今日でお家に帰っていた
仏さんがあの世に帰った。
今年の盆の最後にお茶をして、
昔なら川にお供えの一部を
流していたのだが、
今はお墓参りをしてお見送りを
することになっている。
盆の間には僧のお参りがあったり、
近所の中のいい人が家にお参りに来たりした。
doironの姉も千早からやってきて、
お供えを持ってきた。
今日はその話。
姉のお供えの中に大きなスイカが二個ありました。
自分で育てたという。
一つは普通のスイカなのだが、
もう一つはほぼ真っ黒の大きなスイカだ。
去年も植えたが駄目だったので、
今年再チャレンジしたら豊作だったと言う。
ミセスはスイカが好きなので
とても喜んでいたので、
よかったよかったと言いながら、
こちらも写真を取り忘れてしまった。
話を聞くと姉はそうして畑仕事に
たいていの時間を費やしているんだそうだ。
こういう性格は、多分doironにも
あるでしょう。
前から近所の者に、空き地を貸したげるから
畑をしと言われるが、今は断っている。
もし着手してしまったら、
多分弁当持って畑に行ったり、
三時のおやつもそこで食べているだろう。
いやいや、クーラーボックスに
ビールを入れて、畑の作物を眺めながら、
プハーと飲んでいるに違いない。
そんな人の姉である。
昔からの百姓の血はコツコツと
流れているんだろう。
姉の口調では、こんな感じだ。
水は金剛山から流れる水で
まかなえるからなんかうれしいし、
借りているのは家の近所だから
頻繁に旦那と一緒に畑仕事に
でかけているのがなんとも
健康の秘訣なんだそうだ。
順調に作物を調達しており、
ときおり食卓はそんな野菜で
あふれるという。
ただ一つだけ、問題があるのは
畑を荒らす動物との戦いなんだそうだ。
というより、これがもう畑仕事の
最大業務なんだそうだ。
畑の周りにネットを張って
イノシシをよけるのだが、
アライグマはそんなネットも
よじ登って入ってくる。
イタチも結構厄介だそうだ。
またたまに鹿が現れたりもするから、
旦那さんは畑仕事と言っても
動物との戦いやなあと
いつも言っているそうだ。
そんな中でできたスイカだから、
大切に頂くことにしよう。
近所の麻雀友達にも一つを分けてあげた。
冷蔵庫に入れるのも大変だしね。
まあ今なら盆の仏壇に供えて
おくのもいいだろう。
そんなスイカを、今日切って
少しいただいたが、
これがとてもおいしかったなあ。
金剛山の水、たまにやってきて
畑仕事を語る姉、
がんばって育てた姉の苦労が
大きなスイカに実っているんやなあ
とかいろいろ考えながら
食べたらとっても豊かな味がしたなあ。