タイトルには
「ええじゃないか」と書いています。
昔、伊勢に参るときみんな
「ええじゃないか」と唱えつつ
お参りしたそうです。
なので伊勢参りを「ええじゃないか参り」
とか「お蔭参り」といったんだそうです。
でもねえ、ちょっと調べると少し違うんです。
「ええじゃないか参り」というのは
伊勢だけに限られたことではないのです。
8月から12月にかけて、
近畿、四国、東海地方などで発生した騒動で
「天から御札(神符)が降ってくる、
これは慶事の前触れだ」という話が広まり、
民衆が仮装するなどして囃子言葉の
「ええじゃないか」等を連呼し、
集団で町を練り歩きながら
熱狂的に踊ったことを総称しているのです。
神符に合わせて政治を批判したりする
民衆活動だったようです。
そのうちの一つ、
伊勢のおかげ参りもあわせて
「ええじゃないか」と言ったようで、
もとは違っているのだそうだ。
でもねえ、われらの18切符旅行も
「ええじゃないか」が続く
いい旅だったので、
そんなタイトルにしているのです。
さあでは電車も奈良を過ぎて
加茂へと向かってゆきます。
この辺りは、とっても印象深い
大仏鉄道の配線跡近くを通り過ぎます。
山をくぐるトンネル跡や、
竹林の中の道。
いろんな思いをしながら
歩いたところですねえ。
景色も結構覚えています。
そんな中を快速電車は走り続け、
ようやく加茂の駅に着きました。
ここから乗り換えですねえ。
亀山まで行く関西線は
1両だけの電車というか気動車です。
ディーゼルエンジンで走ります。
あの六角精児が乗り込んでいくような
田舎電車ですねえ。
でもなんか旅心満載で、わくわくします。
同じような歳の18切符旅行者も
何人かいそうですね。
日本の旅は高齢者が支えている
といっても過言ではないでしょう。
旅心に刺激されて、
では早速ビールを開けましょう。
これこれ。
これがなければ18切符旅行も楽しさ半減です。
ええじゃないか、ええじゃないかです。
加茂から少し行くと、
列車は木津川沿いを走り始めます。
車両内から見る川の景色がいいですねえ。
笠置に着くと、ここは柳生街道を
歩いたときに最終電車の乗った駅ですね。
大きなお風呂に入ったのを思い出します。
風呂後ここで電車を載るときに、
ビールが売られておらず、
加茂の駅で電車の待ち合わせの合間に
買いに行ったのを思い出しました。
歩き初心者のころの楽しかった思い出です。
そこから電車はかなり山の中を
走り始めますね。
あちこちに茶畑とかもあり、
月ヶ瀬なんかも通ります。
かつて、義父母は伊賀上野より
少し東側に家を建てて、
のんびり暮らしていました。
その実家を訪ねていくときに、
よくこの電車に乗りましたね。
もともと大阪市内に住んでいたのにまあ、
なんと田舎に引っ越したものでしょう。
伊賀上野あたりから、
線路はしばらく田園地帯を走ります。
田んぼの中に一本道の線路があり、
広大な景色の中を関西線は
静かに走っていましたね。
そんな景色は今も残っているようです。
佐那具、新堂あたりは昔と変わらず
ごとごとと列車は走っておりました。
その映像を撮影し、
ミセスに送ると今も昔と
変わらない景色やねえと
感心して張りましたよ。
列車は柘植に到着です。
ここには草津線の電車が
乗り込んできています。
なのでまあ18切符の客らしい
高齢者も合流してきましたね。
静かだった電車も少し乗客が多くなります。
そして列車はこの電車の
終点駅である亀山に到着です。
すこし乗り換え迄30分くらいありますので、
降りて歩いてみましょう。
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