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トルコ料理店でのアルバイトを終えて家に戻ると、部屋の中が空っぽになっていた。突然、同棲していた恋人に何もかもを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、主人公の倫子はさらに声をも失う。たったひとつ手元に残ったのは、祖母から譲り受けたぬか床だけ。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな小さな食堂を始める。一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂。次第に食堂は評判になるが――
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映画化で話題になってたなぁ・・・と、書店で平積みになっているのを手に取りました。
うーん・・・さらっと、読めます。あっと言う間に・・・
でも、あまり何も残らない・・・?というよりも「???」が残る作品。
アマゾンのレビューで、私と全く同じ感想の方が・・・
「江國香織さんのような空気感?と期待したけど・・・違った」