今日は『オカルト記念日』です。
1974(昭和49)年7月13日、日本のオカルトブームの火付け役となった『エクソシスト』が公開されたことにちなんで制定されました。
『エクソシスト』は、少女に憑依した悪魔と神父の死闘を描いたホラー映画なんだそうです。タイトルは聞いたことあったんですが、私はホラーが大っ嫌いでして。ブリッジで階段を駆け下りてくるとか、女の子の首が360度回転するとか、そういうシーンが有名だってことしか知りませんでした。
以降、日本では超能力や魔術のような科学的には証明できないようなことをテーマにした映画が人気になったようです。
現在の日本でオカルトというと、なんでもありのごった煮状態で、人によって定義が異なるそうです。だって魔術も錬金術も陰陽術もUFOもムー大陸も幽霊も全部含めることができるらしいので。ですがそもそも、オカルト(occult)の意味を辞書でひくと、「神秘的なこと・超自然的なこと」ってあるんですよね。どこにもホラー(恐怖)がないんですよ。語源も、ラテン語で「隠されたもの」を意味する「occulta」から来ているそうです。なのにオカルトというとホラーなイメージがつきまとう不思議よ...。
私は自分でファンタジー小説(たとえばこういうの)を書いていることもあって、魔法とか妖精とかその辺の本を眺めることが結構好きなのですが、いかんせんグロ系もホラー系も大大大っ嫌いなので言いたいのは、
ホラー映画の『エクソシスト』がヒットしたのに、なんでホラー記念日にならなかったんだ?
ということです。
ついでにふと思ったのが、オカルト好きと厨二病の境目ってどこだろう? ってことです。