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ひびのあれこれ

魔道祖師と陳情令のこと

2022-12-09 20:50:54 | オタクライフ

色々書きたい事があったんだけど、ネタバレ考えるとTwitterに投稿は難しいな、と思っていたところ、ここの存在を思い出したので書き残し。

去年だったか、好きな同人作家の方がTwitterに陳情令のイラストをUPしていたのがキッカケでとても興味を持ち、ほとんど中身を見ていないうちから絶対面白いから見て、と人に薦めまくったものの、自分自身はものすごく亀の歩みでドラマを観たり小説を読み進めていたという。

最初は陳情令(字幕版)を観ていたのだけど、世界観とか作中の各世家の関係とかがイマイチつかみ切れていないな、と思い、そうこうしているときに今度はアニメが始まるというので、いざアニメを観てみたら、これがちょっと自分の好みとは外れていたので、翻訳版の小説の発売を待つことに。

昨年末から少しずつ原作小説を読み始め、2022年の夏ごろにやっとこ読み終わった後、9月末でAmazonプライムの見放題が終わってしまうという事もあり、改めて陳情令を完走して、その素晴らしさを実感したのでした。

原作小説とドラマとの違いは、BL要素があるかないか。
といっても、原作小説も全4巻のうち3巻までは匂わせ程度でほぼ全くBL要素は出てこない。
ストーリー進行もドラマで結構変わっているような気がしたけど、ドラマを観終わってから原作小説を読み返したら、一部のキャラの出番とストーリー進行の順序こそ変わっているものの、ほぼ原作に沿った作りだった。

アニメは、絵があまり好みでなかったのと、陳情令を先に観てしまうとどうしてもストーリー進行がイマイチに感じてしまい、私はダメでした。
私が受け入れられなかったというだけで、作品そのものは十分高いクオリティ水準だと思う。
あと、アニメで褒めるべき点はやはり吹き替えキャスト、魏無羨が木村良平なのは選んだ人わかってるじゃん!と思いましたね。私が小説読んでいた時の脳内再生も木村良平だったよ!選んだ人と握手したい。
他の人もほぼほぼイメージ通りなのではないかと思う。

アニメ版と全く同じキャストで陳情令の吹き替え版が配信された(WOWOWだっけ)ので、他のプラットフォームの配信に来たらまた最初から観たい。

そんなこんなで、今年というかここ1~2年で一番ハマった作品になりました。

何より、ここ数年、長編小説どころか、1冊で完結する物語すら読んでいなかったのだけど、全巻隅々まで読んで、読み返しまでしてしまったので我ながらびっくりしている。

観やすさと作品内容の良さから、おススメはやっぱりドラマ版の陳情令だけど、原作小説の魔道祖師もBLがOKな人なら本編はもちろん、結末後の番外編を読んで欲しいかも。
ドラマとの相違点を楽しんでほしい。

以下は、古典的な手法になりますが、ネタバレ込みの感想というか書き散らし。


















 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






陳情令が良すぎて、普段あんまり買わないキャラソンにも手を出してみたり。
ドラマの主題歌と挿入歌だけ買うつもりだったのに気が付いたらアルバムダウンロードしてた。
キャストが歌う(一部違う人もいるのかな)それぞれのテーマソングとても良かった。
肖戦さん(魏無羨)も王一博さん(藍忘機)も歌うまお。

役者さんの演技によって、原作と受ける印象がだいぶ変わったキャラが何人か。
温寧と温情は、登場が増えたのもさることながら、ドラマのアレンジがとても素晴らしい。

温情が好きだったので早くから魏無羨たちに関わってくるのホント良かった。欲を言えば生きていて欲しかったけど、そこはやはり変えられないよね…。

陳情令を観てからアニメを観たり原作を読んだりすると温情の出番の少なさに驚くのでは。
本当に良い改変したと思う。

江澄は、小説を読んだときより陳情令の方がより人間臭いというか、魏無羨に対する態度が少し柔らかい感じがした。
観音堂でのやり取りめちゃ泣いた。原作より陳情令の江澄が好きかも。
 
