カレンダーの日にちらんも
添えてる絵もすべてdoiron作の
カレンダーがホッとカレンダーです。
デザインも印刷も製本もすべて
手作業で行っています。
そこに描かれている絵つぶやきには、
それなりの考えや思い入れ、
あるいは自分への教訓なんかも込めています。
昨日までに8月までの絵つぶやきの
説明をこのブログでしてきました。
きょうはその続きを書いてゆきます。
9月の絵は墨とすずりと筆の絵です。
以前友だちが、親が買って使っていない
習字の道具をくれたことがあります。
その姿を参考に絵に描いてみました。
すずりは黒一色なんですが、
光の当たり具合で白く光る面や
すずりの周りの彫り模様なんかを
大胆かつ繊細に描いてみたら
いい感じになりました。
こんなすずりがあったら
鑑定団に出したいほどです。
でもなかなかすずりで墨をすって、
それで字を書くということは
しなくなりましたね。
一年に一度、書初めのようなこともしますが、
墨をすらずに市販の墨を流し込んで
書いています。
まあじっくりと墨をすりながら、
書く字を頭の中で練りながら
しっかりと書いてみたいですね。
書く言葉はそういう時間を経て、
愛をこめてつぶやいたものです。
10月は地元の団体が
さんま祭りをやるからと、
自治会長に挨拶に来たりします。
焼けたさんまを持ってきて、
これどうぞとか言って
くれるわけではありません。
残念。でもまあそんな季節かあ
と思っているときに、
居酒屋で食べたさんまが
とてもおいしかったです。
昔通っていた居酒屋でも
たまに出してくれました。
そんなことを頭に思い浮かべながら、
脳みその中でジュ―ジュ―焼いた
さんまを描いてみたのがこの絵です。
なかなか焼けたさんまの姿が
それらしくかけました。
ミセスは焦げたにおいが
してきそうやなとほめてくれました。
新聞社に投稿したらすぐに
掲載しますよの返事をいただきました。
カレンダーを配った時に、その人に
どの絵が印象的ですかと聞いたら、
この絵が一番と多くの人が挙げてくれました。
選んだ言葉も良かったですね。
この季節になったら、
多くの人がいただくようで、
これはもう自然に感謝ですね。
ありがとうの言葉の次に、
ちょっとおどけて
「ありがとさんま」と
つぶやいたのが良かったのかもしれません。
11月は昼寝の絵です。
夏が終わって、体の疲れが増しますね。
友達とやりとりする言葉の端々に
疲れを感じる時期ですね。
なのでまあじっくり昼寝でもして、
少しずつでも体に元気をつけて
過ごそうねという気持ちで
描いた絵つぶやきです。
寝ている蒲団の上に寝ている猫を描いたら、
これがねえ結構うまく描けました。
猫を飼ったこともないのですが、
布団で丸まっている姿を
うまく描けて良かったです。
幸いこの絵も新聞社に送ったら、
いい作品ですねと掲載してくれました。
干支に猫があったらこの作品を
使うのに残念ですねえ。
そして最後は12月です。
結構うまく描けた樽の絵が印象的で、
これはどこに乗せようと
考えていたのですが、
絵つぶやきで友達に送ったら
「おっ」という反応が強かったので、
最後の十二月に乗せることにしました。
12月といえばクリスマスですが、
日本じゃ漬物樽がいいのかも
しれませんね。
続く
ホッとカレンダーで
2月は雪だるまの絵を採用しました。
白い雪だるまですので、
ちょっと青い色で影を付けて
寒さを表現しています。
古い言い方でいえば、
夫婦(めおと)雪だるまですねえ。
まあ言葉もそんな感じで入れています。
で、ここでこのブログを読んだ人には
秘密をひとつ教えましょう。
一か所だけ変な雪を降らせています。
絵の一番左上にそれを描いていますので
是非確認してください。
3月はシマエナガの絵です。
カレンダーを渡したときに、
何の絵が印象的ですか?
