飛行機で福岡空港に到着し、
そこから電車で大宰府に向かっています。
大宰府と書いていますが、
これは九州の筑前国に設置された
軍事・外交を主任務とし、
九州地方の内政も担当した
地方行政機関のことをあらわすのですが、
ここではもちろん大宰府の
天満宮をそう呼ぶことにしています。
この天満宮、祭神は菅原道真です。
京から大宰府に流されて
ここでなくなった人ですが、
それ以来京では「道長の祟り」と
言われる凶事が続き、
そのため根源である大宰府の道長を
鎮めようとして作られた天満宮です。
到着した電車を降りると、
駅前は広く整備されていますね。
地図や
案内板が建てられています。
この地図によると、大宰府政庁跡を通って、
手前の駅まで歩くコースが
あるようですから、
あとで検討してみましょう。
そしてさらに駅前広場をみていたら、
こんな郵便ポストもありました。
うえには鳥のような置物が置かれた
石のポストですね。
どういう意味があるのでしょう。
大宰府ですから道真公の関係があるのかなあ。
調べてみたらわかりました。
ちゃんと道真公が絡んでいるんですね。
実はこの鳥は「鷽(うそ)」なんです。
昔、道真公が蜂に襲われたときに
飛んできて助けたんだそうです。
なので「鷽」はこの天満宮の神鳥なんだそうです。
中にはこんな像もあります。
口笛を吹くみたいに泣く鳥で、
「鷽」という字が学問の「學」
という字に似ていることもあって、
学問の神様の天満宮の神鳥と
されているそうです。
ネットで探したら、これが本物の
「鷽」のようです。
え~でもねえ字が似ているからって、
蜂から助けたからって
そんなんでいいんですかねえ。
別の説もあるかもしれません。
鷽替え行事なんかも行われているそうです。
まあいろいろと考え方があるものです。
それでも「鷽」は「嘘」とつながって、
前年の悪いことは嘘のように
なくなって、いいことが起こるんだ
というのは、なんかありがたい
言い伝えですね。
さあ、では天満宮の方に歩いてゆきましょう。
駅を出たらすぐに参道のようになっていて、
お土産物も並んでいます。
ああ、そうかあ、なんか餅のような
物があったなあ。
梅ヶ枝餠ですねえ。
それを売ってるお店もありますので、
一つ買いましょう。
これですね。
かぶりながら歩いていきます。
突き当りのところには
おおくすのきの森があったり
由緒書きが建てられてあったりします。
そしてそこから参道は左に曲がってゆきます。
歩いていくと、左に日本酒の利き酒会が
開催されています。
試飲もできると書かれていますから
寄って行きましょう。
doironはあまり日本酒は
わからないのですが、
甘口、辛口と違いを試しながら
試飲していますと、
結構回ってきましたよ。
学門の神様にこれはもう
恐れ多いかもしれません。
ぐるりと一周回ったところで
退散しました。
さらに進んでいきますと、
右手に馬のような物が立っています。
これが麒麟なんだそうです。
う~ん次はビールか、勘弁してくれ。
そしてその横には、
面白い石が置かれていますねえ。
塔の上に丸いもの。
これがねえ、なんとこの神社の神鳥
「鷽」なんだそうです。
その姿はユニークですねえ。
続く
これは昨年末の話ですが、
九州を旅しました。
これが結構楽しかったので、
少しづつ思い出しながら、
ブログに書いていきたいと思っています。
この旅は昨年行った旅行の中でも
ひときわ面白かった旅行なんです。
場所は九州の福岡県と佐賀県。
北九州地方ですね。
この地域は昔、仕事の出張なんかで
行ったことはあるのですが、
通り道として通過するだけでした。
なのでまあ細かいところは
ほとんど知らないところです。
旅の目的としては、
博多の屋台で一杯飲むことと
大宰府を訪れること。
屋台はテレビなんかでも
いろいろと映像が紹介されていますから、
行ってみたかったのです。
それから呼子のイカとの出会いも
大きな目標です。
