<ベスト・オブ・ザ・ベスト>を見たぼくらわ 三菱一号館美術館に移動して 5月24日まで開催している<ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 ~アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから>を見たのだ
展覧会の詳細と 今回わ 感想が丸かぶりなので えこうに任せたのだ
三菱一号館美術館 <ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 ~アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから> 5月24日(日)まで
http://mimt.jp/nga/
作品リスト
http://mimt.jp/nga/img/midokoro/nga_list.pdf
展示構成
1.戸外での制作
2.友人とモデル
3.芸術家の肖像
4.肖像画
5.ボナールとヴュイヤール
創設者アンドリュー・W・メロン娘、エイルサ・メロンによるコレクションを中心に68点を展示しており、日本初公開は38点だそうです。あと、2階を下りてすぐに、三菱一号館美術館のコレクションが数点展示していました。
気になった作品
11.ウジェーヌ・ブータン ドーヴィルのカジノの演奏会
20.エドゥアール・マネ 競馬のレース
2頭の馬が寄り添い、一方の馬がもう一方の馬の背に頭を乗せ、リラックスした姿が描かれていて面白い。
22.フィンセント・ファン・ゴッホ オランダの花壇
私がイメージしているゴッホと違う・・・。画家名がなかったらきっとゴッホ作って思わないだろう。
白、赤、黄色、青など花が咲く花壇、花の名前は分からないが、おそらくチーリップか?空がどんより曇っているので、より花の鮮やかさが映える。
27.ジャン=バティスト=カミーユ・コロー 芸術家のアトリエ
つい最近<ルーヴル美術館展>で見たものと同じような構図。こちらの方が色が鮮やかな感じを受ける。
※参考として、ルーヴル美術館の方の画像を載せます。(クリックすると拡大します。)
31.ピエール=オーギュスト・ルノワール アンリオ夫人
アンリオ夫人は、パリの劇場で活躍する女優でルノワールは彼女を11点も描いており、その中でも唯一彼女の手元に置かれた作品だったそうです。
この作品、前に2011年の<ワシントン・ナショナル・ギャラリー展>と、2010年の<ルノワール 伝統と革新>でも見て3回目。好きな作品なので、また会えて嬉しいかった。
柔らかい中でも、肌が輝いていて、NO.34<猫を抱く女性>と、NO.35<髪を編む若い女性>の両方のいいところを合わせた作品のように思えました。
34.ピエール=オーギュスト・ルノワール 猫を抱く女性
隣に展示してあったno.35<髪を編む若い女性>と比べて、色が淡く全体的にふんわりした印象を受けし、幸せな感じ。
35.ピエール=オーギュスト・ルノワール 髪を編む若い女性
髪が柔らかい質感で描かれていて、触ってみたくなる。背景が暗い青?で描かれているから彼女の白い肌が輝いているように見える。
この作品のポストカードも発売して欲しかった。
37.ピエール=オーギュスト・ルノワール タマ、日本犬
描かれているのいるのは、狆。タマが遊んでいた日本人形も描かれています。隣に展示していた、<キング・チャールズ・スパニエル犬>と見比べてみるのもいいかも?
※<タマ、日本犬>の画像は、ないのですが、<キング・チャールズ・スパニエル犬>の画像を載せます。
42.ピエール=オーギュスト・ルノワール クロード・モネ
咥えタバコを持ち、本を読むクロード・モネが描かれている。モネは、黒いコート?(スーツ?)を着ていて、やっぱりルノワールは黒の使い方が上手いと思いました。
あと、この作品の向かい側には、no.33の<モネ夫人とその息子>が展示してあったもの良かったです。
※参考として、<モネ夫人とその息子>の画像を載せます。
47.アンリ・ファンタン=ラトゥール 皿の上の3つの桃
桃も美味しそうで良いのだが、テーブルの質感が素晴らしかった。
あと、三菱一号館美術館のコレクションで展示していた、ルノワールの<長い髪をした若い娘(麦藁帽子の若い娘)>と、今回初めて見た、ドニの<純潔の春>も良かった。
こちらは、ルノワールの<長い髪をした若い娘(麦藁帽子の若い娘)>の画像です。
三菱一号館美術館の空間に、小さめな作品のエイルサ・メロンのコレクションなどを展示していたので、邸宅でコレクションを見ているような感じに思えましたし、日本初公開の作品も多く、見応えがあると思います。
会期末になると、見えづらくなるので、早めに見に行った方がいいと思いますよ。
今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたし、美味しいものを食べることが出来ました。
ありがとうございます。