年末になると、生活に大きく
絡んでくるのが「忘年会」だ。
約600年前、「としわすれ」
として始まったとされるこの行事。
いつもdoironは楽しみにしている。
この行事もいろんな場所で行われますね。
昔はやはり近鉄南大阪線辺りで
よくおこなったけど、
いまは自分の生活圏あたりが多いなあ。
泉大津とか和泉府中ね。
今のところは3件予定が入っているが、
もう数件は声をかけてくれるだろう。
なので、11月の最近は
あまり飲みにも行かない・・・
ということは全くなく、
先日も焼肉食べたいなあと
言ってたらさっそく飲み会に
つながっていったことがある。
みんなでワイワイすることがすきな、
楽しい友達が多くてとてもうれしい。
そんな焼肉なんですが、
doiron家では焼肉に行くと言えば、
ワンカルビは歴史が古いなあ。
息子に「焼肉来てるで」ろ
メールにしたときはたいていここだった。
でも最近はビーファーズに
行くことも増えてきた。
ここはねえ、途中のお肉が
ロボットで運ばれてくるから面白いよ。
こんなやつ。
なんか近未来的で面白い。
そのうち若い人のアルバイトなんか
なくなって来るやろなアとか言いながら、
わが高齢夫婦は肉を摂取するわけだ。
でそんな友達との焼肉なんだが、
お店に詳しい子の情報では、
和泉府中あたりだと二件あるそうだ。
で、その中の一つが「ほうせん」という
名の焼肉店だ。
タンのネギ包みがうまいというので、
じゃそこにしようということになったのだ。
そのネギ包みがこれ。
うまかったなあ。
厚めのタンでネギを包んであるやつ。
お客さんを楽しませてやろう
というお店の意気込みを感じる味だ。
そのほかにもホルモン盛り合わせもうまいし、
極小肉も破格で提供してくれる。
そして最後がカスうどんという
シメが面白い。
昔、職場の近くで食べた
「カスうどん」を思いだしましたねえ。
とてもいい焼肉店でした。
こうして11月もみんなで
楽しんでいます。
で、さあていよいよこれから忘年会。
いつも目いっぱい楽しい一年なんで
忘れたくもないのですが、
また来年も楽しい一年に
なるようにという願いを込めて、
希望の「望年会」になるよう
楽しんでいきましょう。
アトリエに暖房を入れた翌日。
近ごろ本当に寒くなりました。
またこの季節のあと暖かい空気が
上空に流れ込むようなので、
少し寒さもやわらぐらしいのですが、
ちょっとここんところの寒さは
体に堪えて、今日からアトリエに
暖房が入りました。
これまでは退職祝いにもらった
電気毛布を腰から下に巻いて
座っていたのですが、
もう耐えられず石油ファンヒーターの
お出ましとなったわけです。
作務衣も脱いで、暖かいズボンも
はくようになりました。
まあそもそも我が家では
アトリエ以外のところでは、
暖房と言えばホーム炬燵です。
これはもう最高の暖房器具やね。
学生の頃も雪国の中で、
このホーム炬燵で暖房を取っていました。
あまりに寒い時は、
電気ストーブを当てたりもしていたのですが、
基本はホーム炬燵でした。
こたつに入ってどてらを着て、
卒業論文を書いていたことを
思い出します。
大人になって、そして退職して、
家の生活が基本になって
ホーム炬燵は最強の冬のお供になっています。
これに潜り込んでの昼寝は、
もう極楽ですね。
ホットカーペットも使わずに
ホーム炬燵の暖房具に命を預けています。
もう10月末くらいから使用しています。
ところがまあアトリエとなると、
やはり机がメインの作業場なので
ホーム炬燵は使えません。
書いたように電気毛布で
足元を温めるところから秋が終わり、
いよいよこの11月の半ばを過ぎると、
石油ファンヒーターの冬が始まるのです。
石油は車で販売に来るのを
利用して入手しています。
この車が11月に入って
すぐに回り始めるのです。
あちこちうろうろしているときは
あまり消費しないのですが、