doironはイカは大好きな食材と
叫んではいるんですが、
呼子のイカを知らないので
これはぜひとも出会いに行かないと
いけないとずっと思っていたので、
ここにきてようやく実現したって感じです。
旅の用意としてはまずは
飛行機の早割で往きの片道を押さえます。
そしてこの地域で2泊して、
帰りは新幹線で帰るという計画です。
宿も抑えなくてはいけません。
そして往きは飛行機で時間をしっかりし、
帰りは新幹線なので時間は
自由なのであたふたと
旅の予定をあまり決めつけない
という仕組みにしています。
そしてついた日は電車で移動して大宰府で、
二日目からレンタカーを借りて
行動的に動き回るという
きめ細かい旅のプラン(普通やないかーい)に
なっています。
まあこうして旅の予定を決めていくときは、
図書館で本を借りたりしながら、
決めていくのもまた楽しいですね。
そうして準備が済んだら、
健康に注意してその日を迎えてゆきます。
ピーチなんでキャンセルも
簡単にできないしね。
さあ、では出発してゆきましょう。
関空から早朝の便なので、
南海本線のほぼ始発に乗って出発です。
駅から第二空港までのバスに乗っていきます。
まあ、時間的には余裕ですねえ。
この日の天気は絶好の旅晴れ。
気持ちいい青空の中を
ピーチは飛んでゆきます。
窓から離れているので
景色はあまり見えません。
付いたらこう動くか、
旅が楽しみだぞとわくわく考えているうちに、
あっという間に福岡空港に到着です。
なんか日本て狭いなあ。
飛行機の中で考えた計画で、
まずはこのまま太宰府まで
電車で行くことにしましょう。
でもねえ荷物があるから、
どうしようかなと悩んだのですが、
ロッカーに縛られるのも嫌で
リュックだから持ちあるくことにしました。
まあ荷物はかなり減らしてますしね。
それでは大宰府に向けていきます。
窓から外をじっくり眺めてゆきましょう。
初めての地ですからね。
文化の進み具合とか、
人々の暮らしぶりとかを観察してゆきます。
とかいってますが、
ここはまあ和泉府中よりは都会ですねえ。
電車は高架にもなっているし、
ビルがいっぱい見えます。
そして電車の中にも、スーツを着た社会人、
子ども連れの主婦、高齢者や
学生さんたちもいっぱいいます。
六角精児でも取材できないほどの
大勢の人々を載せて、
電車はどんどん進んでいくのです。
大宰府は博多からだと
途中乗り換えもあるのですが、
1時間はかからないうちに到着します。
続く
昨日から書いている
身の回りの出来事シリーズ続きです。
その3 「インフルエンザが流行っている」
世間ではインフルエンザが
とても流行っているそうです。
コロナなんかと合わせたら
もう普通に人と話したりするのも
とても気を遣います。
昔はこんなんじゃなかったよねえ。
それだけ菌が強くなっている
からなのかなあ。
遠い将来を考えたら、
人間同士普通には付き合えないように
なってくるよなあ。
みんなマスクや呼吸をガードして、
ガラス越しにしか会えなくなってくるよねえ。
そうしたら当然子供の出生量も
減って来るから、人類は
絶滅していくでしょうねえ。
むかし種痘とか人が考え付いたように、
なにかいい方法が見つからないかねえ。
そんな予防方法が確立したら、
もう全くノーベル賞ものだろうね。
自分の周りをよくよく考えたら、
これから春節で中国人たちも
大量にやってくるようなんで、
人との接触が増えるよなあ。
もう都会に遊びに行って
一杯飲みもしにくくなるねえ。
そう考えたら、我が家の対策は
「できるだけ和泉府中より
都会に行かないこと」って
なるのかもしれないなあ。
ミセスには「そうし空」と言われています。
その4 「スポーツの話云々」
今、大相撲が初場所の終盤にかかっている。
しかしねえ、期待していた大関の
綱取りもなんとなく危ういし、
大好きな琴桜も「桜散る」状態だ。
受験の季節に縁起の悪いことだ。
でも佐渡ヶ嶽部屋から
