いつも心は春気分

2017年9月17日の台風18号被害で生活が一変しましたが、新しい地で心機一転。
穏やかで元気な日々を綴ります。

短冊に「ねむたい」と書いた父

2018-07-08 22:37:52 | 日記
 
 両親が入所している施設から1か月に1度、請求書やお知らせが届きます。
 その中には、写真や状況を書いた新聞みたいなものも入っています。

 七夕飾りを作ったそうです。
 そして、短冊にはお願いごとを書いたとありますが、

 母は

 いつまでも仲良く過ごせますように

 何か母らしい。
 認知症ですが、今、とっても気持ちは穏やかなんです。

 そして、父は

 ねむたい

 何じゃ?そりや!

 こういうみんなでするイベントごとが好きじゃないんですよね。
 だから書きたいお願いごとがなかったんでしょう。

 書くとき、眠たかったってことでしょうか…

 いや、父らしいというか、笑いました!

大雨が降ると眠れません

2018-07-08 22:00:21 | 日記

 今回の大雨被害に胸が痛みます。
 
 今、住んでいるアパートは密室度が高くて、外の音も中の音も
 気になるほどは響きません。
 それでも夜中に大雨が降ると、目が覚めて、その音が気になって眠れなくなります。

 時々起き上がっては、カーテンをめくって外の様子も見ます。
 ぞれほど気になって仕方ないんです。

 ここは、あまり冠水したりの心配はなさそうです。
 そう思っているだけかもしれませんが…
 
 ここよりも住んでいない家の方が気になります。
 住んではいないのにね。

 でも父にとっては大事な大事な家なんです。
 あの家に帰りたくて帰りたくてたまらないみたいです。
 自分が建てて、死に場所と思ってたところですから。

 この前、父が施設を抜け出したとき、靴を履き替えて
 紙袋にはパジャマなどを入れて、ヨタヨタと歩いていたそうです。
 家では、もう歩けん!回覧板も隣には持っていけん!
 と言ってた人が歩いていたそうです。

 それを見かけた人がおかしいと思い、交番まで連れて行ってくれたそうです。
 いやあ、感謝です。そんな人がいたから、怪我をしたり迷子になったりせずにすんだのです。

 で、娘のところに帰ると言っていたそうです。
 私たちがあの家に住んでいると思っているのか、
 それともとにかくあの家に帰りたかったのか…
 帰りたかったんでしょうね。

 だから、大雨が降ったとき、私は家のことが気になるのです。

 住めないんよと、父には一度見せたんだけど、
 もう一度見せるしかないかなとも思ったりします。

 今日、家に行ってみると、草がまた茫々になっていました。
 あれだけ降ると、草はどんどんどんどんにびていくばかり。
 裏庭は山水で水浸しでした。

 また大きな台風が来ています。

 どうぞ、皆さん、十分お気をつけください。