ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

九州薩摩の開聞岳9

2022-11-14 21:03:37 | 山行き

こんな厳しい山で一人となると、
doironはやはり自分の体調が気になります。

両手を握りしめては、
動きに違和感はないかと確認したり、
心拍数を見てみたり、
喋りが変になっていないか
言葉を発したりして、
自分と戦いながら上を
目指してゆきます。



4合目です。

先行している二人が待っていましたね。



元気よく写真をとってもらいました。

さてdoironの今日の服装は、
赤い短パンで、
中に緑のタイツをはいています。
上は汗取りシャツに黄色のTシャツで、
腕にアームカバーを付けています。
まあこの時期、スズメバチなんかも
厄介ですから黒い色は
できるだけさけていますね。
アームカバーは後半は外しても平気なほど、
気温も上がってゆきましたので
ちょうどよかったですね。

そしてリュックの中には、
1枚のカッパにもなる
ウインドブレーカーの他、
タオル、ライト、マット
そして軽食とお弁当。
水はお茶1本とスポーツドリンク一本です。

まあ荷物はさほど入れてなくて軽快ですね。

そして靴は、山用のトレッキングではなく、
空港での荷物制限を考えて、
ノースフェイスの
トレランシューズで登っています。

道はだんだんと険しく、
足元も岩がゴロゴロし始めましたね。
慣れていない人はこの辺で
こけそうですから気を付けないと
いけませんね。

それに、道が一本だけなので、
登山者に踏まれて結構谷のように
深くなっています。



土の部分は滑りそうです。

そうして気を付けながら登り、
また前も見えなくなるくらいで、
五合目に到着となりました。

ここは板敷きの休憩所になっています。
景色も遠くが見えますね。



きのう夕方に行った長崎鼻も
ここからよく見えます。

南部から登りだして、
この五合目で東側にさしかかっていますね。

山の地図も際立った変化もないのですが、
山をグリンと回るように
道がつけられているので、
外の景色で大体場所がわかります。

時計の高度計もほぼ正確に
動いているようです。

ここに座っていると、
上部から若い女性が一人おりてきました。

埼玉から来ているそうで、
この人も昨日は違う山に登って、
鰻温泉に泊まり、今日朝早くから
登りましたとのこと。

この先はもっと急になりますか?
と聞いたら、そうでもないですよ。
ただ大きな岩がゴロゴロ
し始めますねとのこと。

そうですか、じゃあ気合を
入れていきますと返事しました。

また最初登り始めが一緒だった人が、
「運動不足で登れないかもしれない」
とぼやいてはりました。

結構元気そうに歩いていたので
意外でしたね。
結局その先くらいで
あきらめはったようです。

こんな話を聞くと、
僕も大丈夫かなあと
気持ちが揺れますね。

まあでもまだ大丈夫です。
病気さえ出なければ、
しんどさは全く問題なしです。
慎重に無理しないように
登ってゆきましょう。



このあたりから火山岩らしき
小さな赤い岩で、
ところどころで道が一層
滑りやすくなっています。

帰りは要注意ですねえ。

もう前も後ろも登山者はいませんね。
この先で待っているかなあ
と思っていたのですが、
まったくいません。



六合目に着いた時も、
何となくさみしそうに写真をとりました。

このあたりから、

ツワブキの花が目立ち、
ユキノシタの新芽や



ホトトギスなんかが
咲き始めます。



そもそもこの山はきれいな
円錐形をしているのですが、
実は2回噴火しているのです。



6~7合目あたりがその2回目の
噴火の始まったところで
岩なんかも変わり
山の様子が変わってくるのです。

続く


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 九州薩摩の開聞岳8 | トップ | 九州薩摩の開聞岳10 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山行き」カテゴリの最新記事