どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『どるちの妄想美術館 NO.5(クロード・モネ編 2/3)』なのだ

2020年05月15日 | どるちの妄想美術館

前回の続きで 『どるちの妄想美術館 NO.5 クロード・モネ <中編>』なのだ

今回わ モネの連作の中で 1番数が多い<睡蓮>で 見たことのあるものわ コレクションに入れて いろいろ見比べるのだ

1番上の2点を除いて 最近見たものから載せているのだ


まずわ 1番多く見ている 国立西洋美術館<睡蓮>なのだ


↓ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


何度も見ている作品だから ぼくらの中での睡蓮って 1番にこれが思い浮かぶのだ!!

うろ覚えで 間違っているかもしれないけど 国立西洋美術館のモネの作品(松方コレクション)って 松方幸次郎が モネから直接購入した作品なので 作品の質が高いのだ

この睡蓮わ 晩年で モネが目が悪くなった時のものだから 抽象的であり 装飾的でもあるのだ

松方コレクション展を見た時の解説の一部に書いてあったけど『オランジュリー美術館に設置された長大な「睡蓮」の大装飾画が完成するまで外に出さなかったと言われる関連作品の一つとして希少な例である。』とのことなので もしかしたら モネの実験的作品だったのかも?って思うのだ


去年(2019年)の展覧会で 初公開された<睡蓮、柳の反映>なのだ


ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


オランジュリー美術館の<木々の反映>に関連づけられる作品で 第二次世界大戦の時に ナチスの手を逃れるため疎開していた先の影響で 画面上の4割が失ってしまっていて その後 ルーヴル美術館の倉庫で60年眠っていて 2016年にルーヴル美術館で発見され 松方幸次郎の遺族から国立西洋美術館に寄贈されたのだ

紫 青 緑のハーモニーが美しいのだ でも これわ 妄想美術館なので 完全な状態での展示で見れるようにするのだ・・・

この画像わ デジタル推定復元の<睡蓮、柳の反映>なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ



アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)所蔵で 2点の睡蓮なのだ

<睡蓮>なのだ


淡い色合いの作品で なんとなくだけど 朝の時間帯なのかなぁ~ なんて思ったのだ


もう1点わ <睡蓮の池>なのだ


優しい陽の光が 睡蓮の池に映っていて こっちわ 夕暮れ時のものかなぁ~ って思ったのだ


去年(2019年)見ていて 山形県美術館寄託(吉野石膏コレクション)の<睡蓮>なのだ


いい表現の仕方であ ないんだけど ぼくら的にわ キレイな睡蓮って思ったのだ


2018年の展覧会で見た 3点なのだ

鹿児島市立美術館所蔵の<睡蓮>なのだ


画面が緑色に覆われた睡蓮の池で そこに咲く2輪の花がいいのだ


ナーマッド・コレクションの<睡蓮、水草の反映>なのだ


この作品わ 睡蓮の葉が 明るいのが印象的なんだけど ぼくらわ 画面上部にある 池に映る水草の影をえがきたかったのでわ ないかなぁ~ って思ったのだ


群馬県立近代美術館所蔵の<睡蓮>なのだ


西洋美術館の睡蓮のように 抽象的になって筆致も荒く 睡蓮の葉わ ぐるりと円を描いているみたいなっていて 濃い緑の睡蓮といった印象で 花や葉に使われている紫がいいのだ

あと この展覧会を見た時の壁に書いてあった解説が印象に残ったのだ
モネは印象派ではなく、あらゆる現代美術の生みの親ではないか? アンドレ・マッソン 1975年のインタビュー』と書いてあって 妙に納得したのを覚えているのだ


2018年に見た プーシキン美術館所蔵の<白い睡蓮>なのだ


太鼓橋がかかっている睡蓮の作品で 最初期だからか 丁寧に描かれている印象があるのだ

白を含んだ緑?(黄緑?)の色の調和がとれていて 池というより睡蓮の花畑のように感じたのだ


こちらも2018年に見ていて ビュールレ・コレクションの<睡蓮の池、緑の反映>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


池に映える 緑が美しい睡蓮の池で 補色の赤系の睡蓮の花も鮮やかに映えるのだ

あと 写真撮影OKだったのも嬉しかったのだ


2016年に見ていて 大原美術館所蔵の<睡蓮>なのだ


水面に木々や空の映り込みは少なかったけど 滑らかな作品なのだ でも 間近で見ると 水面の筆の跡がザラザラとして感じになっているのだ


2015年に見ていて マルモッタン・モネ美術館所蔵の 4点の睡蓮なのだ

<睡蓮とアガパンサス>なのだ


これも睡蓮の連作に入るのか わからないけど キレイだから入れちゃったのだ・・・

右下の塗り残しから アガパンサスの茎から紫の花へ そして 中央左下の睡蓮の黄色い花へと視線を誘導するかのようにかのように描かれていると感じたのだ

やっぱりモネわ 遠くから見ると すごくいいのだ


<睡蓮>なのだ


横の長さが3メートルもある大作なのだ

キャンバスの白の素地が残っていて 未完で 抽象的で落書きののようにも見えるけど その白い部分を水面として見たら きちんと作品として成立していて面白いのだ


<睡蓮>なのだ


アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)と 川村記念美術館と同じような構図の睡蓮で 水面が赤?オレンジ?の日の光が映り 夕方くらいの時間帯だと思うけど キレイだったのを覚えているのだ


