ブルーライトカットが入っていても、パソコンを凝視していると、次第に焦点が合わなくなる。
丁度15:30なので、お散歩の用意をして、外へ出た。
室内は22度に設定しているので、薄いTシャツ1枚で過ごせるが、外はそういう訳にはいかない。
「これが、ホンモノの冬だす!」てな寒さに思わずぶるぶるっと震えてしまった。
ニット帽、マフラー、マスクに眼鏡、ダウン、ブーツと完全武装なのに寒い。
フクもニットウエアにハーネスで、「おっさんぽ~おっさんぽ~」と大はしゃぎ。あんた、さむないのん?
公園のクローバが生えていた所をクンクンして、なかなか動かない。そして、私がよそ見をしている一瞬をついて、何かを食べた!
「こらっ!出しなさい」と言ったけど、そんなもん聞くものですか。がりがりと食べてしまった。きっと「置きっぱなしの猫餌」だろう。くっそ・・・
置いていったおばはんも憎いが、それ以上に意地汚いフクが~~、あんだけフードやら、お八つやっているのに、そんな「捨てたような猫餌」が美味いのか!?このばかたれが!!
と、何だか気分が高揚しちゃって、げんこつで頭をゴン!
フクは豹変したお母ちゃんに怯え、ふるふると、大きなお目目をより大きくして、今にも涙が出そう。
もう知らんけんねと、ぷりぷりしながら、フクを引っ張るように公園をずんずん進んでいった。
日頃は、走って駆け寄って来る癖に、今日は、怒られたのがショックだったのか、後ろからとぼとぼ連いてくる。。。
くっそ・・・猫餌を何とかせなあかん、ついでに、フクをもっと厳しく、拾い食いをしないように、スパルタで躾直しでい!とか何とか、頭を巡らし乍ら歩いていたら、突然、右足の力が無くなって?もんどりうってこけた。
右足首を思いっきり捩って、暫く起き上がれなかった。
遊歩道の真ん中に座り込んで、「うーむ・・・・右足首折れたかも・・・」と思っていたら、フクが、飛びついて来て、マスク超しに口の周りから眼鏡超しに目玉を舐める舐める。
「お母ちゃん、大丈夫?」とでも言っているように・・・
「おおよちよち、大丈夫だよ。今起きるからね」と言っても、気分がハイになっているのか、尻尾をぶんぶん振って抱き着いたまま動かない。
内心「ボクチンを殴るからだよ。ざまあ」と思ってるだろうか。いやいや、犬は本能のまま生きる動物であるから、きっと私を心配しているのだと、無理やり信じる事にする。
しっかし、足首の外果の所が痛くて、起きあがれない。ヤッチマッタかな。
それにしても、「コケル時」ってあっと言う間だね。幸い衣服を沢山着ていたからか、流血するような傷は無く、多分「右足首の外果の捻挫」だろうて。
今日は寒いので、誰も通らない。ここで、こけたって、誰も助けてくれない。家はすぐそこなのに、帰れない。
歩道にへたり込んだまま、暫し悩んだ。こんな時賢い犬だったら、脱兎の如く家に帰り、電子錠をポチり、家に入って、誰かに「わんわん」と吠えて、お母ちゃんの危機を伝えるんだろうな。
え?テレビの見過ぎだって!?
ワタシモソフオモフ。
22:40現在、外果は「小粒のミカンをくっつけたみたいに腫れとる」明日は土曜日、整形外科に行くべきか、でも仕事せなあかんのに、病院で手間取っている場合ちゃうのに(/_;)