2018年に見に行った66の展覧会の中から 私(えこう)が選んだ『2018年 展覧会ベスト10』を発表します。
第1位『チームラボボーダレス(MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless)』※作品数が多いので、3つに分けてブログを書きました。(その2・その3)
どるちと同じで ダントツの1位です。
常設展示で、ボーダレスな空間で、いろんなアート作品が見れますし、作品も多くて、見ていて、触れたりして楽しい!!
季節もしくは月によって、見える作品(植物などの花)は違っているし、料金は高いかもしれないけど、何度も行きたいアート空間でした。
<ランプの森>は、キレイで写真映えをして大人気ですし、少ししたらランプの色も変わるので、朝1すぐに行って、空いている内に何度も並び直して見るのがいいような気がします。
あと、12月に『幻花亭』でアイスのセットも出すようになって、それに伴う作品も見れたので、再度行きました・・・。
↓12月に見た感想。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/99c100b28aff1e63ed72bc14bccfc64b
第2位 『生誕110年 東山魁夷展@国立新美術館』
東山魁夷の10年振りくらいの大きな展覧会で、初めて見る唐招提寺御影堂障壁画5の点68面は圧巻でしたし、以前も見た、<白馬の森>などの白馬のシリーズや、構図が似ていて対の作品のような<冬華>・<花明り>など久しぶりに見ることが出来て良かった。
第3位 『フェルメール展@上野の森美術館』
フェルメールの作品が8点も同時に見れるなんて、めったにないことでしょうし、11年振りに<ミルクメイド(牛乳を注ぐ女)>を見れたのは、嬉しかったですし、黄色のコートを着ている可愛らしい女性の<手紙を書く女>と<真珠の首飾りの少女>も、また見れて良かった。
来年1月9日から<取り持ち女>が展示されるので、もう1度見に行きます!!
第4位 『生誕150年 横山大観展@東京国立近代美術館』
40メートルの大作で、水の一生を描いた<生々流転>は圧巻でしたし、デフォルメされているからか、ちょっとヘタウマな感じもある<群青富士>も良かったし、後期展示だった<紅葉>・<夜桜>の屏風や、日本の三美神のような<流燈>も印象に残っています。
↓後期展示の感想。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/3d29a830e5162148c1da05713eb11eeb
第5位 『仁和寺と御室派のみほとけ-天平の真言密教の名宝-』
一般には非公開の<仁和寺の観音堂の再現>は素晴らしかったし、お写真がOKっていうのも嬉しかったです。
榧(かや)材による一木造りで国宝の<十一面観音菩薩>は後ろ姿が美しく、後期展示の1000本以上の手がある葛井寺の秘仏で、国宝の<千手観音菩薩坐像>を見ることが出来て良かったです。
↓後期展示の感想。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/19f5075a08beb0289892521f0b5aae5b
第6位 『東西美人画の名作 《序の舞》への系譜@東京藝術大学大学美術館』
<序の舞>は、たぶん8年振りくらいで、軸装から額装に変わって始めて見たし、松園さんだけでなく、甲斐荘楠音の2点や、島成園の<香のゆくえ(武士の妻)>、三浦孝の<栄誉ナラズヤ>などの美人画を見ることが出来て良かったです。
第7位 『狩野芳崖と四天王 近代絵画、もうひとつの血脈@泉屋博古館分館』
狩野芳崖の作品は、もちろん素晴らしかったのですが、芳崖四天王の岡倉秋水の<悲母観音図>や、炎を操つっているような<不動明王>、岡不崩の博物的な<群蝶図>、高屋肖哲の<千児観音図>、<観音菩薩図 下絵>などが印象に残っています。
あと、私は持っているので借りなかったのですが、単眼鏡がレンタル出来るのは嬉しい試みだったと思います。
↓後期展示の感想。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/8a68100c4a3d37e3dbee786dfcb8f518
第8位 『国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティックロシア@Bunkamura』
イワン・クラムスコイの<忘れえぬ人>には、またお会いできましたし、<月明かりの夜>の女性は美しく、<雪娘>は、雪の女王の子供ような気がしましたし、今回展示している風景画には、詩的な情緒がある感じがしました。
まだ、開催中なので、ご覧になって見てはいかがでしょうか?
第9位 『ムンク展ー共通する魂の叫び@東京都美術館』
ムンクの展覧会は11年振り。その時に展示しなかった<叫び>が展示しています。
ムンクの<叫び>は、4点あって今回展示されたものは日本初公開で、1910年?に油彩とテンペラで描かれたもの。色彩は美しいのですが、ウネウネが少し怖さを感じます。
他にも、<太陽>・<星月夜>・<生命のダンス>などが印象に残っています。
こちらもまだ開催中なので、ご覧になって見てはいかがでしょうか?
第10位 『チームラボプラネッツTOKYO (teamLab Planets TOKYO) DMMcom』
2020年秋までの期間限定で、2016年のフジテレビで展示したものに3点新たに加えてパワーアップしている。
水の中に鯉が投影される<人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People - Infinity>は楽しくて、何度も鯉を花に変えて、白いシャツに写して遊んでいました・・・。
最後に展示していた花のプラネタリウムみたいな<Floating in the Falling Universe of Flowers>は、美しい素敵空間でした。
こちらも、開催中なので、ご覧になって見てはいかがでしょうか?
次点は、こちらの4つの展覧会です。
『ヌード NUDE 英国テート・コレクションより@横浜美術館』
『京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-@サントリ―美術館』
『京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ@東京国立博物館』・『後期展示』
『ルーベンス展 バロックの誕生@国立西洋美術館』
↓昨日書いた、<どるちの2018年の展覧会ベスト10>も載せておきます。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/8d80acf5fb8c39a8a6b24cf951488cba
<岡本神草の時代展>は正直入れたいと思ったのですが、今年も1位以外は、あえて外して選んでみました・・・。
10年くらい前に見た、個人の展覧会や、好きな作品の再会をした展覧会がランクインしていますね。
今年もいろいろなアート作品と出会うことが出来て良かったです。
↓過去の<えこうの年間ベスト10>です。
2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年
今年最後のご挨拶を・・・。
ブログを読みに来ていただいた皆様、ありがとうございます。
2019年もよろしくお願いいたします。
2019年のオススメ(私が見たい)展覧会のご紹介は、年が明けたら書こうと思っています。
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