江厭離も、小説だと、優しいし師弟に好かれているけど、容姿は凡庸、仙術の才もなしで料理だけが取り柄、みたいな描かれ方をしていた印象なので、陳情令の方が存在感があって良い。

私は陳情令を10話位まで観た後、アニメ(1期で挫折)⇒原作小説⇒陳情令の順で辿ったのだけど、原作小説の番外編を先に読んだ弊害として、藍忘機の剣を見るたびにアアーってなってた。
もし、ドラマと同時進行で小説を読んでいるのなら、番外編はドラマを全て観終わった後に読むのをすすめる。
 
吹き替えキャストはほぼイメージ通りと書いたけど、江厭離と温情に関してはちょっと違うかなーという思いがある。アニメのデザインには沿っていると思うし、早見沙織も川澄綾子も好きな声優なんだけども。
 
魏無羨が、夷陵老祖になった経緯は、結局、原作もドラマも、受け手の想像に任せる感じなのね。アニメ版は、屠戮玄武の中で見つけた剣が原因で、乱葬崗の悪霊に取りつかれて闇落ちするみたいな描写になっていたけど、そういえば、この剣の事について原作もドラマもノータッチなのがちょっと面白い。
そう思うとアニメも我慢して観るべきなのか…。木村良平の、ドラマ版とアニメ版での演じ分けも気になるし。

ロードス島戦記(25周年なんだね)

2017-11-10 23:23:11 | オタクライフ
何年か前にロードス島戦記のOVA版がみたい、というのをツイートした気がする(恐らくファリスの聖女の完全版が出た辺り?)のだけど、そんなことはすっかり忘れた今になってHuluとアマゾンプライムで配信が来ていたので懐かしさもあって観た。

何処まで観ていたかなと思い返すも、たまに地上波放映する時に観ていただけなので途中で記憶が途切れて何処まで観たのかちゃんと覚えていなかった。
改めて観てみたら、英雄戦争終結より前までだったみたいだ。
英雄戦争までは観たような気がしていたから意外だった。
1巻だけは何度も読み返していたからだろうか。

ベルドとファーンの老傑同士の戦いがとても好きだったんだと思う。
後に、ファリスの聖女とかロードス島伝説(これも結局最後まで読んではいないのだけど)を読んだのもあってより一層楽しみだったんだけどアニメでは戦いの結末が微妙に違っていてええ!?となった。
このアニメが出た当時は原作が完結していなかったとはいえ灰色の魔女自体は完結していたのに何故…、と思ったけど、原作通りだとアシュラムの憎しみの矛先がカシューに向かってしまいパーンの影が若干薄くなるので避けたかったがための変更なのかしら。

その割に、原作の3巻・4巻に当る火竜山の魔竜の話が半端に盛り込まれて謎だった。
ただ、個人的には火竜山の魔竜に出てくるオルソンが好きだったのでアニメ登場は嬉しかったし結末が違うのもちょっとアリだなと思った。

当時はオルソンいなくなったショックで5巻なかなか読む気にならなかったぐらい好きだったよね…。
5巻の1章(だっけ?シーリスが主人公のモスの話)も追いうちをかける様な内容で、初めて読んだ時の感想はなんだよそれ、という印象で、それに加えてパーンやディードリットの出番がなくなってきたのもあり、原作は読むのをやめてしまったのだと思う。