横綱が出てほしいなあ。
というのも大阪場所での佐渡ヶ嶽部屋の
相撲部屋が、doironがかつて働いていた
市にあるのでそれなりに楽しみなのだ。
琴欧州がいたころに広報担当をしていたので、
よく相撲部屋を訪ねたものだ。
何度か力士と話をしたこともあるくらいだ。
また市の方に表敬訪問で来た時には、
さすがに巨漢の市長も驚くぐらい
力士はでかかったです。
横綱も引退したので早くそんな強い力士に
登場してほしいものだ。
あ、そうそう今場所から大の里が
大銀杏を結えるようになったみたいだ。
でてきてから結構期間も立っているのに
なかなかゆえなかったけど、
大関にもなってようやく頭が
そんな姿になったねえ。
「僕も頑張って大銀杏が結えるように
しようかな」とミセスに言うと、
50年かけても無理やなと笑われました。
そしてスポーツと言えば、野球だ。
日本の若きエースである佐々木君が
ドジャーズに入ったという。
これはもうドジャースは
日本人乗っ取り状態だね。
監督も沖縄生まれだしね。
そのうちジャパニーズドジャース
と呼ばアメリカ政府がよく言う
アメリカンファーストじゃなくて
ジャパニーズファストだね。
でもまあ、これでまたアメリカの野球を
さらに見るようになるだろうね。
ある意味、野球の楽しさを
より多く楽しめるようになればいいな。
その5 立ったまま靴下をはく
これがねえむつかしいんだよ。
そうして無理やりはこうとすると、
バランスを崩しておっとっとと
歌舞伎役者のようなステップを
踏んでしまうのだ。
昔は全然平気だったことも
今は難しくなってきている。
壁ドンもせずにせめて立ったまま
平気で靴下はけるように、
今年はストレッチを真剣に
やろうかななあんてことを、
考えたりしているdoironなのでありました。
まあ二日に分けてぽつぽつ書いたのが、
最近のdoironの赤裸々な姿であります。
元気な人間も年を取ったらこうなっていく
という見本の様ですね。
また何かあったら報告しまあす。
最近、自分の周りで起こる
いろんな出来事がなんか
とても面白いのでそれをまとめてみました。
まあ自分にふさわしい変な話が多いのですが、
ひまなときに読んでください。
その1 「子供の目線がまぶしいぞ」
たまにミセスとスーパーに行きます。
まあ重たい水分系とかを
買ったりするときによくかりだされます。
先日もノンアルコールビールと
ソーダ系を箱買いする時に
スーパーに行った時です。
歩いている子供たちが皆こっちを見ます。
お母さんと手をつなぎながら
皆視線をこちらに向けるのです。
これはなにかなあ。
「あんなお父さんだったらいいなあ」
とか
「もしかしたらあの人はゴレンジャーの
一人じゃないか」みたいな気持ちを
抱いているんじゃないかなんて
考えてしまいます。
そして三人目の子供がこちらを
向いて指をさすのです。
「自治会長さん」とよびかけてくるのか
とおもったら、その指がdoironの
お腹の当たりをさしています。
ははーん。
わかりました。
一つに分かれているお腹がかっこよくて・・・
ではなくて、服の模様を指さしているのです。
なんとその時はこんな服を着ていたのです。
これは子供の気をひきますね。
親には「あんな服を着るような
大人になったらいけませんよ」と
後で注意されたのかなあ。
ミセスにその事実を伝えたら、
大笑いしていました。
その2「顔面認証がちと困る」
携帯を立ち上げる時、
doironは顔面認証をしています。
もちろん暗唱番号もセットしていますが、
この認証の方が簡単です。
初めて携帯の顔面認証をする時に、
しっかり目を見開いて、
よそ行きの顔でセットすることにしました。
笑った顔だと、悲しい時に
無理やり笑わないといけないしなあ、
なんて変なことを考えてたのです。
それに逆に普通の顔をしていても
携帯にまじめな顔をしてください
と怒られてもいかんしな。
そんなこと考えて無事にセットしたのです。