<睡蓮>なのだ


紫陽花のような淡い藤色?の水面の池が美しい作品でで この作品などわ オランジュリー美術館の大装飾画の準備として描かれたものだそうなのだ


2015年に見ていて 東京富士美術館所蔵の<睡蓮>なのだ


爽やかな朝の情景のような気がしたし あと なんとなくだけど パステルっぽく思えたのだ・・・


2014年に見ていて 個人蔵の<睡蓮のある池>なのだ


見に行った時の解説の一部にわ こう書かれていたのだ
『もともと横長の構図だった本作は、中央で二分割されており、この作品は左側にあたる。』

解説をふまえて見ると うまくトリミングをしていて全く違和感がないし 水面に映る青々とした柳の色が美しいのだ

二分割された右側の作品だけでも見てみたいし 2つ合わせた状態でも見たいのだ


2014年に見ていて チューリヒ美術館所蔵の<睡蓮の池、夕暮れ>なのだ


たぶんだけど 6メートルもの大きな睡蓮の作品って 初めて見たと思うのだ

当時見た解説にわ こう書かれていたのだ
『黄金色に輝く睡蓮の水面の様子を描きとった。モネ最晩年の代表作。画家の視点は水面に集中しており、そこに映し出される水面の睡蓮と樹木や空、水面下の空間もが複雑に重なり合って、夢幻的な空間が広がっている。観る者を包み込むかのようなこうした大画面は、抽象表現主義をはじめとする後世の芸術にも影響を与えた。』

太い筆で 色ごとに早く描いたような筆致で 複雑に色が絡んでいて 装飾的な壁画のように思えたし 左の方が明るくて 右の方が暗くなっているような気がしたから 間違っているかもしれないけど モネわ 時間も一緒に描いたのかなぁ って思ったのだ・・・

あと ぼくらの見た睡蓮の中で これが1番かも?って思えるくらい 好きなのだ


2014年に見ていて ボストン美術館所蔵の2点の睡蓮なのだ

<睡蓮の池>なのだ


プーシキン美術館のと 同じような構図で 日本風の太鼓橋がある睡蓮なのだ

ボストンの方わ 緑が濃い感じで 春から夏のかけての時期に描かれたのかなぁ~ って思ったのだ


<睡蓮>なのだ


水面に映る 淡い薄紫のような色がいいのだ これわ なんとなくだけど 春から夏に変わる時期の夕暮れ時だったりするのかなぁ~ って思ったのだ


2014年に見ていて ポーラ美術館所蔵の<睡蓮>なのだ


この時 国立西洋美術館の<睡蓮>と一緒に見たので こちらわ 精緻な睡蓮といった印象を持ったのだ

あと 画像わ ないけど ポーラ美術館にわ 太鼓橋が描かれている<睡蓮の池>もあって 記憶があやふやだけど たぶん見たことがあると思うし それもコレクションに入れるのだ


2013年の展覧会で見ている2点の睡蓮なのだ

<睡蓮>なのだ(※所蔵先わ わからないのだ)


形は整っているが、ややぼやけた印象のある睡蓮だったのを覚えているのだ


アサヒビール大山崎山荘美術館蔵の<睡蓮>なのだ


遠景から見た睡蓮の池で 池に映り込む木々の緑と 青紫のような池の色が美しかったのだ

確か アサヒビール大山崎山荘美術館でわ 他にも睡蓮の作品を あと4点?持っていて それもコレクションに入れて 見比べるのだ


2012年に見ていて DIC川村記念美術館所蔵の<睡蓮>なのだ


水面に映る空の色がいいのだ


2010年に見ている オルセー美術館所蔵の<睡蓮の池、緑のハーモニー>なのだ


もう10年前なので 感想わ 忘れちゃってるけど 背景で 光が当たっていて 奥に描かれている木々の黄緑色がいいのだ


他にも 画像わ 持ってないけど MOA美術館の<睡蓮>も見たことがあって それもコレクションに入れるのだ

モネの睡蓮の連作わ 日本国内で約20点くらいあって 世界中にわ およそ200点もあるみたいで 有名なオランジュリー美術館の大きな睡蓮の作品群わ 展示室ごと コレクションに入れたいし 他にも ぼくらの知らない睡蓮も全部コレクションにしたのだ!!


それ以外にも モネわ <ポプラ並木>・<ルーアン大聖堂>や 霧に包まれた<ロンドンの国会議事堂>・<ウォータールー橋>・<チャリング・クロス橋>などの連作も描いていて それらもコレクションに入れて 見比べをしたのだ

参考として 一連の作品を 1点ずつ載せるのだ

国立西洋美術館所蔵の<陽を浴びるポプラ並木>なのだ



ボストン美術館所蔵の<ルーアン大聖堂、正面>なのだ



チューリヒ美術館所蔵の<国会議事堂、日没>なのだ



国立西洋美術館所蔵の<ウォータールー橋、ロンドン>なのだ



山形県美術館所蔵の<テムズ河のチャリング・クロス橋>なのだ



それでわ 後編へ続くのだ・・・

↓3/3(後編)も書いたのだ
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/55d14c3955515fde7b9d41821feeea4c