キャラ違い！？

昨夜は　ミュージカル体験塾のお稽古に行ってました

昨日のプログラムは　演技とタップダンス。
実は　今　この演技の時間に　ちょっと　チャレンジしていることがあるんです

というのは　今は４月の公演の台本のお稽古ではなく　いわゆる基礎練習をやっていて、演技の時間は　７～８人で組になって　練習用の短い台本をやっているんですが、今回のしょーこの役は　お芝居中にほとんど言葉を発しない　「おとなしくて　何もしゃべらないことが個性」という人物なんです。
つまり　しょーことほぼ間逆の性格の人。

もちろん　自分で立候補しました。
というのは・・・
特に　このミュージカル体験塾のキャスティングでは　しょーこはたいてい　「声高に主張する役」　だったんです。
自分でも　歌でもセリフでも　どっちかというと　声を張って発声するほうだし　そういう分野を得意としてきました。

でも　そればっかりの一色ベタって　やってるほうも　おそらく見てるほうも　疲れるっていうか飽きるって言うかなんというか・・・
ちょっと　自分の中で　演じる役の幅を広げてみたいなぁって思ったんです。
だから　あえて　自分に全くない役を選んでみた　と。

先週　初めて演じたときは　うまく感覚がつかめず　チームのみんなにも　それから　演技指導の天城美枝先生にも　「しょーこみたいにアピールの強いキャラには　この役は合わない」と反対されました
でも　「やらせてください！！」ってその反対を押し切って、「そこまで言ってしまったからには・・・」と　１週間　ちょっと頑張って研究してみて　昨日のお稽古では　ほんの少し　自分の中で何かが掴めてきた感じです
（もちろん　まだまだ　なんですが、でも先週　反対したチームのメンバーにも　「今日のはよかったよ！！」って言ってもらえました　やったぁ）

もう１０年もやってるミュージカル体験塾だから　自分のなかでしっかり課題を設定していかなきゃ　なれあいみたいになっちゃう。
そういう意味では　すっごく中身の濃い勉強をさせていただいている気がします。

寡黙だけど　しっかり自分のなかで芯を持っている人。
それを　声を張らずに　静かにアピールする人。
これを自然に演じられるようになったら　ちょっと　いろんな意味で自分自身の幅も拡げられる気がします
なにより・・・
自分じゃない人になるって　楽しいですね



週１回　自分の人格のチャンネルを間逆に変える。
なんだかクセになりそうです