リビングは、工務店が、気をきかして、犬の爪で、傷がつかないようにと、喫茶店の床仕様(つまりが、ハイヒールで踏んでも傷がつかないように)と言う頑丈な木製にしてくれた。
だがしかし、飼い主としては、それは、丸で「誰も滑った事のないスケートリンク」のように、ツルツルぺかぺかなんである。
傷いかないだろうが、ダックスの腰には、非常に悪い仕様であった。
そこで、ラグをしいたり、マットを敷いて苦労してきた。
通販で、30センチ角の滑り止めマットを買って敷いた。
最初こそ、きれいな市松模様だったが、失敗した所を剥がして、敷き直すと、次第に「市松模様なんて無理」なのが分かって来た。
犬だって、模様を気づかいながら、粗相する訳ないもの。
次第に市松模様は崩れ、百均のマットも混ぜながら、ハチャメチャなリビングになり、はや15年。
年末に、思い切って、総取替する事にして、マットを100枚オーダー。
年末年始は過ぎたが、今日フクはシャンプー、兄貴は仕事、私は整体と、娘一人になった時、えいやっと、半日かけてやり替えたのだった。
帰宅したら、汗びっしょりの娘、雪がちらついているのに、達成感で、寒さも気にならないんだって!
男に産まれたら、ええ大工になったやろうな。