足首に冷え冷えシップを貼って、それをセロテープでぐるぐる巻き固定する。我が家の薬箱の中は、
「オロナイン、ビオフェルミン、カットバン、シップ」しか無いんだもの。
それだけじゃ「剥がれてしまいそうな不安」がよぎり、その上から「スーパーの袋を被せ、持ち手を足首回りに回して、固結びして、がっちり固定する。
冷やっこいとちょっと気持ちが良い。
なので、寒いけど、お風呂に入ろうと、夜、そろそろと風呂場へ行く。で、袋をばりばりと破って、シップを剥がすと、まあ見事な夏ミカンになっちょる。
悩みに悩んだ上で、いつも息子がお世話になっている整体の先生へ電話。日曜日なのに、お客さん多いだろうに、快くOKして下さり、それっと飛んで行く。
赫々然々で、こけまして、足首をグネったようで腫れていますと報告。
先生は、プロスポーツ選手の怪我を整復される位だから、落ち着いたもので、あちこち、そっとそっと押さえて、
「ここは???痛いですね」「ここはマシかな」とピンポイントで押さえて行かれるのである。
「スポーツ選手と捻挫」なんて日常茶飯事だろうからな~、すぐ分かるんだろな。
転んだ時、思わず右ひじで遊歩道を受け止めたせいか、右ひじから付け根迄、ついでに、今頃になって、右半身が筋肉痛である。
先生、背中をそろそろと触って、「右側が大分緊張していますね」だって。
最初こそ、うんうん、とかいいえとか答えていたのだけれど、途中から物を言うのもしんどい位眠くなってきた。
うとうとしていたら「はい!終わりましたよ。ベッドに座ってみて下さい」とおっしゃる。
起き上がって、足をぶらんぶらんさせてみたら、をを、夏ミカンが和歌山ミカンくらいになっちょる、すげ!!
お礼を言って帰宅。すごいねえ、あっと言う間に良くなったのよなんて話していると、まだ3時やのに、モーレツな睡魔が・・・・
この先生の施術は痛くも何ともないのに、術後めちゃくちゃ眠くなるのが、ネックだと息子が言うてたっけ。
今の私は「一日が48時間あったらいいな」と思うもの。本来は整体なんか行ってる場合じゃないのに。
今日なんて、多分「細切れに10時間は寝るだろう」
明日内出血していたら、整形外科に行って下さいと言われたけど、うーんと・・・・何だか「薄皮を剥がすように」少しづつ回復している(ような気がするので)整形は行かんとこ。
だって、整形ってさ、おじいとおばあが佃煮にする程居るんだもの。一日仕事だもの。行きたくないわ。あ、私もおばあだけどサ。