１８切符で清洲城と犬山城２

18切符では特急券などのいる
電車等には乗れません。
でも各駅停車から
新快速くらいは乗車可能です。

なので、東向ていくと電車配置では
米原、大垣くらいで乗換となります。

でもまあ時刻表では最初に
10時に清洲なのでここはもう昼飯も入れて
３時間あれば十分でしょう。
清洲城はあの清須会議の場所ですね。
スケートの織田信成君が
名誉館長をやっています。



資料には城の歴史的な位置づけと、
そんな見どころを書き加えておきました。

それから次は犬山城なんですが、
ここは一度名古屋に行くことも考えて、
名古屋～犬山間を名鉄で
移動することにしましょう。
もちろんこの部分は別料金ですが
これが早かったんです。

そうしていくと、犬山には
二時前に到着です。
ここでは食事はないので
２時間をとり犬山城見学を
することにしました。



犬山城は天守が国宝です。
見どころはこんなところですよ。
なんて言うのも資料に書いておきます。

狭い階段を上るので、
女性はミニスカートは厳禁ですよ
という注意も資料には書き添えてあります。
そんなミニの人はおらんけど・・・。

そして岐阜、米原経由で
電車に乗って大阪駅１９時過ぎに
到着となります。
これだともう１８切符で理想的な旅ですね。

そんな資料も軽く説明しながら、
前日の予告編もワイワイ楽しく
過ぎてゆくわけです。

でもあまあ翌日は朝が早いですね。
その日は早々に引き上げ、
翌日、ついにこの冬の
１８切符の旅の日となりました。

その日は少し寒いけど、
まずまずのお天気ですね。
午前６時過ぎに和泉府中駅に全員集合し、
大阪駅まで行く快速で
旅は始まりました。



人数は５人なんで４人がけの椅子に
３人と2人に分けて座ります。
朝早い時間だし、
土曜日だったのであまり周りに
気を使うこともなく余裕で
座っていけましたね。

前日作った資料には、
電車内でも大声での会話は
今の時期はいけません。
おっさん、おばさんの
ワイワイ会話はさけましょう、
と書いてあります。コロナの時期ですから
それは遵守していきます。

doironから大阪駅手前で
「大阪駅に入ったらすぐにおりましょう。
この位置で電車を降りたら、
目の前の階段下がコンビニになりますので、
すぐに買い物に突入です。」
と指示が飛びます。

大阪駅での乗り換え時間は
１３分ありますから余裕ですがね。



ビール、飲み物、おつまみなどを買い、



トイレも無事に済ませて
米原行きの新快速に乗車です。



幸い席も４人がけの椅子を
左右二つに分けて取り込みました。
乗り込んでくる人もあるかなあ
と気を使ったのですが、
さほど車内は混乱している
こともなく順調でした。

まあ窓際にビールなどを並べて、
会話している席に割り込んでくるのは
どうかなあって感じですがね。

高槻を過ぎ、京都も過ぎ、草津も過ぎて
近江八幡まで来ると、もう１８切符では
完全に元を取りましたね。

琵琶湖はどんな感じに見えるかなあ
とか言ってるうちに、
窓の外にはところどころに
雪が見え始めます。



そしてもうあっという間に
外はすっかり雪国です。



もし寝ていて、ここで目が覚めたら
ウヒャーと驚くやろな。
「俺は一体どこまで来たんだ」
と仰天するだろう。
それくらいあっという間に
地面は雪に覆われていました。
これがゲリラ雪なんかなあ。



彦根を過ぎたら、もうすごい状態です。



遠くに見えている伊吹山も
雪に覆われているもんなあ。
電車に乗ってビールを飲みながら
こういう景色を眺めるというのまた
電車旅の魅力ですね。

そうして大阪を出て、
約１時間３０分後、
新快速は雪だらけの米原に



到着となります。
ここで事件が発生するのです。



続く