アトリエに籠って絵をがんばって
描いているときは、そうやねえ、
設定温度を高くしているので、
一回の機械への給油で4、5日くらいは
給油せずに行けますね。
今年も、もうすでに灯油を買ってあったので、
その灯油を朝から給油しておきました。
あ、その前に、少しメンテはするのですよ。
空気を取り入れるところのフィルターを確認し、
内部に古い灯油が残っていないのかも
チェックします。
まあ今年春にしまうときに、
ちゃんと行っているので問題なしです。
では電源を入れて着火です。
ぶるるるるる~と北キツネの
鳴き声のような音が響いて灯油が回り、
そして着火です。
メンテが悪いと、少し煙が出たりするのですが、
しっかりやってあったので
問題なく着火でしたね。
最初、タンクから、機械内を流れていくときの
わずかに漂う石油のかすかなにおいが、
冬の訪れを感じさせますね。
このアトリエで、今からしばらくは
カレンダーの完成に向けて作業を続け、
そして今年は自分が描いた絵手紙を
テーマにした資料作りもしようと
思っています。
来年の展示会で、過去の絵手紙の
見本として示せたらなあ、
そしてうまく本に持って行けたらなあ
とぼんやり考えているのです。
あ、そうそう、それから来年の展示会は、
これまでの夏前から今ぐらいに
変更しようかなと思っているので、
また珈琲店のマスターと
近々相談しないとなあって思っています。
そうしたら、忘年会なんかも
うまく行えるかもしれないしね。
そしてまた、先日依頼のあった
堺で行うかもしれない自然の絵展についても、
じっくり考えていこうと
思っている今日この頃です。
あ~それにしても暖房が
とっても気持ちいいわあ。
先日、村の幼馴染が
左手が軽くしびれたりして、
少し体調が悪いと言っていた。
まあよくある話で、
そんな場合は頚椎が圧迫されている
とかいろんな要素がありますね。
でもねえ、長い間ほっていたので、
これは絶対検査を受けた方がいいぞ
とみんなで説得し、最近ようやく
検査を受けに行ったのだ。
すると、どうも右の頚椎の血管
(頸動脈っていうのかな)が
詰まりかけで、髪の毛1本分くらいの
隙間しかないということがわかり、
その町医者が救急車をよんで
大きな病院に搬送したようだ。
なにせ町医者に行ったときには
ろれつも回らないくらいだったから、
奥さん曰くもうギリギリの
タイミングで助かったんだそうだ。
少し落ち着いたらカテーテルで
ステントを入れるらしい。
彼は以前、カテーテルで
検査をしたこともあるので、
段取りはわかっているが、
今度は頸動脈なので
カテーテルもすこし太くなるようで、
検査後の措置が長時間
じっとしていないといけないから
大変やでと言われているそうだ。
それに足の付け根からの措置になるそうで、
そうなると、おしっこの管を入れたり
毛をそられたりするので
その方が大変やという本人の声もあります。
まあ仕方ないわね。
今は点滴を入れつつ様子を
見ているそうなんで、
来週位には見舞いに行こうと
思っているのだが、
コロナのあとなんで条件が
色々とあるそうだ。
それにしても、もう自分も含めて
ステントを入れている友達が
周りにとても多い。
ザっと知ってるのを考えただけで、
もうこれで7人目のステント仲間が
できることになる。
もう自分の周りのステント仲間で
「なにわ高齢ステント男子」という
グループが作れるほどだ。
経過は色々あったんですよ。
ある人なんかは
「ステント入れるだけで、
一生薬を飲まないといけなくなるんやけど
どうやろうか」と相談してきた
ことがあるのだが、
「毎晩ビールを飲んでいるんやから
それと一緒や、くらいに考えとき」
といったら「それもそうや」と
入れた人もいた。
おかげでその人はdoironより
年上ですけど、とても元気にしてはります。
もちろん突然胸の痛みを訴えて、
病院行ったら入れられたという人もいました。
