☆SnowcatsのFairy Tails☆

ダンス大好きの橋詰祥子と 3匹のふわふわしっぽの白猫王子、シルフィ、ダイヤ、ジークフリートの のんびり日記☆

1st anniversary

2012-07-02 21:45:08 | シルフィ&ダイヤ&ゆきお

あっという間に7月になっちゃいました。
今年も もう後半戦ですか・・・。
早いなぁ。
ぼ~っとしてたら いつの間にか来年になってそうです。

昨日の7月1日は 我が家にとっては ひとつのanniversaryでした

それは・・・

シルフィ王子がしょーこの子になってちょうど1年!!!

実は シルフィが我が家にやってくるまでには ちょっとしたドラマがあったんです。

シルフィと最初に出会ったのは しょーこが毎週金曜日にタップダンスのクラスに参加している新宿ティップネスに行く途中にある 清水園という小さなペットショップでした。

じょーじがお空に還って1年とちょっと
それ以来 動物が恋しくてペットショップやデパートのペットコーナーを見かけると覗いてみたり 吉祥寺の猫カフェに通ったりはしていたんですが じょーじの最期があまりに重たくて 家で次の動物を飼うなんていう気持ちにはとてもなれませんでした。
ちょっと寂しくて でも 何にも縛られることのない自由をちょっと楽しんで・・・
そんな感じかな。

それで ティップネスに行く前に その清水園もよく覗いていたんです。

そこに 6月の初め頃 真っ白な毛と青いお目々の小さな子猫がやってきました。

最初は かわいい子だなぁ くらいの感情で、でも ずっと顔を見ているうちに だんだん その子に特別な感情を抱くようになっていったんです。
(月齢の割にすっごく痩せてて小さかったので 愛情と同情が入り交じった気持ちでしたが・・・)
そして 金曜日だけじゃなくて 時間を見つけては新宿に立ち寄って 30分くらい 飽きもせず その白い子猫を眺めて という風になってきました。

その子も・・・
新宿の雑踏の中のペットショップの檻で ほかの子が走り回っている中 いつも何かに怯えたみたいに小さくなっていたんですが・・・・
しょっちゅうやってくるしょーこの顔をさすがに覚えてくれたのか 見つめていると にゃあ~って鳴いてくれるようになってきました。
でも その時はまだ 「飼いたい」というより 猫カフェに行くみたいな感覚で「会いに行きたい」って感じだったんです。

そしてそんな日がしばらく続いて・・・
ある日 そうやって子猫を見ていたら ふと しょーこの部屋の窓辺を走り回るその子の姿がくっきりと頭の中に浮かんだんです。
BGMはショパンの子犬のワルツでした。
そしてそのときにはっきりと この子と暮らしたいって思った。
よく 結婚する相手って「この人だ」って直感するって聞くけど まさにそんな感じでした。

真っ白だし 子犬のワルツが頭の中に流れてたから 子猫の名前はシルフィ。
(シルフィードっていう ショパンの曲を使った 白いコスチュームのバレエの演目があるんです。)
まだ 飼うって決まったわけでもないのに それも直感でその場で決まりました。


そして その日から 子猫迎え入れるために動き始めました。

 

でも・・・
そこから先はすっごく大変な道のりでした。

そもそも しょーこの住むマンションはペット禁止
それもかなり規則にはうるさいマンションなんです。

まずは 以前はマンションの役員もしていた大家のおばあちゃんを説得して味方に付けて・・・
それから 管理人さん、マンションの管理会社、それから役員会の理事長さん宛に 便箋3枚にわたる説得の手紙を書きました

そして 直接話もして・・・

活動すること1週間、マンションのエントランスですれ違った管理人さんに こんなことを言われました。
「ペットの件、日曜日の役員会議でOKを出せそうですよ

やったぁ

 