そんなこんなで物語の結末を見届けていないロードス島戦記だけれど、今なら主役の違う6巻と7巻も受け入れられそうな気がするので読んでみてもいいかもなあと思った。

なんだかんだで私はロードス島戦記が好きだったみたいだ。

とうらぶらいふ

2016-05-25 23:52:17 | オタクライフ
PCが壊れた事でしばらくお休みしていた刀剣乱舞、スマホアプリ版が出た事で再開しました。
ゲーム的には艦これの方がやる事多いのでそんなにはまらないだろうと思っていたのだけどスマホでプレーできるのはやはり大きいですね。休んでいた間に新しい機能も実装されたし暇つぶしにちょうど良いのでなんだかんだで続いています。

プレー当初はほもこれとか半分バカにしていてごめんな…。

始めたキッカケは堀川君がいいなと思ったからだったのだけど、気づいたら鶴丸推しに。
堀川君をはじめ新撰組とか維新志士がらみの刀の人たちも好きです。
ちなみにスタート時に選んだ刀は陸奥守でした。

プレー当初は中身がおじいちゃんと聞いていたので最終的には三日月が推しになるのかなあと思っていたので、鶴丸推しになったのは自分的には意外なつもりだったけど、近年好きになったキャラそのものだったので意外でもなんでもなかった。
あんまりそういう感じしないけど一応おじいちゃん枠だしね。

プレー再開してからは一期一振が好きかもと思いだし、粟田口の兄弟を育成していたら彼らも良いなって思いだしたので沼は深いと思いました。

ねんどろ一兄…鶴丸に続いて買ってしまうのだろうか…。

好きは海ににている

2014-04-24 12:51:08 | オタクライフ
凪のあすから、元は同じ時間にやってた別の番組を観ていたので見だしたのは1部の中盤から。
海辺の町のどこか懐かしい雰囲気とか海底の村の幻想的な風景が凄く素敵なので、はじめはそこだけ観て流していよう程度のノリだったのに、気づいたら毎週続きが気になってしまうまでにハマってしまいました。

可愛らしい絵柄の割に恋愛模様がドロドロしているのと、2部でガラッと雰囲気が変わったのとで毎週はらはらしながら観ていたのだけど、凄く無理なくキレイに終わって本当に良かった。

誰かを好きになった気持ちは(たとえ報われなくても)無駄じゃない

というのと

誰にとっての大切な事は常に変わっていくから自由だ

というのは同じ時期に考えていた事と重なって凄く共感できました。

観て良かった。

空の彼方にあるものは

2012-03-12 00:31:12 | オタクライフ
ラストエグザイルにどハマりしてしまいました。
毎週続きが待ち遠しい。

やっぱりとか言われそうだけど観だしたきっかけはディーオです。
超かわいい。黙ってると冷たい感じなのにしゃべりだすと表情がくるくる変わるところが大好きです。
惜しむらくは活躍する時に限って作画がヒドイのがなー。
DVDでは修正されると良いなあ。

人種、戦争と平和を扱っている作品は最近あんまり見かけないよね。
SF的な細かい設定はわかりづらいところもあるけど
国家間の立場はすごくわかりやすいし描写も丁寧なのが好感が持てます。

主役の女の子3人のひたむきに前向きに頑張る姿も良い。
3人3様に個性的で好感が持てるのだけど、誰か選ぶとしたらジゼルかな。
大人しいようでいてしっかり者、かつ努力家なところが好きです。

この前の一挙放送で前作を観たのですがこちらも本当に面白かった。
放映当時も作品の事は知っていたけど、本当にこの頃GONZOが嫌いで
観る前から評価最悪だったんだよな…。
今回一通り見て自分の中のGONZO株は覆りました。
こういう良い作品も作れるのね。食わず嫌いしてすみませんでした。

アルヴィスがめっちゃ可愛かった。ラヴィも観てると元気をもらえる女の子で良いな。
タチアナ、アリスペアとクラウスをめぐる愛憎?関係もドロドロしていたけど不思議と嫌な感じではなかった。
そしてディーオとルシオラの薄幸ぶりに泣いた。
ディーオ2期で活躍できてホント良かったねえ…。

最終回前にファムの方の一挙放送もあるみたいで楽しみ。