先日、ジムの友達と岩湧山に登ってきた。
家の近くからも見える山で
親しみのある山である。
以前登ったのはいつだったかなあと、
過去のブログをたどってみると、
おおもうなんと7年前の春でした。
あの時は山焼きが行われた直後だったので、
山頂近くまで来てその真っ黒な
山の景色を見て驚いたなあ。
まだまだ山が熱を持っていて、
くすんでいるようなところもあった。
3年位前だったかなあと思っていたのに、
もうそんな年月が経っているんですねえ。
歳をとるのは早いし、
なんか脳梗塞以降は特に一段と早い。
季節的にはあの時よりも
夏に近いのですが、
下から山を眺めてみると、
今年は山焼きをしていないようですね。
山のてっぺんが緑の草原になっている感じだ。
ジム友の家からもくっきりと
この山が見えており、
その山に、普段のトレーニングとは
ちょこっと切り離して登ってみたい
というので、久しぶりのこの山に
でかけることにしました。
交通ルートはコロナの時期ですので、
車で滝畑ダムの駐車場まで行き、
ほとんど人と会わないまま上る
というコースがいいですね。
では出発してゆきましょう。
あ、その前にこの山のことを
もう少し書いておきましょうかね。
岩湧山(いわわきさん)とは、
大阪府河内長野市にある山で
ダイヤモンドトレイルのひとつの山です。
標高897.1mで、
その名称がついた由来は
「河内名所図会」に
「峻厳吃立にして其形、湧出るがごとし」
と書かれています。
むつかしい書き方ですねえ。
単純に岩湧山というだけでも
雰囲気はわかるんじゃないですか。
よくわかりません。
でもねえ岩が湧くってねえ。
山は滑らかなんですがね。
天野山のサイクルスポーツセンターをこえて、
滝畑ダムのところに出てゆき、
まだまだ奥に行きます。
そして小さな食堂のところに出てきたら、
そこの駐車場に車を入れます。
この日は約10台くらい止まってましたね。
結構人が来ています。
ここは有料駐車場で、
え~っと駐車料金はどこで払うのかな?
周りをぐるりと見渡しましたが、
誰もいません。
う~ん、じゃまた帰りにでも払うかと、
とりあえず荷物をまとめて
早速登山を開始しました。
最初は、ちょっと日陰の
暗い山道を進んでいきます。
この間に、身体に今日はこれから
運動だからといってきかせます。
脈拍の様子は正常です。
心臓の動きも悪くありません。
脳内を流れる脳波も立派ではないですが、
まあまあ清浄でしょう。
じゃこんな調子で今日も頑張ってね
と体と会話してゆきます。
最初は山の尾根に出ていくのに、
結構急傾斜が続きますね。
ふうふうと言って登ってゆきますと、
あれ?車道に出ましたよ。
そういえばこんな構造でしたねえ。
どこからきて、どこへ向かう道でしょうねえ。
とか一瞬思いますが、
すぐに山の中にまた突入してゆきます。
この辺の足元にはあまり花とかはありません。
登り口にユキノシタがあったなあ。
あの葉っぱが山菜として食べられるそうで、
めちゃ興味を示してしまいました。
他は若干スミレが咲いている程度です。
山の右下からは水の音が
結構聞こえてきます。
滝畑ダムに注ぐ水路の音ですね。
ダムの音なのかもしれません。
どんどん景色が山の中の方に
入ってきます。
あ、こんな石が建っていますねえ。
そうですここはダイヤモンドトレイル。
金剛葛城山系の稜線を縦走する
長距離自然歩道。
屯鶴峯から槇尾山までの
全長約45キロのコースになっており、
北から来るとここは
その終盤の位置にあたります。
つづく
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