ところが・・・・



その「日曜日」を2日後に控えた金曜日でした。

しょーこは例のごとく 新宿のティップネスのクラスの前に 清水園で子猫ちゃんに会っていました
その日の清水園は いつになく見物人が多くて たまたま 一緒に猫を見ていた人と 「どの猫がかわいいと思うか」なんて話をしたりしていました。
その横で 家族の了解を得ずに20万円もする犬を衝動買いしちゃった(!!)おじさんが 電話で奥さんに事後報告をしていました

なんかちょっと・・・・
胸騒ぎがしたんです。
正式なOKはまだもらってないけど しょーこも見切りで買っちゃおうかしら!?
一瞬 そんな気持ちがしました。
でも やっぱりそれはできなくて 時間が来たらティップネスへと向かったんです。

そしてその帰り。
もう一回 「シルフィ」を見ていこうと思って 清水園に向かっていたら 大きな段ボール箱を抱えたおばさんとすれ違いました。
そして お店についたら・・・・・
なんと 白い子猫がいなくなってる

びっくりして お店のおじさんに聞いたら さっきのおばさんの抱えていた段ボールが 「シルフィ」だったんです
目の前で売れてしまった。

もう ものすごいショックで・・・・。
なんであの時 買っちゃわなかったんだろうって ものすごく後悔しました。
そして 夜 母に涙ながらにその「事件」を報告したら 「失恋ってそんなもんなんだよ」って言われました。


でも どうしても子猫が諦められなくて ややショックから立ち直った2日後から 「白い子猫」を探す 婚活ならぬ「猫活」を始めたんです。

第一希望は 吉祥寺の猫カフェでハマったノルウェージャンフォレストキャットという猫種の真っ白い子猫。
実家の知り合いの すっごく顔の広い猫のブリーダーさんに連絡をとって探してもらうと同時に インターネットでノルウェージャンのブリーダーさんを片っ端から調べては連絡を取って 「真っ白の子猫が産まれたら予約したい」とお願いしました。
(それが 半年後にダイヤを迎え入れることにつながっていくんです。)

それから・・・・
あちこちのペットショップを回って かわいい子猫がいないか探し回りました。
でも やっぱり 「シルフィ」のような子は見つけられなかった。
しかたなく ブリーダーさんから連絡をもらうまで 1年でも2年でも待つことにしたんです。


 

そしてそれから2週間後のまたまた金曜日。
「シルフィ」が売れてしまってから もうすっかり足が遠のいてしまった清水園に なぜかその日は行ってみたくなったんです。

そしたら・・・・
檻に 例の子猫が!!!

驚いて お店のおじさんに聞いたら なんと 「買われていった家の8歳の先住猫とどうしても折り合いが悪くて ごちゃごちゃ面倒くさいことを言ってきたから 返品してもらった」 とのこと。

え~!? そんなことってあるの?って さすがのしょーこも思いました。
でも もう あまりの展開に どうしていいかわからなくなって 判断もできなくなって その場で母に電話して 実際に見てもらって決めることにしました。
(その時の電話 しょーこがあまりにテンパってて 何言ってるのかよくわからなかった って 後で母に言われました

そして 子猫と対面した母の一言。
「これはきっと 何かのご縁だから 飼うことにしたら?」

それで シルフィは しょーこの家にやってくることになったんです。
(ちなみに 買うことが決まったら 檻から出して抱かせてもらえるんですが その「初抱っこ」はちゃっかり母に取られました!!)

それが 去年の7月1日

返品された子猫を再びお店に出したのがその当日だったらしいので もしその日が1日でもずれていたら、もしくはその日に清水園を覗いてみようと思わなかったら・・・・
考えれば考えるほど やっぱりこれは運命だったのかなって思わずにはいられません。


こうして シルフィとの暮らしが始まった訳です。

もちろん 大変なこともたくさんありますが・・・・(旅行も 朝寝坊も 夜遊びもできませんから) 
朝 目が覚めて 隣で寝ているシルフィの姿を見ると 本当に幸せだと思います
そう いつもゴロゴロいって擦り寄ってくるダイヤもね
この子達がいるから頑張れる。
家族ってやっぱり素敵だと思います

シルフィ、ダイヤ 本当にありがとう。
至らないママだけど これからも末永く よろしくね。