どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『生誕100年 東山魁夷展@東京国立近代美術館』

2008年04月09日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

東京国立近代美術館で開催している<生誕100年 東山魁夷展>を見に行きました。

東京国立近代美術館 <生誕100年 東山魁夷展> 5月18日まで

http://www.momat.go.jp/Honkan/Higashiyama2008/index.html


私は、開館10分前の9:50には、着いたのに30~40人以上並んでる・・・。東山魁夷人気恐るべしです。なので、行かれる方は、事前にチケットを購入した方がいいですよ。(チケット発売が10時からなので。)

でも、まぁ。そんなに並ぶのも分かる気がする。そのくらい展示している作品の質は高かった思います。

今回は、作品の名前のプレートに地名が書いてあって、絵のモデルの場所が分かるのは、初めてだったので少し驚きました。


気に入った作品を紹介します。

12.道 (青森県八戸市種差海岸)

市川市東山魁夷記念館で、(試作?習作?)を観たことありますけど、その4倍くらい大きかったです。(私は、てっきり同じ大きさだと思っていたので、ビックリです。)


25.青響 (福島県福島市土湯峠)

木がカクカクしていて、キュビズムみたい?


43.冬華と、56.花明り (京都市東山区円山公園)

2つとも同じような構図なので、対の作品のように思えます。


48.白馬の森 (富士山5号目のブナ原生林)

幻想的で、作品に取り込まれてしまうような感覚に襲われます。


50.緑響く (長野県茅野市蓼科高原)

白馬が急に現れた感じがしました。(東山さんの絵に迷い込んだ?入り込んだ?感じです。)←表現が下手ですみません。

↑白馬のいる風景。(48と50)

この作品群(今回は、5点あり)に会いに行ったので、大満足です。白馬のシリーズは、東山魁夷自身が、私たちに解釈を委ねているようです。大人数で行ったら、みんなの意見を聞けるので楽しそう。


75.晩鐘 (ドイツ、フライブルク)※東京展のみ

雲の切れ間から放射状に光が射すのが、綺麗です。


83.濤声(部分)

タイトル通り波の声が聞こえきそうです。


93.宵桜 (奈良県吉野)※東京展のみ

今にじきにぴったりの絵です。


東京国立近代美術館の企画展会場は、ちょっと狭いですし、今回は、両側に作品を展示しているところの多いので、混むと観づらくなります。あと、係員に聞きましたが、やっぱり夜の方が、空いているようです。


工芸館に向かう途中、桜がきれいだったので、ちょっと撮りました。









この後は、工芸館に移動して<所蔵作品展 近代工芸の名品 花と人形>を見ましたが、そのことは、今度書きます。



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