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新潟の旧家、蔵元の田乃内家に生まれようやく育った娘、烈。家族の愛と希望を一身にうけて成長していくが、小学校入学を前に、失明にいたる目の病を患っていることを知る。過酷な運命を背負う烈と祖母、父母、叔母たちが織りなす愛と悲しみの旅が始まった―。
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言わずと知れた、宮尾登美子先生の名作

宮尾登美子先生の作品は大好きで、もちろん全て読んでいるのですが、引っ越しを繰り返している間に手元にはほとんど残っておらず・・・
あの作品もこの作品も、もう一度読みたいなぁ・・・と感じていたところで、Book offの105円コーナーで発見

けっこうなボリュームがある上下巻ですが、二日間で一気に読んでしまいました

やっぱり何度読んでも面白い。素晴らしい作品です

最初に読んだ時は烈の人生ばかりを追いかけていましたが、改めて読み返してみると叔母の佐穂に感情移入してしまうのは・・・私も歳をとったということでしょうか(笑)。また、10年後、20年後にも改めて読んでみたい名作です。