どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『おもしろびじゅつワンダーランド2017@サントリー美術館』なのだ

2017年08月28日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<ピッツェリア恭子>でランチをしたぼくらわ サントリー美術館に移動して 8月31日まで開催している<おもしろびじゅつワンダーランド2017>を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

狩野探幽<桐鳳凰図屏風>なのだ



左右 両方とも オスとメス 番(つがい)の鳳凰が描かれていて 1つの方わ 見つめあったりしていたのだ



翼を広げた 鳳凰わ すごくカッコ良くて ぼくらわ この作品を見に行きたくて 展覧会に行ったのだ





この展示の前にわ ちょっと面白いのがあって 画面に向かって 手をパタパタすると いろんな鳥や動物が現れて その後に鳳凰が現れるのだ








なんでいろんな鳥や動物が現れたかというと 鳳凰の体わ いろんな鳥や動物が組み合わさったものとされるからだそうなのだ


<染付吹墨文大徳利>なのだ


吹いて付けた模様がキレイだったし 展示ケースも 同じ柄になっていたのだ



この作品の隣にわ 同じ形の大きなレプリカというか 造形物があって マイクに向かって 吹くと模様が表れるのだ





あと <宝尽額絵唐獅子模様筒描>も良かったのだ



子供向けって 思われるかもしれないけど 大人でも充分に楽しいし あと ちょっとで終わっちゃうけど オススメの展覧会なのだ

また このような楽しい展覧会を開催して欲しいのだ



ここから先わ えこうの感想なのだ

サントリー美術館 <おもしろびじゅつワンダーランド2017> 8月31日(木)まで

http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2017_4/index.html

作品リスト
http://www.suntory.com/sma/exhibition/visual/list.pdf?_ga=2.241116803.1600424624.1503754157-460423783.1497008273&__utma=198440237.460423783.1497008273.1503667748.1503754157.6&__utmb=198440237.8.8.1503754239389&__utmc=198440237&__utmx=-&__utmz=198440237.1503667748.5.4.utmcsr=google|utmccn=(organic)|utmcmd=organic|utmctr=(not%20provided)&__utmv=198440237.|25=FOID=BUU_PMQweIJyKZFg8s6WmQFi47Q=1^26=FOSG=%2215534%22%2C%2215961%22%2C%2261855%22%2C%2263603%22%2C%2263639%22%2C%22108825%22%2C%22118253%22%2C%22118254%22%2C%22141208%22%2C%22141224%22%2C%22143543%22%2C%22144035%22%2C%22173291%22%2C%22173295%22%2C%2217=1&__utmk=74810834




展示構成

1.出現!鳳凰ワールド

2.きらきら!切子(きりこ)の宇宙

3.かこまれて!くつろぎの宝尽(たからづくし)ルーム

4.みんなで叫んで!吹墨文(ふきずみもん)

5.みて・きいて!鼠草子絵巻(ねずみそうしえまき)

6.おしゃれに!自分だけのキモノ・デザイン

すべてサントリー美術館の所蔵作品で、今回の展覧会は写真撮影がOK、絵画、工芸品、着物など、42点を展示していました。


気になった作品

1.野々村仁清 色絵鶴香合



2.狩野探幽 桐鳳凰図屏風


左隻の写真


右隻の写真


解説には、こう書かれています。
『光りかがやく金色の世界に伝説の鳳凰が描かれた作品です。見つめあう2羽は夫婦とされ、右側の屏風にはヒナ鳥もいます。背景には鳳凰が飲むという聖なる水が流れ、すみかの桐の木も左右にありますね。鳳凰は幸せを意味する鳥で、この屏風は結婚祝いとしてつくられたと言われています。』

こちらが解説にあった、ひな鳥ですね。親子睦まじい感じがいいです。



4.紅型裂 花色地雲霞に鳳凰文


琉球独自の色使いが印象に残る。


7.切子 蓋付三段重



8.切子 三ツ組盃・盃台

9.切子 霰文盃


切子の展示は、壁が鏡となっていたので、ずっと続くような空間がいいですし、ライティングも良かったと思います。

しいて言えば、色が付いている切子も見たかった・・・。

あと、この展示ブースに入る前のパネルには切子の文様の説明もありました。


↓クリックすると大きな画像で見れます。



20.宝尽額絵唐獅子模様筒描



25.瑠璃釉瓢形徳利


こちらも展示ケースが作品の柄となっていました。



26.薄瑠璃釉染付花文皿


花の模様のようですが、花火や、雪の模様のように思えました。美しい皿です。

こちらも展示ケースの柄が作品の柄となっていました。



34.白綸子地梅に熨斗蝶模様打掛


熨斗蝶とは、熨斗という色紙を折り紙のように折って、蝶の形に作ったものだそうで、蝶は長生きを意味するそうです。


37.能装束 間道縞に桜蜘蛛巣模様縫箔



40.浅葱紋絽地流水花束模様単衣


展示していた、着物の中で、1番良かった。


あと、無料で音声ガイドを借りて見ることが出来る<鼠草子絵巻>も面白かった。


写真ばっかりの感想となりましたが、体験型の展示は、やっぱり楽しいですし、中学生以下は無料っていうのも、アートを見るきっかけになっていいことだと思いました。

この展示を見て、アート好きな子が増えてくれればいいなぁ~。と感じました。


今回も素晴らしい作品を見れましたし、美味しいものを食べることが出来て、大満足でした。

ありがとうございます。