先週転んで以来、すっかり「お散歩サボリ」になった私。
でも、フクは時間になると、背後から私を見ているのか、背中にびしばしと視線を感じる。
一昨日は、息子に頼んで散歩に出かけてもらったが、まあ、めっちゃ寒いとかで、すぐに戻ってきた。
つまり、この一週間、マトモにお散歩していないフクのストレスは爆発寸前である。
さて、私のくるぶしは、「夏ミカン大からキンカン大」に小さくなり、もうシップは止めて、サポーターのみでそろそろ歩ける。
やった直後は、足裏に数十個の押しピンを刺して歩いているような痛みがあったが、今はそれも無くなり、久しぶりにお散歩へ。
途中で、いつも会うおじいさんにであった。
「やあやあ、最近見いひんかったな、風邪でもひいてたんかいな」と聞くので、実は、こうこうで、転びました。と言ったら、
「そら、大変やったな。年取ったら、転んだ事が命取りになるさかいな、気ぃつけなあかんで」
「はい、気を付けます。ありがとうございます」
「そういや、わしの近所のばあさんもな、年末に派手にこけよったんやで」
「あら~、お怪我はなかったんですか?!」
「それがな、『こける』と思った途端、普通『手』がでるやろ?せやけど、そのばあさんはな『あかん!今ここで手を痛めたら、大晦日の掃除やらお節作りがでけんようになる!』と思てな、顔で受けとめたらしいで」
「ひえ~~、そ、そんなあ・・・・顔って、怪我したら、目やら入歯やら全部痛めて、めっちゃ物入りじゃないですか~?」
「わしも、そう思うねんけどなあ、なんや、大晦日の方が大事やったんやろなあ。派手に絆創膏貼ってたわ」だそうで。
私は、一瞬空が見えて、歩道のアスファルトが見えた時「しまった!こけた」と思って、ついつい、右ひじで体を支えたんだけど。
もし年末だったとしても、やはり肘を出しただろう。
だって、顔で受け止めたら、後々の医療費が大変ではなかろうか。
年を取ったら、歩く時は「下を向いて歩こう」だね😞