ところがね、最初は緊張して
上手くいってたのですが、
最近は少しうまくいかないことが多いのです。
この原因は携帯のガラスが
劣化したからなのかなあとかも考えたのですが、
どうなんだろうか。
もしかして顔が老化してて
あかんのかもという不安も
もちろんあります。
なので顔認証の時には頑張って
眼をみひらいてよそ行きの顔をして
いるのだがこれがなかなか
うまくいかないのだ。
あれ、あれとか言いながら、
携帯に向かって福笑いをするのだが、
嫁はそれを見て大笑いしている。
ちゃんと登録しなおせばいいやん
と言われるが、その機能を捜すのも
なんかめんどくさくていややなあ。
それに老化を防ぐのには
こういう警告があっても
いいのじゃないかなどと
ひそかに思ったりもしている
ITまみれのdoironなのでありました。
変な出来事はまだ後日に続きます。
高野山奥の院の弘法大師御廟で、
ローソクの炎を通じて弘法と話をしてきました。
いろんなことを報告して風もないのに
炎がゆらっと動いたのは、
その返事をいただいたような気がします。
ああ、なんてパワースポットなんだ。
雪景色さえ強烈なパワーに見えてきます。
はいはい、大満足の初詣ででした。
さあ、ではここからきた道を戻って行きましょう。
再び雪をかき分けて歩いてゆきます。
かなりそんな中を歩くのも慣れてきましたね。
学生時代に雪をかき分けて
銭湯に通っていたのを思い出しましたね。
楽しい時代でしたから、
雪中生活には何も苦労はなかったなあ。
ま、今もあまり変わらんけどね。
墓地部分を出たらもう昼です。
遠くに見えている食堂に向かいましょう。
「高野山料理」と書かれていますね。
どんなんかなあ。
高野のごま豆腐なんかもあるんでしょうね。
雪の中の天国だあ、楽しみだなあと
入って行こうとすると入り口に
「本日貸切」と書いてあるじゃないですか。
ええ〜はいれないのかあ。
これは困りました。
他のお店も土日メインで空いていません。
天は我を見放したようです。
もうこうなったら、高野の繁華街まで
戻らないといけません。
とはいえバスも時間通りには
こなさそうですから、
仕方なく道路沿いの広い歩道を
てくてくと歩き始めました。
ああ、宗教活動てこんなに
厳しいのって感じです。
頑張って歩いて、仕方なく
今回も精進ラーメンを食べようと
その店を目指しましたが、
そこもシャッターがおりています。
うわー、どうしようと思いつつ、
彷徨い続けました。
ここに食堂があるぞと思いつつみたら、
もう昼食で4000円以上。
こんな豪華な昼食はいりません。
そんなこと考えながら歩いていたら、
生胡麻豆腐のお店がありました。
しかも、そこは食堂になっていましたので、
まあ生のごま豆腐が食べれるかと判断し、
ようやくそこに入りました。
メニューを見ると、色々ありましたが
コストパフォーマンス重視で、
そこで生の胡麻豆腐の入った麺と
炊き込みご飯をいただきました。
もちろん生ビールをつけてね。
そうして出てきたのがこんな料理。
はあ、極楽浄土です。
もう頭の周りに曼荼羅が見えてきましたね。
ありがたや、ありがたやって、
いただきました。
でもねえ食事とビールで悟りを開こう
としてもあきませんね。
窓から見える雪景色に、
おいしい料理でもうふにゃふにゃになりました。
さあおなかも満たされたぞ。
ではこのあと金剛峯寺や霊宝館にも
行こうと思ったのですが、
こんなありがたい昼食でビールも混ざって
外の寒さで行動を曲げてしまいました。
今日は帰ってから新年会の予定ですから、
まだまだ気持ちを正常に保って
おかないといけません。
もう早めに帰ってこのあとに
予定されている新年会に
向かってゆくことにしました。
深い雪の高野で弘法大師と話をし、
そのあとは逆に友達と新年会で
都会の美味しいを物を空海?
なんてもう苦楽と精進のあいだを
行ったり来たりしたありがたい
年明けの1日だったのであります。
おしまい。