以前より、ダイエットに効果のある食欲抑制剤としてご紹介していたリダクティル
詳細
リダクティルの有効成分「ジブトラミン」は日本では未認可のお薬ですが、アメリカのFDAで承認され、アメリカ、ヨーロッパ各国、インド、オーストラリアなどで認可・発売されています。以前より、副作用として血圧上昇や心拍数の増加があるとは言われていましたので、当院では必ず医師の診察を行い、高血圧などの持病のないことを確認し、副作用やリスクについても説明・同意を頂いた上で処方してきました。
しかし、2010年1月、ヨーロッパ医薬品庁(EMA)は、「ジブトラミンの副作用により心臓発作や脳梗塞のリスクが増加する」として、ジブトラミンを含む医薬品(リダクティル)の発売中止、回収を発表しました。
現在のところ、アメリカを含め他国では発売中止・回収の動きはないようです。
当院では、今まで通り
「日本では未認可であること」
「血圧、血管系の病気のリスクがあること」に加えて
「ヨーロッパでは発売中止されたこと」をご説明し、ご理解頂ける患者さまには処方を続ける方針ですが、今後のEMAのレポートや他国の動きによっては処方を中止するかもしれません。
なお、現在EMAのホームページでは「調査により、心臓発作などのリスクが高まることがわかったが、調査結果の詳しい解析はまだされていない」となっていますので、今後もっと詳しい情報がわかれば、またお知らせいたします。
カリスクリニック![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_wel.gif)
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リダクティルの有効成分「ジブトラミン」は日本では未認可のお薬ですが、アメリカのFDAで承認され、アメリカ、ヨーロッパ各国、インド、オーストラリアなどで認可・発売されています。以前より、副作用として血圧上昇や心拍数の増加があるとは言われていましたので、当院では必ず医師の診察を行い、高血圧などの持病のないことを確認し、副作用やリスクについても説明・同意を頂いた上で処方してきました。
しかし、2010年1月、ヨーロッパ医薬品庁(EMA)は、「ジブトラミンの副作用により心臓発作や脳梗塞のリスクが増加する」として、ジブトラミンを含む医薬品(リダクティル)の発売中止、回収を発表しました。
現在のところ、アメリカを含め他国では発売中止・回収の動きはないようです。
当院では、今まで通り
「日本では未認可であること」
「血圧、血管系の病気のリスクがあること」に加えて
「ヨーロッパでは発売中止されたこと」をご説明し、ご理解頂ける患者さまには処方を続ける方針ですが、今後のEMAのレポートや他国の動きによっては処方を中止するかもしれません。
なお、現在EMAのホームページでは「調査により、心臓発作などのリスクが高まることがわかったが、調査結果の詳しい解析はまだされていない」となっていますので、今後もっと詳しい情報がわかれば、またお知らせいたします。
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