と聞いたら、多くの人が
この絵を挙げていました。
何気ないシマエナガの絵なんですが、
下書きのスケッチブックに
結構多くの下書きをして、
目に留まりやすい形に仕上げたものです。
寒いところでこんなにかわいい姿で
生きてるなんてすごい鳥ですね。
輪郭が薄いペンで書いているので
形がはっきりしないのは
白を意識した書き方なんです。
4月はクスノキです。
自分的には好きな絵の一つです。
神社でクスノキを下から見上げていると
大きな大きな命に包まれているようです。
がんばって枝を広げて
葉を広げている姿を、
それなりに表現できたかなあ
と思っています。
絵にすごい力を込めて描いたのに、
何と字を少し間違えそうになりました。
許してください。
そして5月は義母の言葉です。
いろんなややこしい人や話も多い世の中で、
義母が言ってた言葉は
今思えばとても貴重です。
一日ゆっくり考えれば、
意味が分かるときもあるし、
我慢やあきらめもつくときもありますよ、
きっと。
静かに、穏やかに自分も含めて
世の中を眺めて生きましょうって感じですね。
母の日に合わせて、カーネーションと
一緒につぶやきました。
カーネーションは細かい姿ではなくて、
全体的な雰囲気で描きました。
こんな細かい絵なんかあかんぞ
とか言うのも明日にしてください。
6月は大根の絵です。
もう少し秋っぽい季節だったかも知れませんが、
大根ってこんな風に地面に突き刺さって
いるように実っているんやなあ
と思ったことがあります。
街中をうろうろ歩きながら見た、
そんな姿を思い出して絵にしたら、
つぶやきはすぐに出てきました。
葉っぱもうまく描けたので、
新聞社に投稿したら掲載してくれました。
ありがとうございました。
まだまだのびしろのある絵だと
思ってくれたんでしょうかねえ。
7月はアメリカの野球で大活躍する
大谷君の犬の絵を描こうと思ったのですが、
犬の絵ってむつかしいんですよね。
どんな風に描こうかとか
いやいやそんな描く力ないぞとか考え、
それに代わる何かないかと考えてたら、
デコポンが思い浮かびました。
日に日に話題になることに興味を示し、
それに合わせて絵つぶやきを作るという、
ちょっと変わった発想で筆を
持つことになったという作品です。
8月は、友達がみんな高齢化して
きたのですが、まだまだ元気な人も
たくさんいます。
この年齢でマラソン走るとか、
外国の山に登るとかすごい人もいっぱいです。
だから誕生日が来ても、
よし年齢自己ベストだと言えるような
そんな生活を送ることはとても大切ですね。
そんな思いを絵つぶやきに籠めました。
続く
自作のカレンダーである
「ホッとカレンダー」の
2025年版ができました。
今はそのカレンダーの印刷および
近辺から配布を始めているところです。
ここまでいろんな用事の合間を見て
つくり続けてきましたが
ようやく形になりました。
もう11冊目ですね。
このカレンダーの製作過程については
少し前に何度かブログに書きました。
でもそれから製作途中に採用している絵も
変わってきたり、描いた絵とSDGsとの
関連も探ったりしながら、
ようやく完成に至ったなあという感じです。
それについて今日はもう少し解説も
入れながら説明してゆきましょう。
まずは表紙です。
5か所の写真を採用していますね。
今年出かけた旅行などで
印象に残ったところです。
まず御嶽山です。
長野にある山で日本百名山の一つ。
標高3067mの立派な山です。
一つの立派な単独峰で、とても大きな山です。
そこに出かけた時に、
近隣の山道から全体が見渡せる
展望台がありましたので、
そこから撮影しています。
向かって左の方の雲のかかっている
あたりが山頂です。
ああ、あの休憩した小屋もなんとなく
見えていますね。
この撮影した日はとても天気のいい
日だったのですが、登っているときは
厳しい風雨の一日でした。
しんどかったけどいい思い出の山でしたね。
そしてカレンダーのその右の海は尾鷲です。
義父が良く釣りに行ってた
あたりの海ですね。
昔はまぐろなどの遠洋漁業が
盛んだったそうで、
近辺の海での釣果はよかったんだ
と言ってました。
静かだけどなんかとっても
豊かな海って感じでしたね。
下段の左は、和泉のリサイクル環境公園。
廃棄物関係の事業者が開設した公園で、
季節に合わせて広大な広場に
植物を植えています。
コスモスやラベンダーでも有名なところです。
その横には、どこかのろうそく岩と
夕陽みたいな写真ですが、
これは佐賀県の呼子です。
港のところから呼子大橋を見た時に、
ダイヤモンド夕日が輝いていました。
この場所の横にあったイカの料理店や
お風呂がとっても印象的でした。
そして右下に掲載しているのが「尾瀬」です。
尾瀬の山には昔登ったのですが、
尾瀬の湿原には初めて行きました。
ちょうどミズバショウの季節で、
とても気持ちいいところでしたね。
そしてカレンダーを一枚めくると、
ここに登場する絵つぶやきの一覧を
載せています。
絵つぶやきを描いて、
そこから絵の部分だけを抜き出す
という意外にめんどくさいことを
やっています。
ここの使い方も、
これからの検討課題ですね。
では、1月分から見ていきましょう。
ここにはその年の干支を描いています。
巳=へびはねえ、
絵的には簡単ですが表現がむつかしいのです。
うまく描こうとすると、険しい絵になります。
