<シヤー・トムヤムクン・ポーチャナー>でランチをしたぼくらわ 東京都美術館に移動して 10月9日まで開催している<ボストン美術館の至宝展 東西の名品、珠玉のコレクション>を見たのだ
今回も 感想わ えこうに任せるのだ
東京都美術館 <ボストン美術館の至宝展 東西の名品、珠玉のコレクション> 10月9日(月・祝)まで
http://www.tobikan.jp/exhibition/2017_boston.html
公式サイト
http://boston2017-18.jp/
作品リスト
http://www.tobikan.jp/media/pdf/2017/boston_worklist.pdf
展示構成
1 古代エジプト美術
2 中国美術
3 中国美術
4 フランス絵画
5 アメリカ絵画
6 版画、写真
7 現代美術
美術館を支えてきた数々のコレクターの物語に光を当てながら、各章合わせて80点を展示していました。
気になった作品
17.陳容 九龍図巻(※部分画像)
酩酊して精神が高揚した状態で描いた作品だそうで、九龍図の中で、載せた画像が特に良かった。上の画像は、断崖を掴み、身を擦りつけているそうです。下の画像は、黒雲のなか、たてがみの白い老年の龍が、右方の若い龍に教えを授けているそうです。
年を重ね、たてがみの白い龍って、あんまり見たことがないかも?
23.英一蝶 涅槃図
修復された作品だから、色が美しい。
右上から、お釈迦様の母親の摩耶夫人が雲に乗て迎えに来ているが、手で顔を覆い悲しんでいるよう?涅槃図は色々見たことがあるが、このような摩耶夫人は見たことがなかったかも?
24.曾我蕭白 風仙図屏風
解説の一部には、こう書かれています。
『強烈な黒い旋風が吹きすさぶなか、剣を構える一人の男。黒い旋風は龍を表し、対峙する男は龍を退治して恵みの雨をもたらした陳南とも考えられている。』
風で従者が転んでいるのは知っていたが、その上に白と黒の2羽のウサギがいたのは知りませんでしたし、白うさぎの目を見開き驚く顔が面白かった。
2012年にも見ていて、うれしい再会でした。
25.曾我蕭白 飲中八仙図
「飲中八仙」とは官僚としての人生を離れる、つまり脱俗を表明して、田舎で飲酒にふけった8人の文人のことだそうです。彼らの後ろには、苦行の禁欲生活が無益であると悟り、山を出る釈迦を描いた「出山釈迦図」の掛軸が掛けられていました。
画面下部で楽しそうに酒を飲んだり、絵を描いたりしているが、7人しか見当たらないような・・・?お釈迦様も入れて8人なのか?
42.クロード・モネ ルーアン大聖堂、正面
画面の明るさから、昼の時間帯を描いたものだろうか。平面かと思ったら、思った以上に絵具に厚みがあった。
44.クロード・モネ 睡蓮
51.フィンセント・ファン・ゴッホ 郵便配達人ジョゼフ・ルーラン
No.52の作品とか夫婦で、2点そろって展示。彼がモデルの絵は、6点あり、最初に描かれたものだそうです。
52.フィンセント・ファン・ゴッホ 子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人
右下の赤の部分に「La Berceuce」と書かれていて、フランス語で子守唄「ゆりかごを揺らす女性」という意味だそうです。この女性を描いている作品は、他に5点あって、最後に描かれてたものと考えられているそうです。
2014年にも見たことがあります。
あと、アンリ=ファンタン・ラ・トゥールの<卓上の花と果物>や、サージェントの作品も良かった。
チラシの画像も載せます。(クリックすると大きな画像で見れます。)
惹かれるものは、多くなかったですけど、特に中国美術と日本美術の作品の展示物が良かったと思いました。
ゴッホが描いた夫婦の作品も良かったですし、英一蝶の涅槃図など見応えのありましたよ。
今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたし、美味しいものを食べることが出来て良かったです。
ありがとうございます。