Hello from the BoreBore Isrand.

ひびのあれこれ

墨攻

2007-08-29 10:06:59 | 映画
旧作になるまで待とうかと思ったけど結局借りてしまった。

が、素直に旧作落ちを待って映画だけ観れば良かったのかも。下手に原作に手を出さなければもうちょい楽しんで観れた…のかな…?
展開が原作と全然違うので先が気になりはしたけどそれがなければ終盤まで観ていられなかったかも。映画単品では可も無く不可もなく。
まあ旧作レンタルで満足ぐらいかも。

小説だけ読んで観ると登場人物と時代背景こそ同じなものの全然違う展開にビックリする。
漫画も読んでおくべきだったかと思ったけど、wikiみてみたら小説より漫画を元にしているのかと思いきやそうでもない事が判明。

攻城シーンは一部無双ちっくなアホ演出はあるものの意外と少ないので地味で物足りない。

漫画にしろ小説にしろ原作を知っていると革離のキャラクターに不満を覚えるんじゃなかろうか。
あれはアンディ・ラウのキャラクターに合わせて変えたのか、逸悦を出す為に変えたのか。いずれにしてもそりゃあ無いよという感じでした。

最後の30分は(゜д゜)ポカーンて感じ、正直いらない。
流暢な中国語を話す謎の黒人が良い所もって行っちゃうのは違う意味で面白かったけど、まあ、そのぐらい。

憑神

2007-08-28 01:00:34 | 本の虫
憑神読み終りました。
良い作品に出会えて満足。
結末の賛否は分かれそうだけどお勧めです。
一日一日を大事にしようという気持ちになれる良いお話です。

やはり映画を見逃したのが悔しいなあ。DVD化が待ち遠しい。

以下は感想。ネタバレなんで下げときます。







































始めは落語みたいな軽いノリで始まるのだけど、話が進むにつれシリアスになってゆく。なんだけど重くなり過ぎない絶妙なさじ加減。
最終的には武士道とは死ぬ事と見つけたり。というのに帰依するようです。

彦さんはホントに可哀想過ぎなので個人的には茶店の主人の話に乗って欲しかったのだけど後ろ暗い思いを引きずる人生よりはやりたい事を思う存分やって納得のゆく人生を、という事なのか。

おつや、九頭竜、伊勢屋の三人が可愛らしくて良い。
中でもやはりおつや、可愛いなりして邪悪なのがもゆる。
九頭竜は力士なんだけど映画は赤井秀和でバリバリ関西弁だったので力士じゃなさそう。
ホント早く映画観たいわ。

風林火山

2007-08-27 09:28:11 | 本の虫
井上靖の原作が好きなので興味が無くもないのだけれど、いつぞやのテレ朝の年始時代劇で幻滅して以来どうも観る気になれなかった。
年始時代劇のは原作に忠実ではあったのだけどどうにも退屈だったのね。

大河の方は主役の人達のキャストが誰だか良く知らないのでイマイチぱっとしないなあという印象。
まあGacktというとんでもない飛び道具がいるけどさ。

でも題名のない音楽会で千住明がオープニング曲を演奏しているのを聴いて心ときめいたので先週辺りから観てみたら、ちょうどGackt謙信登場の回で吹いた。
Gacktのなりにもビックリなのだが(後で調べたら18歳の頃らしいのであながち間違っていないのかも知れない)、話の展開にもビックリ(゜Д゜)
勘助が越後に乗り込んで捕まるなんてエピソードあったかな。

気になって原作読み直したら案の定数ページで終るエピソードでしたとさ。原作のまんまだと1年も持たなそうだなあとは思うのだけどちと斜め上を行き過ぎな気が…。
まあオモロイと言えばオモロイけどさ…。勘助より御屋方様の方が老けて見えるのもちょっとなあ。
まあ時間が合ったら見よう。

積読消化のススメ

2007-08-24 02:00:05 | Weblog
タイミングを逃してしまった映画の原作を読もう月間…でもないのですがなんかそういった作品をもりもり積ん読買いしていたので消化のために読んでます。

そんなこんなでちょっと前まで酒見賢一の墨攻と後宮小説を読んでおりました。
墨攻はびっくりするほど短くて、落ちも驚くほどあっけないので拍子抜け。
読んだこと無いけど確か漫画の方が10数巻に及ぶと聞いていたのでもうちょっと長いものだと思ってました。
映画はアンディ・ラウ効果で万一あんまり面白くなくても満足できるはずなので早く借りて観たいなあ。

後宮小説はとても良かった。
宮女養成機関での寄宿舎学校っぽい生活とか、宮女ゆえにカーマスートラみたいなの習っちゃうところとか、うら若き乙女たちにカーマスートラ哲学を説いてしまう角先生がツボりました。
銀河とコリューンの二人の関係も爽やかで儚くて素敵でした。「道女になりました」と銀河が告げるシーンは泣けた。
主役二人もさることながらなんといっても江葉!江葉イイよ江葉。
勢いでyoutubeで「雲のように風のように」の動画とか探しちゃったくらい。
リアルタイムで観れたはずなのだけど実は観ていないんだよね。
DVD化されていないんだと思っていたけど一応DVDにはなっているのか。
銀河の声が佐野量子なのが時代を感じさせますな。
江葉のデザインは自分のイメージと若干違ていてややガッカリだったけど後悔はしていないぜっ。

で、また酒見賢一の本を…と思ったのだけど3連続で同じ作者が続くとさすがに飽きてしまい浅田次郎の憑神を読んでます。
憑神もホントだったら映画観に行きたかったんだけど観にいけそうも無いからと原作を買ったクチなのですが映画観に行かなかったことを超後悔。やっぱこの人の時代小説良いな。幕末ちう時代設定が好きなのもあるのかもしれない。
まだ全部読んだわけではないのだけど我ながらページを繰るペースがとても軽い。
で、往生際悪くも上映館を探してみたりしたのだけどやっぱり上映終わっていてガックリ。
DVD化が待ち遠しいです。
予告を見る限り疫病神のキャラクターが小説と若干違うっぽくて楽しみ。

墨攻
雲のように風のように
憑神

トランスフォーマー

2007-08-22 10:18:57 | 映画
トランスフォーマー観てきました。
マイケル・ベイの作品がもともとあんまり好きじゃないので端から映画そのものに期待していなかったおかげか楽しめました。
話の内容はインディペンデンスデイの焼き直しだったんで正直どうでもいいです。
人間パートイラネ、トランスフォーマーじゃなくっても…以下略、なんてことはわかりきったことよ!と割り切れば楽しめるんじゃないでしょうか。

トランスフォームする音が聞けたのとサイバトロンのマークとトランスフォーマー達が観れたので満足なり。
バンブルビーがカワイイ。
コンボイはあんなところが口だったのカーと若干ガッカリした。
丸でアステカの仮面が喋ってるみたいだったんですけど…。
デストロンの人たちは割と変わらなかった印象だけになんだかうーん。

あのちっこいのはサウンドウェーブだったりしたら嫌だなあとオモタ。
デストロンの人たちが出番ある割に全然喋ってないのがちょっとざむねむ。
まああと2作あるらしいのでそれに期待かな。
が、とみちむ的には全く無かったようなので次回観に行けるのか怪しいなあ。