夏の思いで花火

夏の思い出がもう一つあります。

近くの公園を散歩しているときです。
近所の人にあって話をしていると、
今夜タコ公園で花火大会が
あるって話をしていました。

グラウンドの真ん中にタコの形をした
遊具があり、そう呼ばれている公園です。
doironが子どものころから
この公園はありました。
タコにまみれてよく遊びましたね。

そしてもっと昔は、
ここはため池でしたね。
松の浜で電車を降りて、
家に帰る途中、ここでタヌキに化かされた
とか言ってましたね。

きっと酔っぱらいのおっさんが、
酔ってへべれけになって
帰ってきたりしたときの
言い訳なんかに使われていたんやと思います。

今はすっかり埋め立てられて、
グランドと公園部分に分かれており、
グランド部分では秋に体育祭をやったりと
近所の人たちにも親しまれています。

またグランドの周りには、
周遊道路が作られており、
昔はたまに走りに行ったりもしましたね。
また市の広報紙の作成の
お手伝いをしているときに、
体育祭で子どもたちが短距離競争を
しているのを写真に撮り
それが広報誌の表紙に
なったりもしましたね。
doironにはとても思い出深く
印象のいい公園です。

その公園のグランドで、
町会が花火大会をやるとのことです。
花火はある大きさ以上を上げるのには
届け出もいるそうです。
なのでまあさほど立派な花火では
ないだろうと思われるかもしれませんが、
なかなかどうして立派な花火があがるのです。

時間は午後八時過ぎからなので、
七時半くらいからミセスと歩いていきます。
近所の小さな公園を歩いていると、
子どもたちが線香花火をやっています。
風情があっていいですねえ。
そうしてタコ公園にたどり着きました。
まだ時間もありそうなんで、
タコ公園のまわりの周回道路を
ペタペタと歩き回っていると、
その町会の知り合いにばったり。
隣村の自治会長が来たぞなんて言われると、
寄付を求められそうですから、
押さえて押さえてと沈めておきました。

ビールを一本もらって集団からは退散。
花火のセットが置かれてある



横の少し離れたベンチに腰掛けて、
上がるかなあと待つこと１５分。

蚊に食われまくりで待っておりますと、
ヒューンと上がりましたよ。



さほど巨大ではないのですが、
目の前なんで迫力あります。



２０発くらい上がって、
もうこれくらいかなと思ったら、
まだまだ上がります。



パアンと破裂した花火は、
シューンと飛び散っていきます。



ああ、今年の夏もあんな風に
楽しいことがいっぱいあって、
シューンと思い出が残っていますね。

夏の花火はいいですねえ。

もうこれで終わりかなと思っても
まだまだ続きます。
かなり経費をかけているようですね。
人口の多い巨大な村ですから、
なかなか豪勢です。

まあうちの村で花火大会やったら、
神社でドラゴンを１００発やったら
終わりかなって感じですな。



最後の方にでかいのが上がって終わり。



楽しい散歩やったねと言いながら、
蚊に食われた足をぼりぼりしながら、
帰っていくdoironだったのでした。

楽しい夏の思い出の一つです。