だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

ペットの大量遺棄が始まる

2021年02月22日 | わんこ

お散歩途中のママさんから聞いた話。

 

テレビの受け売りなんだけどと言って話してくれたのは;

コロナのせいで在宅ワークが増えた。案外それで暇になった人も居た。

退屈なので、「ペットでも飼おう」と、「只今空前のペットブーム」なんだそうだ。

 

しかし、ワンコやニャンコが可愛く見えるのは、ペットショップのショウケースの中に居る時か

抱っこしてしまった時がピークだそうで。

 

そのふにゃふにゃして、可愛い顔を見て、思わず大枚をはたいて購入してからは、案外思う通りにならない。

生き物だもの、チッコもするし、フードも食べる。散歩も行かなあかんし、案外手がかかる・・・・ので、公園に捨てる。

 

という事例が各地で見られるとアナウンサーが言うてたと。

ママさん、綺麗な眉毛をひそめて「こんな事やから、コロナが治まったら、もっと大量の捨て犬捨て猫が増えるらしいねん」だって。。。

 

数日前に、公園に「フレンチブル」が捨ててあったんだとか。生憎私は遭遇しなかったんだけど。

そうそう、ここに来るトイプーの中でもダントツ小さいティーカッププードルちゃんは、フクの半分位しかないヤンチャ姫だけど、前の飼い主は、引っ越しするんで、次のマンションはペットあかんから、誰かもろて~と言われて、今の飼い主さんが貰い受けたのだった。

飼えなくなる事情は色々ある。けど、飼ったなら、最期まで「覚悟」をして飼って欲しい。

 

それか「新しい飼い主」を探して欲しい。粗大ごみじゃないので「不法投棄」はアカンて。

 

 

前にもアップしたダックスちゃん。今から4年前、我々数人の飼い主が公園で、談笑していた所に現れた。

その時のダックスちゃんは、毛が所々剥げて、おっぱいがだらんだらんで、歩くのがやっとという悲惨な状態だった。

ここから数駅離れた長居公園で大学生が「拾った」んだそうだ。

彼はきっと優しい心の持ち主だったんだろうな。自転車で帰宅途中、前かごに入れたこの子を見て思った。

 

「あかん、オレんとこのアパートはペット禁止やったし、オレ自分のバイトで精一杯やのに、犬飼う余裕なんてあれへんのに」と。

彼は、途方に暮れて、「そう言えば、あの公園に犬好きのばーさんが集まっとったな」と思ってダックスちゃんを連れて来たのだった。

 

ダックスちゃんは、我々の仲間の一番の美人さんが、気軽に「え~!?可哀そうに。ええよ~あたしが飼うから」と抱っこ。

 

「あかんて~、よれよれやんか。きっとブリーダーで産まされまくりで、弱ったから捨てたんやわ、皮膚病あるみたいやし、高齢やし、止めとき~」という我々の忠告も無視して、美人ママさんは、ダックスちゃんを「二匹目の保護犬」として家に連れ帰った。

あれから4年、ダックスちゃんは、綺麗にお手入れされて、予防接種もして貰い、カットもまめにやって貰って、こんなチャーミングなダックスに変身したのだ。

 

「もう何歳になるのかしら?」と問うと、美人ママさんは、

「えーっと4年前に保護したから4歳!」と言う。ソナコッタナイワナ。保護した時半死半生だったもの。

分かってる、分かっているけど、そう思いたい。

 

これから「保護犬」が増えるかもしれないけれど、どうぞ、「予想が当たりませんように」と祈るしかない。