の野党の姿勢で臨む政権与党など、議会制民主主義を蔑にしているとしか考えられないと言い切れる。
振り返って、現在の状況を改めて考えてみたところで、結果としては、小沢一郎が抱えた問題と、麻生太郎が冒した功罪を秤にかけることでしか結論できない。 従って、日本の政治を、まともに機能しないよう立ち回る現首相の功罪に比べれば、旧来の自民政治を引きずっているように見えたとしても、それを改めると公言して憚りない民主党代表に軍配が上がる次第だが、既に、この理屈が、大局であるとは、誰も認めていないのだろうか? タイミングの問題だとすれば、検察の動きに乗じて延命を図った麻生内閣に対して、相応の嫌悪感が生じるのが道理と考えていたのだが...。
ほんの一年ほど前に、小沢一郎自身が判断した通り、民主党には政権担当能力など「ない」との疑念は、一向晴れていない。 ので、この程度の話に動揺して、党内の意見調整もままならないような政党に、政権が取って替わられるのも釈然としていない...。
が、気持ちとしては、政局を一切語らないと言いながら、政局しか見つめない首相に対しては、早いところ下野の道筋を示してあげるのが、せめてもの「優しさ」との考え方は、一つの選択肢として残ってもイイと思っている。 民主党には、彼に踊らされることなく、ガチンコの政策対決を挑むくらいの気概を、国民に見せつけて欲しいものである...。
内閣支持率が回復傾向にあるって話を受けて、週末カミさんと話して、少しだけ認識が改まった。 今さら何を言っとると言われそうな単純な図式ではあるが、どんなに「青臭い!」と言ったところで、小泉に郵政民営化是か非かの選挙を実施させて、それを受け入れた国民感情としては、民主党=クリーンでなければ、受け入れられない現実がある点に関して...である。
正直な話、議会制民主主義を掲げた国家にあって、為政者の我儘とも映る行為は、糾弾されて然るべきと感じていたのだが、少なくとも世論調査とやらに応じる人々にとっては、現実的な政治は自民任せで、理想論を掲げて闘う立場にあってこそ、民主党という野党の存在が肯定的に受け入れられるのだろう。
現時点では、ほとんどの民主党の国会議員にとって、こんな無責任なブログで論評風吹かしている立場なんぞ、問題でないほどに切迫した話であって、次の選挙の当落ラインは、そんな非現実的な話の延長線上にしか存在していないのだろう。
今までそんなことにも気付かなかったのか!?と言われそうだが、こちらが小沢に同情的な論調で語ろうものなら、離婚でも言い出しかねない強い嫌悪感を示すカミさんを見るまで、「何を馬鹿な...」と取り合っていなかったのだから、仕方がない。 前にも書いた通り、自身は、日和見的な判断力しか有していないとの自覚もあり、決して、小沢民主党支持を表明したものでもないのだが、安倍内閣が倒れてから先の自民のやり方に関しては、一貫して否定的だったことで、今回は小沢擁護とも受け取れる立場に回っていたのが実情ではある...。
とは言え、内閣支持率にしたところで、30%を切っている状況には変化ないのだから、論調としては、小沢を降ろせば民主党!とのご意見が、日本国民のボーダーラインと言ったところか...。 何とも釈然としない話だ...。
寝物語に少し「議会制民主主義とは?」なんぞという話について、実効性の面から考えてみた...。 当然、政治に関して、無頓着に生活していた者が、いきなり何らかの結論を得られるような話ではない。 思い出したことと言えば、遠い昔、今より更に無責任な学生なんぞをやっていた頃に、仕組みに関して教わった記憶はあるものの、当時の社会党やら共産党やらの存在意義など、紙の上の理屈にしても、何ら実効力を伴わない存在としか判断しようがなかったのだが、直接民主制でない以上、政権与党に何らかの妥協を強いる存在が、野党の野党たる所以であることを教わったことだろうか。 当時の実効性を紐解けば、何でも反対するのが野党の仕事だった訳だが...。 それからほぼ四半世紀を経て、政権交替が可能な枠組み!が、紆余曲折あったものの、ようやく実現しようとしている...。
確かに、政権交替できれば、何でもイイのか!?と言えば、それは否なのだろう。 だが、野党の存在意義を思い出したことで、現時点の自民党を、責任ある政権政党として支持するには、自身論拠が希薄だと、改めて強く感じるに至った。 何しろ、政権与党の動きとして不自然極まりない話だが、100年に一度の危機だから、与党の決めた通りに動くべき!として、野党の提案やらには、一向耳を貸さない姿勢が、顕著と見えるからだ。
日本に二院制が、確実に必要な政治体制なのかどうかは、正直よく分からない。 しかし、時期を違えて国政選挙を実施した点において考えれば、衆院参院の別なく、直近の選挙にこそ、民意が反映されていると見るべきと思う。(この点、郵政民営化反対だった自身の経緯もあったし、時間が経ったことで、郵政選挙を振り返れば、誰もが「熱から冷めた」状態だったと考えられる。) 結果、政権与党は、衆参の「ねじれ」を抱え込むに至ったのだから、制度上、衆院の優先が認められているとは言っても、参院決議に四半世紀前の野党の姿勢で臨む政権与党など、議会制民主主義を蔑にしているとしか考えられないと言い切れる。
振り返って、現在の状況を改めて考えてみたところで、結果としては、小沢一郎が抱えた問題と、麻生太郎が冒した功罪を秤にかけることでしか結論できない。 従って、日本の政治を、まともに機能しないよう立ち回る現首相の功罪に比べれば、旧来の自民政治を引きずっているように見えたとしても、それを改めると公言して憚りない民主党代表に軍配が上がる次第だが、既に、この理屈が、大局であるとは、誰も認めていないのだろうか? タイミングの問題だとすれば、検察の動きに乗じて延命を図った麻生内閣に対して、相応の嫌悪感が生じるのが道理と考えていたのだが...。
ほんの一年ほど前に、小沢一郎自身が判断した通り、民主党には政権担当能力など「ない」との疑念は、一向晴れていない。 ので、この程度の話に動揺して、党内の意見調整もままならないような政党に、政権が取って替わられるのも釈然としていない...。
が、気持ちとしては、政局を一切語らないと言いながら、政局しか見つめない首相に対しては、早いところ下野の道筋を示してあげるのが、せめてもの「優しさ」との考え方は、一つの選択肢として残ってもイイと思っている。 民主党には、彼に踊らされることなく、ガチンコの政策対決を挑むくらいの気概を、国民に見せつけて欲しいものである...。