午前中はお日様が出て、絶好のお散歩日和だったので、私もちょっと休憩がてら、フクを連れて公園へ行った。
平日の午前中なので、人っ子一人いない。
勿論大きなグラウンドも「フクちゃん独り占め」である(^^ゞ
グラウンドの入口で、人が居ないかどうか、確認したが、遠くに一人おじいさんが「シャドウボクシング」をされていただけ。
フクのリードを外すと、喜んでグラウンドへ飛び出した。いつもなら「野球の投手が投げる所(マウンド?)」を走り抜けるんだけど、遠くに鳩の団体さんが居たので、そっちに向けてまっしぐら。
私も後を追いかける。鳩さんも、ものの見事に飛び立ち、フクは相変わらずのドジっ子ぶりを発揮してくれたのである。
その後は、グラウンドの隅っこに僅かに生えた草むらをクンクンと学習中。
私はフクと並んで、フェンス沿いを歩く。
午前中は、よたよたと走る爺さんが多い。彼らは、グラウンドの外を周回している。
暫くすると、推定年齢80代から90代のオジイが、外周を走る(っちゅうか、よろめく様に歩く?)のを止めて、グラウンドの中へ入ってきた。
フクは人を見ても、吠えたり噛みついたり決してしないワンコである。私はノーリードとは言え、フクの側に居るし、グラウンドのフェンス沿いに居る。
オジイは、よろよろと走り(歩き?)ながら、土煙を立てながら、近づいて来る。
そいつが、ぐんぐんこちらへ向かって来る。この広いグラウンドの、それもフェンスの隅っこに居る私達の方へ、わざわざ近寄って来なくても、他で走れ!他で!と心の中で思っていた。
そして、声がやっと届く位の近い所まで来て、気づいたのだが、ジジイは「ノーマスク」であった。
私は勿論マスクしている。フクはしていないけど。
俯いて知らん顔をして、やり過ごすつもりだったのに、オジイが、どんどん近づいて来て、
「クソをたれる犬を連れて公園に来るな!」と独り言を言って、すれ違った。
「をい、こら!待て!クソジジイ。他の犬は知らんが、フクは排泄はシートで家でしかしないんじゃ!万が一したらイカンと思って、ビニールもテイッシュも持っとるで!」
一瞬の事だったので、こんな流暢に言い返す訳もなく、よろりよろりと遠ざかって行くジジイの背中を睨み続けるのが精一杯だった。
公園をトイレ替りにしているワンコさんは多いだろう。それは本当に愛犬家以外には迷惑な存在だろう。
「犬=公園をトイレにしている」のは、その通りかもしらん。でも、フクは、しない。
4年間でハプニング的に一度ウンチをした事があるけれど、それ以外はした事がない。
なので、フクの散歩は、ほんまの歩くだけなんである。
お日様サンサンだったけど、気分が一瞬で沈んで、まだまだクンクンし足りな~いと、踏ん張るフクにリードを付けて、とぼとぼと帰宅したのである。
フクが排泄をしている現行犯だったら、誤るけど、フクは外では排泄しないんだもの。言われっぱなしで帰宅して、そこから気分が悪くて悪くて、昼ごはんが「砂を噛むようだった」は、ちとオオゲサか。
さあ~気分を変えて、決算の続きをやろうっとファイトォ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*!!!☆