でも絵つぶやきの雰囲気ではないですね。
かといってあまりに砕けて描くと
まさに漫画になってしまいますので、
その加減がむつかしいです。
この絵はカレンダー向きに新たに
描いたものです。
まあ漫画風ですが、くねくね感を
うまく描けたので、良かったかなあ
と思っています。
言葉は絵をみていたら、
自然に浮かんできた言葉です。
素直な一枚になりました。
でも緑の色が濃くて目がしっかり
見えないのがちょっと残念。
この辺は工夫すべきかなあと
思ったりしています。
続く
我が町の見守り隊の活動は
不定期にではありますが、
ちゃんと続いています。
最初の頃は段ボールの裏に
手書きで見守り隊の文字を書いて、
公民館前に掲示しながら
たまっていたのですが、
今はちゃんと看板を作りました。
これです。
「子どもの安全見守ります」
「不法投棄は許しません」
「変なおっさん見張ります」
見守りのテーマを三つ書きだしておきました。
この見張り場所は子供のメインの通学路ですし、
不法投棄をやる人間が見たら警戒するでしょう。
それと最近、家の前に車を止めて
のぞき込むような奴がいるという
情報もあったのでそれも見張ります。
こうして看板を挙げることで、
不審なやつも警戒をするでしょう。
先日も、4人でこの看板を挙げて
見守りをしました。
話の内容は、競馬の反省とか
来週から入院するねんという仲間の話、
来週のフリーマーケットの話とかを
ワイワイ言いながら話をしていました。
あ、そうそう最近トンビかもしくは
チョーゲンボウが飛んできてるで、
なんてことも言ってました。
ごみを荒らして困るようなカラスが
最近姿が減ったのはこの鳥の影響じゃないかと、
見守り隊は町内野鳥の会になったりもします。
と、そこへ村の人が通りかかります。
「へえ看板挙げているんやなあ。
変なおっさんてあんたらのことやんかあ」
とか言って笑っています。
ああ、もうこちらの思惑通りです。
こうして看板に興味を持って
笑ってもらうことは見守り隊の
啓発につながっていきますもんね。
昨日は集まっているメンバーで
「隊長をきめたらどうか」
という話も出ましたが、
まあ今はまだそんなあしかせに
なるようなことはしないでおきましょう。
気楽にのんびりやって
続けていくことが大切です。
こちらも楽しんでやっている、
周りも笑ったりして楽しんでくれる、
そしてなおかつ不審者は
警戒してくれるという
なかなかいい取り組みだと思っています。
今度は子供通勤時間にやろうかあとか、
これから寒いからバッチはいて
こなあかんでとか言いながらも、
みんな結構前向きなのもいい感じです。
痴漢のおっさん、
洗濯物泥棒のおっさん、
空き巣泥棒のおっさん、
変な売り込みに来る詐欺のおっさん、
ちゃんと見張ってまっせ~
インドネシアの店員に
なれない英語とかで喋ってると、
結構日本語はいけるようです。
「インドネシアに牡蠣はいるの?」
って聞いたら、
「いますよ」とのこと。
まあ、オイスターという言葉もあるし、
あちこちにいるんでしょうね。
で、出来上がったカキはこんな感じです。
よく火も通してあるのもあって、
小ぶりですねえ。
どんどん食べていきましょう。
フライパンの上が空いてきたら、
皿に写して、またカキを
フライパンの上に並べてもらいます。
第2弾を焼いてゆきます。
昔、職場で日生にカキを
仕入れにいく人がいて、
よく買ってきてもらいました。
殻付きのカキで山ほど食べたなあ。
そして最近はマラソン友だちが、
実家の親戚でカキ養殖を
している人がいてよく送ってきてくれました。
まあなので食べなれてはいます。
この鳥羽にはカキ小屋は
20店舗近くあるそうです。
頼んであった牡蠣ご飯も来ました。
おお~カキたっぷりのご飯です。
そしてカキフライはというと、
実が小降りなのでなんと
串カツ風に串に刺されています。
フライパンの中でぱちんと
はじけるカキの音。
あちちという若者の声。
やけど注意の看板も
柱についていましたよ。
なんかねえ一口ごとに元気に
なっていく感じだし、
お客さんの元気な声も響き渡る
ような感じでなかなかいい雰囲気であります。
カキはそのまま焼き続けて食べ続け、
何と第3弾も食べつくしました。
鳥羽の海とさんざん触れた感じです。
う~ん、これ以上は無理やなあ
というところで第4弾は
半分にしてもらいました。
ここまで一時間半くらいかなあ。
平日ですが、もうテーブルは
半分以上は埋まっているようです。
大阪でもカキ小屋はあるようです。
なんと地元の市でも期間限定で
カキ小屋があるようですね。
また府中の飲み屋の隣にも
カキ料理らしき店舗があるようで、
海の中だけでなく都会にも
カキは進出しています。
さあ、散々食べましたし、
おなかもいっぱいです。
これ以上食べたら夜飯にも影響しますよ。
夜は尾鷲の居酒屋で海鮮料理です。
旅行から帰ったらダイエット
しなきゃなあって、いつも
思ってしまうのがちょっと悲しいですな。
でもまあおなか一杯になって、
鳥羽のカキ小屋から出ることにしました。
これでまあ伊勢湾の海と接したわけです。
流石にこの辺りは義父も釣りに
行ってる様子はなかったので、
展望台から海を眺めたりしたそうですが、
doironはビールで助手席で
気持ちよくお休み。
景色は見なかったけど、
ええこんころもちで尾鷲へと
向かってゆくのでありました。
旅は続きます。