doironもそうで、これはすぐ入れないと
いけないぞということで、
点滴うってる手でステント入れてもいいよ
という書類にサインをしたことも
ありましたね。
なにわ高齢ステント仲間は、
心筋かまたはあたまにステントが
埋まっているんですね。
これってなくなって焼かれたら、
骨の合間に残ったりするのかな。
とまあそんな具合に気軽に
ステントを迎え入れていますよ。
今の医学って、
ほんとにすごいもんですねえ。
その友達が帰ってきたら
絶対にタバコをやめさせようと
いまはみんなでいろいろ作戦を
考えていたりしています。
我が家の庭にも色々季節の
変遷が現れています。
庭の片隅に義母さんが大切にしていた、
ヤマジノホトトギスが花をつけています。
変わった特徴的な姿をしているので、
あまり知らない人には
目を引く存在になっています。
マンサクには小さな花芽がついています。
もう春に向けての準備が
始まっているから驚きだ。
紅葉はというと、こんな感じ。
まだなんとなく狂い紅葉ですねえ。
そんな中、皇帝ダリアが
どんどん大きくなっています。
もうdoironの背丈の1.5倍
くらいはあるだろう。
そして、先っぽにこれも
花芽をつけており、
まもなく花をつける感じです。
この花は紫色でとても目立ちます。
五年目くらいの古い株だが、
元気にすくすく育っていました。
しかし、なんと先日の夜間に
強い風が吹いた日に、
倒れてしまったのです。
朝様子を見に行くと、
どうも根っこの少し上で
折れたようになり、
茎が大きく傾いていたのです。
根っこのカタマリのところも
露出しており、ひげのような根も
出ているからもう駄目かもしれない。
根っこが掘り出されて折れたような感じだ。
これはいかんと何とか
根っこを地面の中に戻して
補修したのだが、午後には
ヘタ―ッと倒れて
しわしわになっている。
ああもう駄目ですね。
抜いてあげましょう。
明日はごみの日なので、
ちいさく鋸で切って、
袋に入れておけば
集めてくれるでしょう。
倒れた株を、葉っぱの中から
カマキリが現れてくるのを見ながら、
切断しました。
5年間ほどしっかり
咲いてくれていたのに、
あっけない最後でした。
根っこは大きくて、
倒れた部分はその半分ほど。
残りの部分からまた新しい茎が出てくるか、
しばらく様子は見ておきましょう。
この皇帝ダリア消滅の翌日に
もう一つ事件がありました。
丁度ごみ集中の日だったので、
翌朝玄関先に出す必要があったのです。
その役割はdoironの仕事です。
ところがその日は、
新聞休刊日の翌日だったので、
朝刊を楽しみにしていたのです。
朝起きて、外に行くと
朝刊を来てる来てると喜んで取って、
朝飯の時にコーヒー飲みながら
読んでいました。
「相撲で上位陣が安泰じゃないか。
お絵かきの絵もかわいい絵やなあ。
ああ、今日はこんな番組があるから
録画しなきゃ」なんて思っていた時に、
ふときずいたのがごみ収集車の音です。
あっ、皇帝ダリアの亡骸を
出すのを忘れていました。
慌てて外に出ると、
もう50mくらいパッカー車が
通り過ぎています。
今からあの曲がり角の方に
曲がって又出てくるから、
ここが最後のチャンスです。
ゴミ箱を持って、走り始めました。
50mなら5秒台の
記録を持つdoironです。
間に合うでしょう。
パッカーがバックで曲がり角に入るときに、
何とか追いつき、
運転手に言うと「後ろに彫り込んどいて」
と指示がありましたので投入です。
学生のころにやってた
バイトを思い出します。
何とか放り込んで、
はあ~っとほっとしてたら、
仕事に自転車でむかう近所のおばちゃんや
犬を連れて散歩をしている
近所のおっさんにもしっかり
見られてしまいました。
ああ、町会長がごみを担いで
パッカー車を追いかけていたと、
そんなうわさが広まるかもしれません。
庭に訪れている秋のある早朝の
そんな出来事のひとつです。